関東地方では、陽気はすっかり秋めいているが、秋といえばあのシーズンの到来だ。
そのシーズンを表すように、食品メーカーからは次々と秋の新作や期間限定商品がリリースされているが、その中でも、日本で3番目に有名なあのバーガーショップが発表したのがコレだ。
黒くて白いつぶつぶのあるバンズは、まるで御影石のよう。それにジューシーな肉質感あるパティーとレタスにトマト、オニオンがつぶされずに挟まれている。そして、野菜とパティーの間に挟まれている黒くて四角い平べったいのは、なんと黒こんにゃくの薄切り! ではなくて、真っ黒なチーズなのだ。
9月19日、バーガーキングから発売されたのは、「KUROバンズ」に「KUROパティー」「KUROチーズ」「KUROシャンピリオンソース」を使用した真っ黒バーガー、「KUROダイヤモンド」と「KUROパール」だ。

バーガーキングでは、2012年にも黒バーガーを発表しているが、その際はチーズは普通のクリームイエローだった。しかし、今回の黒バーガーに使用されているのは、竹墨を練り込んだ「KUROチーズ」だ。気になるその味の第一印象は、ひと口頬張ったその瞬間に感じる、竹墨の香ばしさに違いない。 そして、肉感たっぷりの「KUROパティー」は、たぶん世界中でいちばん有名なあのハンバーガー屋や、日本と韓国で有名なもうひとつのバーガーショップのバーガーとは違って、分厚いハンバーグ感を堪能できる。残念だったのは、同時に開発された「KUROシャンピリオンソース」の味があまり伝わってこなかったことだ。 記者がオーダーしたのは二種類発表されたKUROバーガーのうちの「KUROダイヤモンド」だが、バーガーキングと言えばADDシステムでパティーやトッピング、ソースを有料で追加できるサービスだ。今回の「KUROバーガー」にも適用可能ということでオーダーしてみた。チーズとバンズには竹墨が、パティーには黒こしょう、シャンピリオンソースにはイカスミが使用されている。
黒パティー5枚の間に黒チーズを5枚、その上にフィッシュフライとレタス多め。秋のメガ盛りシーズンにはピッタリでしょ! でも、トロけた黒チーズが悪魔のよだれみたいで、野菜のトッピングがなければ食欲が湧かないところだった。もちろん、竹墨の香りも肉感も5倍5バーイ! 食べるのにひと黒う(苦労)。写真左は、「KUROダイヤモンド」(690円)ベースにパティー(170円)とチーズ(30円)をそれぞれ4枚、フィッシュフライ(120円)1枚とレタス多め(無料)で1,610円也。
そして、3つ目の非常識はバーガー2つに2,300円も払う記者の方だった。 うもうございました。 バーガーキング 『KUROダイヤモンド』単品690円 コカコーラL付き インパクト ☆☆☆ 味 ☆☆ 店 ー