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カメの性感をブルブル刺激し……希少種を絶滅から救うため、大人のおもちゃが活躍中!?

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カメの性感をブルブル刺激し……希少種を絶滅から救うため、大人のおもちゃが活躍中!?の画像1
イメージ画像(Thinkstockより)
 国際自然保護連合によると、淡水に住むカメの約半分の種は、絶滅の危機に瀕しているという。そんなカメたちを、“大人のおもちゃ”が救うかもしれない。  カメに限らず、希少種の保護に当たっては、雄と雌それぞれの生息数を正確に把握することが必要だ。  ところが、淡水に住むカメの多くは生殖器が外から確認しにくいため、鑑別が難しく、研究者泣かせとなっている。雄雌鑑別には生殖器の一部を切開する必要があり、カメにとっても負担がかかる。  そんな中、カメの生態を研究している、豪ジェームズ・クック大学のドナルド・マックナイト教授と共同研究者は、画期的な雌雄鑑別法を実践している。  マックナイト教授が使用するのは、いわゆる“大人のおもちゃ”。中でも、振動で性感を刺激するローターと呼ばれるタイプのものだ。  その使用方法は、人間相手に使うときとほぼ同様だ。マックナイト教授によると、このローターの振動で、まずカメの胸のあたりを小さな円を描くように優しく刺激。その後、ローターを尻尾へと移動させる。こうすることで、そのカメがオスの場合、性的に興奮してペニスが外部に出てくるという。 「4秒くらいでペニスが出てくるときもある」とマックナイト教授。トゲスッポンに限って言えば、この方法による雌雄鑑別の成功率は100%だという。  実は、カメに大人のおもちゃを使用すsるという奇想天外な方法は、マックナイト教授らが初めて実践したわけではない。マックナイト教授によると、大人のおもちゃを使ってカメを射精に導いたという論文を読み、この方法を実践することを思いついたという。  今後、応用研究が進めば、大人のおもちゃで希少動物の性欲を刺激し、繁殖活動を活発化させるという手法が一般化していくかも?

「夜遊び天国」消滅へ!? タイのウエイトレス「不適切な服装でアルコール飲料の宣伝」をし、逮捕 

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「夜遊び天国」消滅へ!? タイのウエイトレス「不適切な服装でアルコール飲料の宣伝」をし、逮捕 の画像1
今回逮捕された3人のうち2人。
 日本人だけではなく、世界各地からの旅行客にも人気の国・タイ。“ほほえみの国”として知られ、何事にもおおらかな気質の人たちが多いことも、その人気の理由であるが、最近のタイは意外に厳格な社会になっているようだ。  先月末、タイの首都バンコクから北に約100km行ったサラブリ県のバーに勤めるウエイトレス3人が警察に逮捕された。その理由は「不適切な服装で、アルコール飲料の宣伝をした」という、なんとも信じられないようなものだった。イギリスのタブロイド紙「デイリー・メール」(8月2日付)が伝えた。  問題の動画を見てみると、白黒のメイド服風のセクシーなコスチュームを着た彼女たちは、店内からネット上でライブ中継を行っていたようだ。胸元からこぼれんばかりの巨乳を露出して、カメラに向かって「サワッディー・カー」(こんにちは)と言いながら、笑顔を振りまいている。  記事によると、「7月23日の夜9時まで、タイのビール『レオ』を“1本買えば1本無料”のサービスをするから来てね~」というものだったという。はたから見たらなんということのない動画だが、それを見た警察が現場に赴き、彼女たち3人を逮捕、警察署へ連行したというのだ。  夜の繁華街に行けば、ビキニ姿や半裸の女性が踊っていて、“お持ち帰り”もできるゴーゴーバーがあるタイ。たかがセクシーなメイド服でバーの宣伝をしたくらいのことで逮捕されるとは、いったい何が悪かったのか?  実はタイでは、アルコールに関する規制が10年ほど前から強まっており、2008年には「アルコール規制法」が施行され、アルコール飲料の広告や宣伝に対して、厳しい規制がかけられているのだ。違反者には禁錮1年以下、または最高50万バーツ(約166万円)の罰金が科されることになっている。さらに同法では、販売促進のための割引も禁止している。今回の3人の女性たちの行為は、その両方に抵触しているというわけだ。   この規制に関して、タイ事情に詳しい現地在住の日本人経営者はこう語る。 「施行された当初はどうなることかと思われていましたが、実際のところは、ほとんど規制は行われず、以前と変わりありませんでした。ところが、14年にタイの軍部がクーデターにより政権を握って以来、さまざまな規制が強化されていきました。翌15年には、日本料理店のメニューにビールが入ったジョッキの写真が入っていたことから、法律違反だとして店が軍事政権側に訴えられ、裁判所から46万バーツ(約153万円)もの罰金支払いを命じられたことも。これにより、飲食店業界に大きな衝撃が走りました」  軍事政権下で広がる、歓楽街での取り締まり強化。これまでアジアの夜遊び天国として名をはせてきたタイも、変わってしまうのだろうか……。

囚人がカミソリで自分のペニスを切りつけ、瀕死の状態に……

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囚人がカミソリで自分のペニスを切りつけ、瀕死の状態に……の画像1
イメージ画像(photo by yaybiscuits123 from flickr.)
 海外で、男が自分のペニスを切りつける事件が相次いでいる。 「Mirror.co.uk」(8月3日付)によると、イギリスの刑務所で、囚人が看守から渡された使い捨てのカミソリで自身のペニスを切りつけ、瀕死の状態に陥っていたことがわかった。  この男は7月7日に麻薬や銃器犯罪の容疑で逮捕され、同10日から裁判所に出廷していた。  看守が男を発見したとき、ペニスは血だらけで、辛うじてぶら下がった状態だったという。すぐさま病院へ搬送され、計26時間に及ぶ手術の末、男は一命を取り留めたが、男の息子は「父には自傷癖があり、1週間前の拘留中にもリストカットの前兆があった。それなのに、なぜカミソリを与えたのか?」と、刑務所側に説明を求めている。  一方、アメリカ・シカゴでは、ペニスから血を流した全裸の男が大暴れしている。 「INDEPENDENT」(7月26日付)によると、同24日、駐車してあった車を次々と傷つけて回る全裸男が登場。カメラを回し始めた撮影者を罵倒し、通報によって駆けつけた女性警察官に襲いかかった。危険を察知した警察官はテーザー銃を使用し、男を拘束したという。その後、男がどうなったのかは明らかにされていないが、この奇行は合成麻薬の影響だとみられている。LiveLeakにアップされた動画では、まるで動物園の檻の中で暴れる野獣のような男の股間から大量に出血しているのが確認できるが、どの程度切ったのかはわかっていない。  自分のペニスを傷つけるとは、想像しただけで失神してしまいそうだが、2人の回復を祈りたい。

Gカップなら65%オフ! おっぱいがデカいほど割引になるレストランに大ブーイング

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Gカップなら65%オフ! おっぱいがデカいほど割引になるレストランに大ブーイングの画像1
今回のキャンペーンの看板。「XIONG(シオン)」というのは“胸”の字の北京語読み。「9.5折」が5%オフの意味となる
 中国のレストランでは、より多くの客を呼ぼうと、あの手この手でさまざまなキャンペーン活動を行っている。そんな中、浙江省杭州市にあるレストランが始めたキャンペーンが女性を侮辱しているとして、大きな批判を浴びた。  同市に数店舗あるレストランチェーンの「潮蝦」では、8月1日から1週間の予定で、飲食料金の割引キャンペーンを始めた。その内容というのが、女性客のバストのカップサイズにより割引率が変わっていくというもの。  カップサイズが大きければ大きいほど割引率が高くなり、Aカップだと5%引き、Bカップだと15%引きと10%ずつアップしていき、最高のGカップではなんと65%オフにもなるというものだった。  しかも、この割引は同行者にも適用されるという。つまり、男性がその店に行っても、おっぱいの大きい女性と一緒なら割引料金で食べられるというわけだ。  おっぱいの大きい女性にとってはなんともうれしいキャンペーンのようにも思われるが、このキャンペーンを宣伝するポスターを見た人たちから批判が巻き起こった。 「どうやってカップの大きさを測るんだ? 触って判定するのか?」 「おっぱいの大きさで割引率を決めるなんて、低俗すぎ」 「おっぱいの大きさで判定するなんて、女性を侮辱している」  結局、市場監督局から広告に関する法律に違反しているということで指導が入り、3日目にはキャンペーンは中止となった  メディアの取材に対して店の店員は「もともとは、女性を優遇することで客を集めようと始めた。キャンペーン中はいつもより2割ほど客足が増え、ほとんどのテーブルには女性客がいた」と答えている。  気になるカップサイズの判定方法については、「会計の際に、女性店員が目測で判定していた。もし客に異議のある場合は、カップサイズを自己申告してもらい、見た目とかけ離れていなければ、それで計算する」のだという。  キャンペーンは失敗に終わったが、中国におけるこういった過激な割引キャンペーンの氾濫は、結局のところ、レストランに味で勝負しようという気がないことの裏返しなのかもしれない。 (文=佐久間賢三)

時価総額1,000億円以上!? 「1万円札5枚を6万円で売る」フリマアプリ『メルカリ』は無事上場できるのか

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時価総額1,000億円以上!? 「1万円札5枚を6万円で売る」フリマアプリ『メルカリ』は無事上場できるのかの画像1
「週刊新潮」(8/10号、新潮社)
今週の注目記事・第1位 「斉藤由貴 背教のダブル不倫」(「週刊文春」8/10号) 同・第2位 「安倍を選挙応援 加計学園『公選法違反』疑惑」(「週刊文春」8/10号) 同・第3位 「安倍改造内閣 これから破裂する『スキャンダル大臣』リスト」(「週刊ポスト」8/18・25号) 同・第4位 「『番記者』100人に聞いた 安倍はいつ総理をやめるのか」(「週刊現代」8/19・26号) 同・第5位 「AI革命時代 5年後・10年後に『消える会社』『生き残る会社』」(「週刊現代」8/19・26号) 同・第6位 「オバマが絶賛『夢のがん免疫治療法』」(「週刊文春」8/10号) 同・第7位 「『今井絵理子』と『不倫市議』は人として『一線を越えた!』」(「週刊新潮」8/10号) 同・第8位 「現役アイドルが美人局!『証拠SEX動画』を衝撃入手」(「フライデー」8/18・25号) 同・第9位 「村田諒太を私物化する『ボクシング連盟のドン』」(「週刊文春」8/10号) 同・第10位 「厳戒の誕生会」(「週刊新潮」8/10号) 同・第11位 「変容する『日本暴力地図』」(「アサヒ芸能」8/10号) 同・第12位 「時価総額1000億円超『メルカリ』上場は是か非か」(「週刊新潮」8/10号) 同・第13位 「話題沸騰『物忘れ改善薬』は本当に効くのか?」(「週刊ポスト」8/18・25号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  早いもので、今週から週刊誌はお盆の合併号になる。編集部は、この時期だけは閑散としていて、地方のある人間は土産と子どもを背負って里帰りする。  編集部に、北海道の女性と結婚した九州の男がいた。逆だったかな? そういうのは大変だ。聞けば、お盆は妻の実家に行き、正月は亭主の実家で過ごすと取り決めをしているという。  私のように夫婦ともに東京、しかも2駅しか離れていないから、こういう時は楽でいい。静かになった東京でのんびり過ごすというのもいいものである。地方から出てきた人はそうした「楽しさ」を味わうことはなかなか難しいだろう。唯一といってもいい東京人の特権ではある。  さて、物忘れか認知症かわからないが、忘れることが多くなった。だからなんでもメモにするから、毎日大量のメモの束ができる。  ポストによると、ロート製薬が4月に「キオグッド顆粒」、6月には小林製薬が「ワスノン」、7月にはクラシエが「アレデル顆粒」を発売し、中年期からの物忘れの改善に効果を発揮すると謳っているそうだ。  主成分は「オレンジエキス」で、イトヒメハギと呼ばれる植物の根が原料で、東洋医学では昔から「健忘に効く」として使われてきたそうだ。  すわ、認知症にも効くのかと早合点しそうだが、そうはいかないようだ。ポストは、3人の60代の人間に1週間飲んでもらって、その結果を専門家にチェックしてもらったという。  1週間では短い気もするが、3人ともに、飲んだから物忘れがよくなったとはいえないという診断。だが生活習慣病の改善と併せてこうしたものを服用するのはいいのではないかと、専門家はいっている。  イワシの頭も信心から。信じる者は救われる。まあ、効くと思えば効くのかもしれない。 「メルカリ」というIT企業がある。ネット上でフリーマーケットをしているが、2013年に設立されると一気に売り上げを伸ばし、昨年度の売り上げは約122億円、営業利益で約33億円を出したそうだ。  ここの特徴は、安全性と匿名性。売りたいものがあるとスマホで撮影して、値段と商品説明を短いメッセージにして出品するだけ。  取引が成立するとメルカリがいったん代金を預かり、出品者が品物を発送する。購入者は中身が商品説明と違わないことを確認できたら「受取評価」を投稿する。  要は中国のアリババ方式のようだ。購入者が泣き寝入りしないよう工夫しているところが受けたのであろう。  ここが上場するそうだが、新潮によれば、時価総額1,000億円以上といわれているそうだ。だが問題も多いという。  1万円札5枚を6万円で売ります(多重債務者のクレジットカードのショッピング枠を使わせるそうだ)というものから、ブルセラ愛好者向けやゲーム会社が禁止しているアカウント販売など、問題のある出品が続々と明るみに出ているという。  上場には妨げになるこうした問題商品の出品には、メルカリは目を光らし対処しているようだが、あまり厳しくするとメルカリブームを潰してしまうことになる。悩ましいようである。  アサ芸では、3分裂した山口組の全国暴力地図というのをやっている。一番3派が集まっているのは関西地区だそうだ。 「特に、大阪府内には47の直系組織が本拠地を置き、各勢力がひしめき合っている状態だ。この47のうち23が任侠団体山口組の直系組織で、組織発足後に過密さが顕著になった。地元関係者が話す。 『大阪は織田代表の本拠地ということもあって、直参の人数が多いわけや。ただ人数が多いだけやなく、織田代表との絆の強さもピカイチや。どの組織も士気が高いと言われとる』 もとより大阪は分裂以降、衝突事件が多発する激戦区であっただけに、抗争の発火点になることが懸念されていた」(アサ芸)  常に発火寸前の危機が潜んでいるのはどこも同じだ。「六代目」と「神戸」の両山口組が本部を置く兵庫県も直系組織が密集している。  過去には、神戸山口組による示威行動、神戸市内でのカーチェイス、車両特攻など事件が頻発していた。再分裂以降は大きな衝突が起きていないが、ここにきて勢力の切り崩しが表面化しているとアサ芸は報じている。  この表を見る限り、東京は六代目が2つ、神戸が1つ、任侠団体が3つと比較的勢力は落ち着いているようである。  だが、「他組織との友好関係を六代目山口組と競い合う神戸山口組。組織としての外交は行わない任侠団体山口組。三者の姿勢の違いが鮮明になっている。今後も山口組の分裂が、全国ヤクザ社会に影響与えることになるだろう。日々、『日本暴力地図』は変容しているのだ」(同)  今年から来年にかけて勢力図がガラッと変わる大抗争が起きる可能性があるのではないか。ヤクザの世界も政界も同じようである。  さて、世界陸上と男子ゴルフ選手権で眠くてたまらない。特にゴルフは松山英樹が最終日、9アンダーで大逆転し、2位に5打差をつけて優勝した。  これで初制覇を狙うメジャーの今季最終戦、全米プロ選手権(10日開幕)へ弾みがつくというものだ。  もともと最終日の松山は爆発的なゴルフをするが、この日はすごかった。しかし、日本人ゴルファーがこれほど堂々と、強いゴルフをするようになるとは、感慨無量である。  後はメジャーを勝てば、名実ともに世界の松山になる。今の松山をどう見ているのか、タイガーに聞いてみたいものだが。  お次は新潮。安倍の苦衷を知ってか知らずか“お友だち”の加計孝太郎理事長は、7月29日、学園傘下の千葉科学大の教職員らと銚子市内の小料理屋で、自分の誕生日を祝ってもらい酒を飲んでいたと新潮が報じている。  加計はその席で、「本当にひどい目に遭っているよ。なんも悪いことしてないのにさぁ」と愚痴っていたそうだ。  新潮は、酔っぱらった加計がとろんとした目をして外を覗いている(?)顔を撮り、グラビアに掲載している。見事なスクープである。  先日、新潮の編集部員と話した。最近御誌はスクープが多いねというと、このところFOCUS出身の編集長が2代続いていますからと答えた。  FOCUSが休刊したのは01年である。そのとき、かなりの人間が新潮編集部へ異動した。その人たちがFOCUS時代のノウハウを駆使して、見事な隠し撮りスクープをしているのだ。  ひどい人間がいるものだ。日本アマチュアボクシング界は不祥事が続出しているが、その背景には日本ボクシング連盟の山根明会長(77)が組織を私物化してきたことがあると、会長の元秘書で元連盟の理事、澤谷廣典(54)が文春で告発している。  縷々ひどいことが書かれているが、中でも12年、ロンドン五輪で日本勢48年ぶりとなる金メダルを獲得した村田諒太のケースである。  五輪の決勝で、村田のセコンドが山根会長の命令で突然、山根の息子に変わったというのだ。理由は息子の箔付けだったという。  村田が異を唱えたが、山根は頑として聞き入れなかった。 「決勝で金メダルを取った後、村田は『リングの横に敵がいましたよ』とボヤいていた」(澤谷)  その後メディアに引っ張りだこの村田を見て、カネが入っているのに、ワシに一銭ももってけえへんと、山根はいっていたという。  しかも村田のプロ入りに強硬に反対し、連盟は「引退勧告」を突きつけるという暴挙に出た。  仕方なく村田は謝罪し、プロ転向が認められたが、以来、アマチュアがプロに転向するには事前に連盟の承認が必要、加入したジムから「選手強化金」という名目で、移籍金を支払うことに決められたという。  私のようなボクシング好きから見ると、こんなおっさんがまだのさばってんのかである。せっかくの真っ当な格闘技が、こんな輩に食い物にされているとは、ふざけるなである。  ところで、売るためにはあらゆる努力をするのは雑誌も同じである。今週のフライデーは一足早く合併号だが、dマガジンを見ていたら、一番の売り物である「現役アイドルが美人局!『証拠SEX動画』を衝撃入手」という特集がない。  あわててコンビニに走り(すぐ隣のファミマは売り切れていて先週号しかなかったので、少し離れたセブンイレブンへ行く)、めくってみると袋とじになっていた。  いそいそとハサミで切ってみる。グラビアアイドルの部屋なのだろう、隠し撮りと見られる“淫靡”な雰囲気の写真が何枚もある。フライデーから引用しよう。 「〈モデルの◯◯が50万円〉〈アイドルの△△が100万円〉……こういった女性有名人による売春の『噂』は、芸能関係者の間で常に囁かれてきた。ただ、あくまで『噂』の域に過ぎず、これまで表沙汰になるケースはなかった。だが、これらは本当だった。しかも、行われていたのは売春だけではない。セックスの様子が密かに撮影され、その動画を元に高額のカネを支払わされる、『美人局事件』まで起きているのだ。  本誌は今回、その証拠となる一本の動画を入手した。収められているのは、現役グラビアアイドルのAがセックスに興じる姿だ。スレンダーな肢体に Gカップの巨乳で注目を集めた彼女は、これまでに数冊の写真集を出しているだけでなく、テレビドラマや映画にも出演してきた。  そんなAの相手は、IT系企業を経営する青年実業家のB氏という人物。動画の中で二人は激しく絡み合っているが、彼らは恋人同士ではなく、AはB氏からカネを受け取って肉体関係を結んだのである。 『動画が撮られたのは、3年ほど前。芸能プロ社長のCという人物の仲介で、AはB氏を紹介されました。Aは仕事の悩みを親身に聞いてくれるCに心酔していたため、売春を行い、動画盗撮に協力したんです』(Cをよく知る芸能関係者)」  このセックスシーンを撮った後、CはBに「仕事を回せ」と持ちかけ、多額のカネを支払わせたというのだ。明らかな恐喝である。  フライデーはBを直撃している。Cとは以前から知り合いだったそうで、Cから「お前グラドル好きだろう」といわれ、罠にはまったのだ。現金や、Cから仕事を持ちかけられ、合計1,000万円以上を払ったそうである。  動画を撮られていたのを知ったのは、Cが別の事件で警視庁に家宅捜索をされた時、この動画が出てきたという。Bも警察に呼ばれ、「恐喝されていたのでは」と事情聴取されたという。  Bが、どう答えたのかは出ていない。この動画をフライデーはどこから入手したのだろう。  作り物にはない生々しさのある映像写真である。この動画をネット版フライデーで流したらアクセスが殺到するだろう。早くもネットでは、このグラドル探しが始まっている。  惜しむらくは、この動画はテレビでは流せないだろうから、文春の斉藤由貴や新潮の今井理恵子のように、2度おいしいとはいかない。  新潮の編集者がいっていたが、文春のように、豊田真由子の「このハゲ~ッ!」から、動画や音声を1本5万円でテレビ局に売るようになったそうだ。これがバカにならない金額になるそうである。  さて“一線の女王”今井絵理子参院議員と不倫相手・橋本健神戸市議はどうなったのだろう。  新潮によれば、今井は議員としての自覚のなさが致命傷になり、「彼女の議員生活は“終わった”としか言いようがなさそうだ」(新潮)。  橋本は、奥さんのほうが「2人のいっていることは事実と全然違う」と、弁護士から2人へ文書を送らせ、その返答を見て今後の対応を練るそうだから、こちらも絶体絶命のようだ。  呆れるのは、橋本は先週の新潮が発売になる前日に、妻のところへ会いたいといってきて、代って弁護士が会うと「離婚届けに判を押してくれ」といったそうだ。それがだめだとなると、妻の両親のところへ行き、離婚届けを出して怒鳴られたという。 「記事が出る前日に離婚を成立させ、不倫ではないと強弁し、虚偽の『婚姻破綻ストーリー』を補強しようとしたのであろう」(同)  新潮がいうように、この2人は「人としての一線を越えてしまった」ようだ。議員辞職して一から出直すしかないのではないか。  文春によれば、オバマ前大統領も絶賛していたオプジーボよりがんの症状を改善するといわれる、すごい免疫治療薬が日本人の手で開発されているという。  近赤外光線免疫療法といって、米国立衛生研究所の小林久隆主任研究員が実用化を目指して開発中だそうだ。  何しろ「制御性T細胞に騙されずにがん細胞を見つけ、がん細胞だけを攻撃する治療法」だそうである。  そのため手術不能な再発頭頸部がんの患者7人全員にこれを使用すると、患部がんの組織が壊死し、このうち4人は再発もしなかったというのだ。  しかも、この薬の後ろ盾はアメリカのベンチャー企業だが、ここの筆頭株主は楽天の三木谷社長だから、日本で事業化できるという。  このような夢の薬が実用化すれば、がんを克服するのも夢ではないかもしれない。なんとか、それまで生きていたいものである。  現代がAI時代に生き残る会社、消える会社を特集している。  現代によれば、 「AI時代の圧倒的勝者がアマゾンで、すでに一歩も二歩も先を行っている。たとえば、アマゾンは顔認識のAIサービスを販売していて、画像を送れば、それが男か女か、何歳くらいかというのがわかる。500円くらいで1000人ぐらいの顔認識ができるほど安価なので、店舗の客の動向を知りたい小売店などがすごく利用している。  アマゾンはレジなしで買い物ができる無人スーパー『Amazon Go』も広げようとしていて、これが成功した暁には、日本のコンビニがアマゾン傘下に入る可能性も出てくる。アマゾンと取引を広げたかったり、そのノウハウを知りたい三菱商事、伊藤忠商事であれば、子会社のローソン、ファミリーマートを売り払う決断もあり得るからです」(マイクロソフト日本法人元社長の成毛眞)  現代は、アマゾンに続いて上位にはダイキン工業、ファナック、コマツ、リクルートHDなどが並ぶという。  一見、業界も業種も違う会社ばかりだが、実は「すでにAI化に成功している」という共通点があるそうだ。 「無人ダンプを開発したコマツ、AIで学習する産業ロボットのファナックなどは有名ですが、実はエアコン大手のダイキン工業もAI研究で進んでいる。室内にいる人の表情や声などをAIで認識して、空調整備をするといったい技術開発を進めていて、AI人材を100人規模で採用する予定もある。リクルートHDも、AIが企業と転職希望者をマッチングさせるサービスを作るなど、日本のAI技術の先端を走る会社になっている。  そもそも、AIの機械学習と言うのは、もともと人間の持っているノーハウがあることが前提。AIが将棋で強いのは、過去に人間が戦った棋譜が公開されていて、AIがそれを学習できるから。どんなにAIが進化しても、もともとの情報やノウハウを所有している企業は強く生き残れる。設計などの圧倒的なノウハウを持っている日揮などのプラント業界はその代表例。ゼネコンも同様で、新しい技術の導入やベンチャーとの提携にも積極的な大林組などは期待ができる」(経営コンサルタントでもある滝本哲史京都大学客員准教授) 「高得点の企業を眺めると、味の素、カルビ、キッコーマンなど食品業界の主力企業が『成長株』となっている。一見するとAIにはまったく無縁の業界に思えるが、実はそれは『誤解』である。 『食品業界では売れると思って作ったが売れずに賞味期限が切れて破棄するケースが多いが、今後はAIによる需要予測の精度が上がることで、この無駄が激減する。そうしてコストが激減するうえ、『味』というのはAI化するのが難しい分野で差別化が維持できるので、一気に有望株になる。同様に外食業界にもAIによるコスト削減メリットが生まれるため、あきんどスシローなどはすでにビッグデータの活用に乗り出している。  AIに関する誤解はまだ多くて、壊滅的な打撃を受けるとされる銀行業界も、実はAIによって成長する可能性のほうが高い。確かに、窓口業務などはAIに代替されるので銀行員には逆風ですが、AI融資によって焦げ付きが減るなど、業界には追い風になる。  損保にしても、自動運転で事故がなくなるのは減収要因ですが、サイバー攻撃や洪水被害などこれまではリスク管理できなかった事象について、AIでリスク計算ができるようになる。  そうした新リスクに対応した新しい商品が生まれるという意味で、成長余地は大きい。ともに大手で動きの速い三菱UFJFG、SOMPOHDなどが有望です』(100年コンサルティング代表鈴木貴博)」(同)  AIを自分たちの仕事を奪う存在などと消極的に考えている向きには、前向きにしてくれる好企画である。  さて、安倍首相が支持率急落に歯止めをかけたい改造内閣が発表されたが、予想通り新味はなかった。国民がおかしいと感じている様々な疑惑に、真摯に応えようとする姿勢はみじんも感じられない。  菅官房長官、二階幹事長を替えず、野田聖子(総務相)や河野太郎(外務大臣)を入れたぐらいでは、安倍政権の腐食の構造は変わらない。  私は河野洋平元副総理とは付き合いが古いが、息子は父親に似ず自己顕示欲と出世志向が強いように思う。安倍にいいように使われないか心配である。  今度の目玉は岸田文雄を政調会長に持ってきたことであろう。本人も外相が長すぎ、出身派閥からもポスト安倍を目指すなら閣外へ出ろといわれていた。  そこで安倍は岸田を政調会長に据えて「私の次は岸田」という印象操作をし、世論をなだめようとしている。確かに岸田は安倍のような悪相ではない。ソフトな印象で女性受けはいいだろう。  だが安倍と一蓮托生で長年やってきた男である。彼の被っている仮面の下には安倍と同じ思想が隠れているのではないか。稲田朋美前防衛相で証明されたが、安倍というのは、その人間の本質を見抜くことができない。岸田を自分の傀儡として使い、延命しようとしているのは間違いない。  しかし、そんなことをしてまで総理の座にしがみつく安倍だが、番記者たちはそう遠くないうちに、辞める、辞めざるを得なくなると見ているようだ。  その証拠に、この改造でも支持率は35%(朝日新聞)と変わりはない。  辞めざるを得なくなるのは、10月の青森、愛媛の衆院ダブル補選で連敗した時、秋の臨時国会に提出する予定の改憲原案取りまとめに失敗した時、支持率が30%を切った時などなど考えられるが、11月にトランプ大統領が来日を機に、これを花道として辞めるのではないかと見る番記者もいるようだ。  だが、破れかぶれに、年内解散に出ると見る番記者も約3割いるそうである。どちらにしても来年末には衆院議員の任期が満了になる。小池国民ファーストの会ができなくても、現状から大幅に議席を減らすことは間違いない。  どちらにしてもこの改造が、安倍政権の終わりの始まりになる。ポスト安倍は、番記者の順位だと1位が岸田文雄、2位が石破茂、3位が麻生太郎のようだ。  安倍首相の最近のテレビで見る表情は極めてさえない。支持率下落もあるのだろうが、私は、体調が悪い、持病が悪化していると見るが、いかがだろう。  ポストは、新しく閣僚になったメンツの中にも、スキャンダルを抱えている大臣がいっぱいいると指摘している。  まずはポスト安倍ともみられている野田聖子。野田の父親は天才相場師といわれた曽祖父の養子になり島を名乗ったが、娘の野田は長じて岐阜の実力政治家の養女となって野田姓になり地盤を継いだ。  野田は残された母を支え、一方母親は野田が選挙に出ると、「野田聖子の母」の名刺を持って選挙区を回り、娘の選挙活動を支え続けたことで知られる。  だが、家を出た父も密かに娘の政治活動を支えていたというのだ。ポストによると、野田の政治資金収支報告書をたどるとそのことがわかるそうだ。 「確認できるだけでも、稔氏(父親=筆者注)は2000年から14年間にわたって野田氏の資金管理団体『二十一世紀の会』に毎年個人献金の上限150万円を寄付し続けた。  さらに10年ほど前から献金の質が大きく変わった。『二十一世紀の会』の毎年150万円、『野田聖子後援会連合会』にも毎年150万円、さらに野田氏の『自民党岐阜県第一選挙区支部』を加えた3団体に献金がなされ、寄付金額がハネ上がったのだ。1つの政治団体への個人献金の上限は150万円だが、政党や支部への献金は年間2000万円まで認められる。  稔は娘の3度目の入閣の晴れ姿を見ることができずに15年7月に83歳で亡くなったが、娘への献金総額は3団体で8050万円に達し、そのうち4750万円が党支部に集中的(7年間)に献金されていた。」(ポスト)  とくに11年は政党支部だけで上限に近い1950万円が一度に寄付されたという。税法が専門の浦野広明・立正大学法学部客員教授がこう疑問を呈する。 「政治献金は寄付する側に所得税の税額控除が認められ、大きな節税ができる。しかも親から子に献金する場合、それに加えて受け取る側も贈与税がかからない。そもそも贈与税は、相続税を補完する税金という性格を持つ。生前贈与で相続税が払われないのを防ぐために課税するものですが、そこに政治団体や政党支部への寄付を絡ませることでこの贈与税を逃れることができる。高齢になった父から亡くなる前の数年間に政治団体などを受け皿として巨額の献金を受けた野田氏は、一般の国民と同じように相続した場合に比べてかなりの額の課税逃れができた可能性があります」  政治家ならではの相続税逃れでは、ポスト安倍の名が泣こうというものである。  次は小野寺五典防衛相の場合。15年の政治資金収支報告書によると、資金管理団体『事の会』は15年に地元で開いた政治資金パーティーと地元企業経営者などからの献金で約3,300万円を集め、その3分の1の1,200万円を同後援会に寄付している。後援会はそのうち1,150万円を使い切ったことになっているが、具体的な支払い先が報告されているのはポスター印刷代の8万6400円だけで、支出のほとんどが何に使ったか記載がない。有権者側の視点で見れば、1,200万円がほぼ丸ごと「使途不明」なのだという。  前年の14年もほぼ同様だそうである。政治資金規制法では、国会議員関係政治団体は一件1万円以上の支払い先は、目的、金額を記載しなければならいと定めている。なぜか?  小野寺事務所は、震災で、収入、支出が激減したため11年から国会議員関係政治団体から外しましたといっている。  しかし、山脇博之神戸学院大学教授がこういう。 「震災で収支が悪化したから外した、という理由はおかしい。小野寺氏の資金管理団体と会計責任者が同じで、多額の寄付も入っており議員とは関係が深い団体です。使徒を明らかにしない状況は、意図的に政治資金の流れを不透明にしているようにも見える」  やましいところがないのなら公開すればいいだけだ。  そのほか、茂木敏充人づくり革命相は、ランチ会で2,500万円も集めているのはセコくないか。  松山政司一億総活躍相には、16歳の少女に「女体盛り」した連中が逮捕されたが、その席にいたという情報が流れていて、野党側が手ぐすねひいているという話もあるらしい。  有力候補には断られ、人材のいない中で仕方なく作り上げた今回の改造内閣も、崩壊するのは時間の問題のようだ。  お友だちの安倍首相を窮地に追い込んでいる加計学園だが、ここについて文春が「公選法違反」の疑惑があると報じている。  09年7月28日、加計グループの教職員組合が加計理事長に対して、「2009年8月末投票予定の衆院議員選挙において、実質強制的に特定政党の選挙運動に(職員が=筆者注)動員されていると聞き及んでいる」とし、これはパワーハラスメントであり、思想信条の自由への重大な侵害だと申し入れているのだ。  これを告発した元加計学園教授は、09年の選挙では安倍や塩崎恭久の選挙事務所に職員を2人ずつ派遣していたと証言している。  しかも、学校の事務長クラスが出張命令を出し、若い職員を派遣していたというのだから、呆れる。当時の組合委員長も要求書は本物だと答えたが、学校側からは明確な回答はなかった。  この件は時効が成立しているが、公選法違反の疑い、学園側が職員へカネを払っていれば、安倍らが「寄付」を受けたことになり、選挙運動費用収支報告書に記載していなければ、これも公選法違反に当たると上脇博之神戸学院大教授が指摘している。  安倍首相は、閉会中審査で加計学園の獣医学部新設申請をいつ知ったのかと問われ、事業者として正式決定をした1月20日と答えたが、これが真っ赤なウソであることは明らかだ。  特に、特区新設が認められるかどうかのヤマ場の昨年夏以降も、加計孝太郎と飲食やゴルフをして、支払いは「私がごちそうすることもありますし、先方が持つこともございます」と答えた。  安倍は諮問会議の議長だから、獣医学部新設にかかわる職務権限を持っている。これは郷原信郎弁護士によると、単純贈収賄になり得るという。 「となれば、安倍総理が加計学園の申請を知った時期が重要です。だから、1月20日にこだわっているのではないでしょうか」(郷原)  文春の最後に、田原総一朗が安倍と会ったとき、「政治生命を賭けた大冒険をすべし」と伝えたことについて、文春は「拉致問題」のことではないかと推測している。だが、安倍と会うことが嬉しくてしょうがない政治評論屋のいうことで安倍が動くとは思えないし、第一、安倍にそんな覚悟などあるわけはない。  第1位は今週も不倫のお話である。文春砲が今週狙いを定めたのは女優・斉藤由貴(50)。斉藤は横浜生まれで、1984年に第一回東宝シンデレラオーデションをきっかけに芸能界入りし、翌年、デビュー曲「卒業」が大ヒット。同年『スケバン刑事』、翌年NHKの朝ドラ『はね駒』のヒロインなどで瞬く間にトップアイドルへと駆け上がった。  歌手の尾崎豊や川崎麻世などと浮名を流したが、両親は戒律の厳しいモルモン教徒で自身も熱心な信者である。94年、2歳上の同じモルモン教徒の夫と結婚して3人の子どもがいるそうだ。  結婚後は2時間ドラマを中心に出ていたが、ここ数年、ブレークして、CMに出たり16年には大河ドラマ『真田丸』、TBS系ドラマ『カンナさーん!』で姑役を演じ、来年の大河ドラマ『西郷どん』にも出演が決まっているそうである。  家庭にも恵まれ、モルモン教徒の斉藤がダブル不倫? やや薹(とう)が立ったとはいえ美少女の面影を残す斉藤に何があったのだろう。  7月24日、横浜の港に近い高級住宅街の一軒家から走り出たポルシェは、山手地区に建つ教会の駐車場へ。  クルマから出てきた斉藤は、坂を下って中華街方面へ急ぎ、周囲を伺うようにしながらあるマンションへ姿を消したという。  それから2時間後、白髪交じりのおしゃれな中年男が出てきた。TシャツのVネックにメガネを引っかけ、コットンパンツというラフな格好で元町方面へ歩いて行った。  15分後。斉藤が出てきて教会の駐車場へ行き、ポルシェでスーパーを経由して自宅へ戻ったそうだ。  この日だけではない。2日後、バラエティを終えた斉藤は、事務所のクルマで横浜伊勢佐木町裏の路地へ。小走りで向かったのは小さな映画館。入り口には彼氏。映画はオーストラリアの離島で暮らす灯台守の夫婦の物語『光をくれた人』。私も見たが、孤島に流れ着いた赤ん坊を我が子として育てる夫婦の愛と葛藤が胸をうつ。午後9時過ぎに出てきて、男の後ろに斉藤が続く。  男は振り返ることなく右手を後ろに出すと、「斉藤はその手に自らの左手を重ねた。瞬く間に指を絡めて恋人つなぎとなった二人は、すぐ隣のお好み焼き店に入った」(文春)。  このときの手つなぎの様子は、グラビアにバッチリ載っているから、とくとご覧あれ。  この彼氏は横浜市内で内科を中心とするクリニックを開業している医師で妻子持ち。斉藤の自宅からクルマで10分もかからないところにあるという。  逢瀬に使っているマンションは斉藤が原稿などを書くために借りているそうだ。28日は、クリニックの昼休みに、男がマンションに来て、オートロックのマンションをそのまま入りエレベーターに乗ったというから、「どうやら部屋のカギを持っているようだ」(同)。  その5分後に斉藤が現れ、マンションに入り、1時間40分後、男が出てきて、その10分後に斉藤が出てきた。  さあ、文春砲の直撃に2人はなんと答えるのか。彼氏は、男女の仲かという問いに、「男女の仲とか、そりゃ話としてはそうなりたいけど、そうできないじゃないですか」と否定。  マンションのカギを持っているのか? マンション以外で食事をしたことはないか? すべてを否定した。  斉藤の事務所は「往診」だといい募る。 「女優なのでお察しがつくと思うんですけれど、総合的なメンテナンス等々の支えをして頂いたり、体調が悪いときに、にんにく注射だったり、点滴だったりをご対応いただいています」  文春が、彼氏は診察道具などは一切持たず手ぶらで入っていくし、斉藤が来る前にマンションに入っていくから、往診という説明は不自然だと指摘する。  さらに、斉藤の夫に聞くと、マンションを借りていることも、彼氏の「往診」のことも知らなかったというから、斉藤は絶体絶命のようだ。  川崎麻世の不倫の時、斉藤はこう会見で語ったという。 「前の人(尾崎豊=筆者注)とのことがあったにもかかわらず学ばない人間なんだなと自分のことが悲しいです」  自分はモルモン教の資格がないとも話したというが、今回は夫も子どももいるから、悲しいだけでは済むまい。2人でいたけれど「一線は越えていない」とでもいうつもりだろうか。  斉藤由貴が釈明会見し、彼女の不倫相手とされる医者がテレビのインタビューに答えていた。おたがい、医者と患者の関係だと「口裏を合わせているように」同じ答えだったのには笑った。  斉藤は、医者に好意を持っていることは認めたが、そうした“誤解”を招く行動で、夫や相手の妻に迷惑をかけたという謝罪の言葉は、私が聞いていた限りではなかった。  治療をするというのに男のほうはランニング姿というのは、いくら親しいといってもおかしくないか。不倫の疑惑度85%というところか。 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  合併号とあって両誌ともに気合が入っている。ポストから。巻頭は西田幸樹の特別篇「奇跡の50歳 南野陽子」。たしかに表紙のナンノは30代といっても通る。美肌に崩れていない肢体は、見ごたえ十分である。後半は袋とじ。  次は8月22日で生誕50年になるという「岡田有希子『あなたに逢いたい』」。そうか、生きていれば50歳か。 「追憶のローラー・ボー」。確かにきれいなゴルファーだったな。次も袋とじで現代アート会を震撼させた衝撃の問題作「ザ・挿入」。これは買って見てください。チチョリーナで思い出すかな?  後半は、西田幸樹カメラマンのところへ申し込んできた一般女性の「田川えな」、ええな。袋とじは「泰葉が脱いだ!」。こんなん見たいのおるのかいな、というのが正直な感想。  おまけはスマホでPCで喘ぎ声が聞こえる「方言イキボイス」。お暇な方はやってみたらいい。さらにおまけは「週刊誌史上初! スクラッチヌード」。スマホの葵つかさを指でこするとヌードになるそうだ。  てんこ盛りだが、これだけの労力をもっと記事作りに使ったら、いいのではないのかと思わざるを得ない。  巻頭の特集が「老前破産で起きる怖ろしいこと」では月刊誌みたいだ。  現代はどうか。前半は「大ブレイク女優を撮り下ろし 吉岡里帆」「松坂慶子 竹下景子 関根恵子 風吹ジュン 濡れ場&ヘアヌードを見よ」。3人がケイコたん、なんだ。今更だけど。  後半は「平嶋夏海 抱き占めたいカラダ」。笑顔がかわいい子だ。3人のAV嬢による「女神の饗宴」。そして袋とじは「高岡早紀」と「石田えり 罪」。石田には「あの日、日本中に衝撃を与えた伝説のヘア・ヌード写真集がいま甦る」という引き文句が。  懐かしい。ヘルムート・ニュートンに撮ってもらった写真集で、私がフライデーの編集長の時に作った(発売されたのは私が週刊現代編集長に移ってから)。  その前に、講談社としては初めてのヘア・ヌード(この言葉もその当時はなかった。この言葉ができるのは私が週刊現代に移ってから、私が作るのだ)写真集「荻野目慶子」を出し、それが30万近くのベストセラーになった。  その儲かったカネを使って当時人気女優だった石田えりの写真集を作ろうという企画が出て、やはり当時、神のように敬われていたニュートンで撮ったら面白いのではと考え、連絡したらOKの返事が来た。  ただし条件は彼のいる国で撮ること。期限は区切らないこと。撮影代は前払い。条件はすべて飲み、彼女を送り出した。  私はヘア・ヌード写真集のベスト3は、篠山紀信の「Water fruit樋口可南子」、同じ篠山による宮沢りえの写真集「Santa Fe」、それに「罪 石田えり」だと思う。  懐かしいな、週刊誌黄金時代。好きな企画を好きなだけ時間を使ってできた時代。今の週刊誌編集者諸君には申し訳ないが、考え方で、家貧にして孝子出ずということわざもある。きっと優秀な編集者が輩出すると期待している。  ということで、質量ともに両誌互角、引き分けだ。 (文=元木昌彦)

背後に地下組織の存在? 20歳のモデル女性が性奴隷としてネットオークションに

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背後に地下組織の存在? 20歳のモデル女性が性奴隷としてネットオークションにの画像1
7月10日、イタリアに着いたことを報告していたアイリンさん(彼女のインスタグラムより)
 なんの落ち度もない女性を誘拐し、性奴隷として人身売買する――。イスラム過激派の所業としては珍しい話ではない。しかし今回、イタリアで発生した誘拐事件の背後に、ヨーロッパを股にかけて暗躍する人身売買組織の存在が浮上している。  7月17日、ミラノ市警は、ロンドン在住のポーランド人の男、ウカシュ・パヴェウ・ヘルバ(30)を誘拐と監禁の容疑で逮捕した。男は、英国人女性、クロエ・アイリン(20)さんを誘拐し、約1週間にわたって監禁していたが、市内の英国領事館の近くで彼女と一緒にいたところを警察に逮捕された。  現地紙「コレイレ・デラ・セラ」(8月5日付)によれば、所属するモデル事務所を通して写真撮影の依頼を受けたアイリンさんは7月10日、滞在していたパリからミラノへと飛んだ。そこでヘルバ容疑者と、さらにもうひとり別の男が彼女を迎えたという。
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ミラノ市警が再現した、アイリンさんがスポーツバッグに押し込められた時の様子
 彼女が誘導されたのは偽のスタジオだった。そこで彼女は麻酔薬のケタミンを腕に注射され、手錠をかけられた上、スポーツバッグの中に押し込まれるという、実に手慣れたやり口で監禁されたのだった。  彼女はスポーツバッグごと車のトランクに載せられ、200キロ近く離れたトリノまで連れて行かれると、オフィスビルの一室で6日間にわたって監禁された。その後、ヘルバ容疑者によって再びミラノへと連れ戻されたようだ。  ミラノ市警はロンドン市警の協力も得て、両市にあるヘルバ容疑者の関係先を家宅捜索。すると、地下組織「ブラック・デス」との関わりを示す物証が発見されたのだった。
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ヘルバ容疑者の関係先から押収された、ブラック・デス関連の文書。表紙が不気味だ
 ブラック・デスは、インターネット黎明期の1990年台半ば以降から「闇サイト」を運営。人身売買や薬物・武器の調達から暗殺、各種破壊行為などを請け負ってきたとされる。  ヘルバ容疑者の関係先からは、中世ヨーロッパで、ペスト(黒死病)患者の診察に当たる際に使用されたといわれる鳥のくちばしのようなマスクをした医師が表紙に描かれた書類が押収されたが、そこにはブラック・デスのものとされるEメールアドレスなどが記載されていた。また、携帯電話やパソコンからは、アイリンさんを約36万ドル(4,000万円)で販売しようとしていた形跡も明らかになったという。
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ブラック・デスが以前に実施した性奴隷オークションで公開された“商品”。ただし、この写真は、ポルノビデオから盗用されたものだった
 2015年には、ブラック・デスが運営するとみられる人身売買サイトで、パリで誘拐したとするアメリカ国籍の女性を性奴隷として販売するオークションが、15.5万ドル(約1,700万円)を開始価格として行われている。アイリンさんも、ブラック・デスの“商品”として誘拐された可能性がある。  さらにミラノ市警は、ブラック・デスからアイリンさんへ宛てたとみられる手紙も押収したと発表。その文書には、「2歳の子どもを持つ若い母親であるから、我々の寛大さにより解放する」「母親を誘拐することは掟に反する」「誘拐したことは間違いだった」などと、彼女を売り飛ばすことを、意図的に中断したと強調。一方で、「お前とお前の家族は、汚い言葉を使ったり、敬意を欠いた表現で、我々について語ってはならない」「お前は身代金として5万ドル(約550万円)を1カ月以内にビットコインで支払うことに同意した」などと、彼女に対する複数の要求も書き連ねている。そして文末には、これらの要求に従わない場合、「お前は消されることになる」との警告が記されている。  アイリンさんはすでに英国に帰国しているというが、彼女は今も恐怖にさいなまれている。ブラック・デスの実態究明と摘発が急がれる。

テーブル席での“公然排泄”に、ハエの卵混入スープ……中国飲食店の衛生状態がヤバすぎる!

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杭州のレストランで、ほかの客が食事をしている前で子どもに大便をさせる母親
 以前本サイトで、地下鉄の車内で子どもに小便をさせる親を紹介したが(参照記事)、その上をいく母親が現れた。  「網易新聞」(8月7日付)などによると、浙江省杭州市のレストランで食事中、1歳くらいの子どもが尿意を催したため、母親は食事をしているテーブル脇で小便をさせた。これだけなら中国では特段珍しいことではないが、事はそれだけでは終わらなかった……。子どもは便意も催したのだ。ところが母親は、それでも我が子をトイレに連れて行こうとはせず、近くに置いてあったゴミ箱を手繰り寄せると、なんとそこに大便をさせたのだった。  隣の席では、ほかの客が普通に食事をしている。にもかかわらず、店の対応は迅速とは言いがたかったたようだ。臭いもさることながら、この季節、衛生上、大問題なのは言うまでもない。  実際、中国では衛生管理がずさんな店が少なくなく、北京市ではおぞましい事件が起きている。
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北京では、ワンタンスープにハエの卵をトッピング!?
「法制晚報」(8月6日付)などによると、女性が中華系ファストチェーン「慶豊包子舗」からワンタンスープをテイクアウトした。家に帰ってフタを開けるなり、女性はトイレへ駆け込み、嘔吐。なぜならスープには、白くて細長い、虫の卵のような粒が無数に浮いていたのだ。    女性が店へクレームを入れると、店長はすぐに謝罪し、迷惑料として100元(約1,600円)を支払った。ところが、話はこれで終わらなかった。女性が中国版Twitter「微博」にこの件を投稿すると、瞬く間に拡散し、大騒ぎになったのだ。事態を重く見た店側はすぐに火消しに動き、「これはエビのヒゲだ」と釈明。検査結果が出てから詳細を公表するとしたが、ネットでは「検査結果も出てないのに声明を出すのは、早すぎるだろ」「どう見てもハエの卵」「エビのヒゲだったら、長いのもあれば短いのもあり、もっと不ぞろいのはずだ」と店側の弁明を信じる者は皆無で、非難が殺到した。  レストランでの“公然排泄”に、ハエの卵が混入したメニュー……。中国の飲食店の衛生状態は目を覆うばかりだ。 (文=中山介石)

中国で急増する「マルチ商法監禁事件」、1枚の画像が被害女性を救う

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中国で急増する「マルチ商法監禁」事件、1枚の画像が被害女性を救うの画像1
救出の手掛かりとなった実際の写真。クラウドに、自動的にアップロードされていた
 中国では人身売買を目的とした児童誘拐が年間20万件発生しているといわれるが、一方でネットワークビジネス(マルチまがい商法)に関連した若者の誘拐事件も急増中だという。今回、中国で発生した誘拐事件は、1枚の写真から奇跡的に事件解決に至った、まれなケースといえる。 「騰訊新聞」(8月1日付)によると、7月初旬、江西省九江市で若い女性が誘拐される事件が発生した。女性は「SNSで知り合った友人に会いに行く」と周囲に告げ、翌日以降、連絡が途絶えてしまったという。女性の家族と婚約者は警察に捜索願を出したが、なかなか手掛かりをつかめないでいた。  女性が行方不明になってから数日後、婚約者は手掛かりを探すため、女性が所有していた自宅のパソコンを開いた。フォルダを確認すると、女性のスマートフォンで撮影された写真が、クラウドへ自動的にアップロードされていた。するとそこには、行方不明直後に撮影されたと思われる風景写真があった。  そこには公園と大きな川が写っており、婚約者はこの近くに女性がいると確信。警察に証拠品として提出した。警察が撮影場所の特定を進めたところ、市内のビール工場の工員寮の部屋から撮影されたものであることが判明。部屋に突入すると、くだんの女性が監禁された状態で見つかった。犯人は現場から逃走していたが、すでに身元が割れており、逮捕も時間の問題だという。
中国で急増する「マルチ商法監禁」事件、1枚の画像が被害女性を救うの画像2
救出された女性と婚約者。彼の機転が事件を解決した
 保護された女性は地元メディアの取材に対し「友人に会いに行ったら、ネットワークビジネスに勧誘された。断ると突然、複数の人に無理やりこの建物に連れ込まれて、監禁された。スマホもすぐに没収されてしまったが、その直前に部屋からの風景を一枚撮った。婚約者が気づいてくれてよかった……」と、緊迫したその一部始終について語った。  投稿された風景から撮影場所を特定することは、日本でも2ちゃんねるなどで数多く行われてきたが、時には、こうした重大犯罪の解決につながるケースもあるのだ。  一方、7月14日には、大学を卒業したばかりの男性が就職活動を行っていたところ、ネットワークビジネスを行う北京市内の組織にだまされて入会し、組織と金銭トラブルとなった挙げ句に殺害され、遺体を遺棄されるという凄惨な事件も発生している。男性は殺害される直前、友人や家族に借金を申し込む連絡をしていたという。警察は監禁と殺人に関与した組織のメンバー4人の男女を逮捕し、厳しい取り調べを行っている。    中国では、ネットワークビジネスを行う際は、資本金と保証金合わせて1億元(約16億円)の準備金が必要で、参入が厳しく制限されている。ところが、その厳しさが逆に、違法な組織の増加を後押ししてしまっているようだ。日本でもたびたび被害が報告されているが、そのうさんくささは世界共通のようだ。 (文=青山大樹)

中二病だよ、全員集合!? 伝説の暴走族マンガ『疾風伝説 特攻の拓』

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中二病だよ、全員集合!? 伝説の暴走族マンガ『疾風伝説 特攻の拓』の画像1
『疾風伝説 特攻の拓(1)』(講談社)
「“ムカつき”が止まんねーよ…」  なんだ、二日酔いか!? と思った方もいるかもしれませんが、違います。これは暴走族マンガのレジェンド『疾風伝説 特攻の拓』に出てくる名ゼリフのひとつです。  このマンガのどのへんが“レジェンド”なのか? 次々と登場する、スーパーサイヤ人級の強さを持ったヤンキーたちのバトル、そして一度見たら忘れることができない、中二病丸出しの“セリフ回し”の数々……どこを切り取っても、レジェンドとしか言いようがないのです。今回はそんな『疾風伝説 特攻の拓』のすごさに迫りたいと思います。  そもそもタイトルからして、普通じゃありません。普通の人なら「しっぷうでんせつ とっこうのたく」と読んでしまうところですが、正しくは「かぜでんせつ ぶっこみのたく」です。「疾風」と書いて「かぜ」、「特攻」と書いて「ぶっこみ」と読めなければ、立派なヤンキーにはなれませんよ!  では、問題です。次の単語は、なんと読むでしょうか? 1 朧童幽霊 2 魔覇裸邪 3 麓沙亜鵺 4 妖艶童子  答えは…… 1 ロードスペクター 2 マハラジャ 3 ロクサーヌ 4 セクシー  でした。ちなみにこれ、すべて作品中に登場する暴走族のチーム名です。  本作の主人公は、高校1年生の浅川拓。マジメでチビでケンカが弱く、パシリに使われる、典型的ないじめられっ子です。しかし、鳴神秀人という転校生が現れたことで、運命がガラリと変わります。  秀人は横浜の暴走族「外道」のリーダーで、ケンカが強いことで有名でした。そんな秀人に憧れ、自らもツッパリデビューする拓。その後、拓は神奈川県下一の不良高校・聖蘭高校に転校し、マー坊こと鮎川真里率いる「爆音小僧」という暴走族に所属することに。作中では爆音小僧のマー坊、朧童幽霊のリューヤ、魍魎(もうりょう)の武丸といった暴走族のヘッドを中心にさまざまなチームが登場してはケンカに明け暮れるのですが、なぜか拓は「いろいろな暴走族のヘッドに、やたらと気に入られる」「ここぞという時に、奇跡のラッキーパンチが飛び出す」という独自アビリティにより、数々のラッキーが積み重なって、ケンカが弱いまま、横浜・湘南・横須賀など県下の暴走族の中で一目置かれる存在となっていきます。しかし、本作が“レジェンド”たるゆえんは、実はこういった本筋とは違うところにあります。 ■登場キャラがほぼ全員、一瞬にしてキレる!  暴走族のマンガなので、ある意味、当然なのですが、登場キャラクターがとにかくすぐにキレます。登場キャラ全員、カルシウム不足なんでしょう。  拓独特のキレ表現として「!?」という感嘆疑問符が多用されるんですが、セリフの後ではなく、単独使用で「!?」と使われるのがポイントで、だいたい相手にガンをつけてる時です。眉間にシワを寄せて、顔をユガめて、口を斜めに半開きにして「!?」。これが作品の至るところに出てきます。  加えて、作品を特徴付ける、化け物じみたパワーを持つ登場キャラたち。体格とか関係ありません。チビだろうとガリだろうと、その瞬間に一番キレたヤツが強いのがこのマンガ。ジャッキー・チェンは酒を飲めば飲むほど強くなりますが、本作の登場キャラは、キレればキレるほど強くなるのです。  その中でも魍魎の武丸は、作中1、2を争うヤバさ。ケンカになると片手でツルハシやらバスの停留所を引っこ抜いてブン回し、大型トラックにはね飛ばされても普通に生きています。『北斗の拳』だったら、ラオウクラスの存在ですね。 ■ページを開くたびに名ゼリフが飛び出す! バイオレンス感あふれる“族”ポエム  そして『特攻の拓』といえば、インパクトがありすぎる名ゼリフの数々が挙げられます。あまりに多すぎるため、特に有名なものを厳選して紹介しておきます。 「俺らに“上等”コクんだら “10万光年”早ぇーんだよ!!」  拓と同じ爆音小僧のメンバー、カズのセリフです。「上等コクんだら」というフレーズからしてすでに難解ですが、「ケンカ上等こいてんじゃーよ」ってことだと思います。もうここから先はフィーリングで理解するしかありません。 「俺らァ死んでも“狂乱麗舞”(キョーランレーブ)…」  朧童幽霊のリーダー、リューヤの名ゼリフです。よくラーメン屋さんが「一杯入魂」みたいな信条を店内に掲げていることがありますが、朧童幽霊の信条は「狂乱麗舞」というわけです。言葉の意味はよくわかりませんが、字面はカッコイイですね。 「てめェの頭ぁ…潰れたトマトみてーにしてくれんゾ…?」  爆音小僧7代目頭、マー坊の名ゼリフです。チビで金髪で子どもっぽいルックスのため、知らないヤツからは舐められがちなマー坊ですが、「相原勇に似てる」と言われると激ギレ。悪魔のような凶暴さを見せます。ちなみに、ほかにも「あんまチョーシくれてっと ひき肉にしちまうよ!」というのもあります。トマトとかひき肉とか、ちょっと洋食屋のシェフっぽいですよね。 「オレが手に入れてやる…! “その領域”…“スピードの向こう側”を… !?」  これもマー坊のセリフです。「スピードの向こう側」というキーワード自体は本作品のいろいろなキャラクターがこぞって使っており、バイク乗りとして真の速さに目覚めたものだけが到達できる(らしい)領域として都市伝説的に語られています。たぶん死にそうな時に、三途の川が見えるのと同じような感じです。 「“支配する者”、“統べる者”、“武丸”さんがお帰りになりましたってよォ…」  目を合わせると即ボコられるようなアブない人ばっかり出てくるイメージのある本作ですが、やはりその中でもダントツのアブなさを誇るのが魍魎の武丸です。その武丸のキングたる貫禄を象徴するセリフがこちら。でも、一番の驚きは武丸さんが「統(す)べる」などといった高度な漢字の“読み”を知っていることなんですが……。 「“事故”る奴は…“不運”(ハードラック)と“踊”(ダンス)っちまったんだよ…」  名ゼリフの多すぎる本作ですが、その中でナンバーワンを挙げるとしたらこれでしょう。横浜最大の族「夜叉神(やしゃがみ)」を統率する総会長、鰐淵春樹さんのセリフ。このセリフのポイントは、「不運」を「ハードラック」、「踊る」を「ダンス」と当てて読ませるところにあります。「ダンスっちまう」とか……どう考えても普通に読んだほうが読みやすいんですが、無理やり押し通すあたりがワニブチさんらしさなのです。  ここまで読んですでにお気づきとは思うのですが、セリフの目立たせたい単語を「“ ”」でくくる技法も本作の特徴となっています。  そんなわけで、伝説の暴走族マンガ『疾風伝説 特攻の拓』をご紹介しました。この作品はヤンキーマンガ、ツッパリマンガを敬遠している人ほど、むしろ読んでほしいです。読み終わる頃にはあなたも、ちょっとしたことですぐキレる、中二病マインドあふれる素敵な大人になれるかもしれません。 (文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん<http://ablackleaf.com/>) 「ザオリク的マンガ読み」過去記事はこちらから

ネッシーか!? 中国の池にナゾの巨大生物が現れ、人民騒然

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ネッシーか!? 中国の池にナゾの巨大生物が現れ、人民騒然の画像1
水面に現れた波紋(上)と、その波紋の中から出てきた巨大生物らしき背中(下)
 中国の池でナゾの巨大生物が目撃され、「中国にもネッシーが!?」と大騒ぎになっている。  場所は雲南省にある田舎町。今年に入って雨模様の天気が続き、場所によっては大きな池が出現していたという。  そんな池ができてから1週間ほどたった7月31日、村人たちが水面に大きな波紋を目撃した。不思議に思ってしばらく眺めていると、なんとその波紋の中から、大きな生き物らしきものの背中が現れたのだという。  この話が伝わると、「中国にもネッシーがいた!」とばかりに、1万人もの人が訪れ、再びネッシーが出現するのを待ち構えるという事態となった。  こういった場合、本家・ネス湖のネッシーもそうだが、一般的には巨大生物は二度と姿を現さず、謎はナゾのままで終わるのが普通だが、なんとこの巨大生物、再び姿を現した。この時の模様がスマホで撮影され、ネット上で公開された。
 映像を見ると、波紋の中にはっきりとナゾの巨大生物の背中らしきものが2回にわたって現れている。やっぱりこれは本物の“ネッシー”なのだろうか?  この映像では大きさがわかりにくいが、周囲の風景やほかの映像を見る限り、波紋の大きさはせいぜい10メートル、ナゾの生物のほうも、全長2〜3メートル程度と思われる。  動物専門家は「この動きは魚類ではないことは確かだが、なんであるかは判断できない」とコメントしている。  池の水が引けば真相が判明するだろうが、続報が待たれる。 (文=佐久間賢三)

CAたちが裸を張ってPR!? カザフスタン旅行会社のCMが大炎上

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CAたちが裸を張ってPR!? カザフスタン旅行会社のCMが大炎上の画像1
ChocotravelのPR動画に登場するCAたち。おそらく本物ではなく、モデルだろう
 ネット上にわざと非難を浴びるような広告を出し、意図的に炎上させて世間の注目を集める“炎上マーケティング”という手法があるが、そういう意味では、この旅行会社の動画は成功したといえるかもしれない。  中央アジアの国・カザフスタンの旅行会社「Chocotravel」が先日、ネット上に自社PRの動画をアップした。飛行機のCAらしき女性たちが帽子とスカーフまとって登場し、こちらに向かってセクシーに話しかけている。  カメラがズームアウトしていくと、CAたち突然、帽子を脱ぎだした。さらにカメラが引いていくと、なんと彼女たちはスカーフ以外、一糸まとわぬ姿で立っているではないか。
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ヨーロッパ系の顔立ちの女性が多い
CAたちが裸を張ってPR!? カザフスタン旅行会社のCMが大炎上の画像3
故意なのか偶然なのか、股間に当てた帽子の形が女性器の形に見えるのだが……
 ちょうどおっぱいの部分にラインが入り、股間はさっき脱いだ帽子で隠していて肝心なところは拝めないが、いずれの女性も腰のあたりははっきりとくびれ、なかなかのスタイルであることがわかる。  彼女たちが裸になることで、「弊社は航空券の予約に手数料は取りません」ということをPRしたいようだが、さすがにネット上では「やりすぎ!」「女性蔑視だ!」などと批判の声も上がっている
CAたちが裸を張ってPR!? カザフスタン旅行会社のCMが大炎上の画像4
別に見たくもないが、こちらが男性パイロット版
 しかしこの旅行会社、そんな批判などどこ吹く風で、2日後にはまた別のPR動画を公開した。こちらに登場したのは、裸の男性クルーたち。男女両方に裸で登場させ、「女性蔑視」という批判を真っ向否定しているのだろう。  同社のマネジャーは「確かにこの広告は大胆でショッキングだが、誰かの感情を逆なでしようとして作ったものではない。実際、そうなってしまったのなら残念だ。でもこの広告に写っているイメージは、ビーチやプールならどこでも見られるごく普通の光景にすぎない。誰もミニスカートや水着姿の女性を非難したりしないだろ?」と、Facebook上で弁明している。  賛否は分かれるものの、大きな注目を集めたこのCMは、同社の知名度向上のための戦略としては、大いに成功したといえるだろう。

安楽死を願う親も……巨大腫瘍に苦しむ中国の子どもたち「頼みの綱は募金」

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安楽死を願う親も……巨大腫瘍に苦しむ中国の子どもたち「頼みの綱は募金」の画像1
左目に網膜芽細胞腫を患った今回の男児(東網)
 環境汚染や環境ホルモンの影響か、中国では体の一部に巨大腫瘍を発症する患者が増えている。  小さな子どもたちも例外ではない。「鄭州晩報」(8月5日付)は、左目に網膜芽細胞腫を患うも治療が受けられず、苦しみながら暮らす5歳の男児について報じている。河南省平頂山市魯山県に住むこの男児は、巨大化した左目の腫瘍がすでに顔半分を覆い尽くし、視力も失ってしまっている。男児の母親は同紙の取材に対し、「本当はこの子に手術を受けさせてあげたいのに費用が足りず、投薬治療がやっとです。薬を買うためにこれまで20万元(約320万円)借金し、自宅で看護しながら生活しています」と、涙ながらに語る。男児の腫瘍からは常に体液が流れ出しており、誰の目にも危険な容体であることはわかる。  この報道がきっかけで、地元政府もようやく重い腰を上げ、男児の救済に向け動きだした。また、多くのネットユーザーから寄付したいという申し出も寄せられ、状況は好転し始めている。  しかし、これは氷山の一角。中国ではこのような巨大腫瘍を患いながら、高額な治療費を支払えず、苦しみ続ける児童が多くいるのだ。  大手ポータルサイト「網易」は先日、顔の右半分を腫瘍に侵され、道行く人から怪物とののしられる3歳の女児について報じている。女児は痛みのため、食生活もままならない状態だというが、両親は治療費が払えず、いまだ詳しい検査さえ行えていない。こちらは現在も、各メディアが治療費の寄付を呼びかけている。
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顔面を巨大な腫瘍に侵された3歳の女児(新浪新聞)
 さらには、腫瘍で苦しむ幼いわが子を治療できないのなら、苦しみから解放させるため、安楽死させようと追いつめられる親も少なくない。「新浪新聞」によると2014年、陝西省に住む4歳の女児は眼球に網膜芽細胞腫を患い、両親が各地の病院を訪れて治療を懇願した。だが、高額な手術代が支払えないため、すべての病院に拒否されてしまったという。その後は、鎮痛剤しか与えることができず、痛みのあまり毎日泣いているわが子を見て、安楽死させようと決意した。ただし、中国では法律で禁止されているため、これに応じる病院はなかったが、報道に接したネットユーザーなどから寄付が届き、ようやく治療が開始されたという。  政府が医療格差を放置する中、中国ではSNSを通じた募金文化が難病に悩む貧困層の子どもたちの頼みの綱となっている。しかし一方では、子どもの難病をかたる詐欺も横行している。ネット上の善意の芽が、こうした悪意によって摘み取られないように願いたい。 (文=青山大樹)

宮迫博之はごまかし、仲間由紀恵は笑い、乙武洋匡は訴えられた……芸能界“不倫の後始末”

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宮迫博之はごまかし、仲間由紀恵は笑い、乙武洋匡は訴えられた……芸能界不倫の後始末の画像1
「週刊文春」(8/17・24号、文藝春秋
今週の注目記事・第1位 「『錦織圭』を迷わすモデル恋人の告白」(「週刊新潮」8/17・24号) 同・第2位 「ローラ『10年奴隷契約書』」(「週刊文春」8/17・24号) 同・第3位 「『乙武クン』と愛人を『糟糠の妻』が訴えた!!」(「週刊新潮」8/17・24号) 同・第4位 「『がん』『アルツハイマー』超早期発見」(「週刊新潮」8/17・24号) 同・第5位 「『安倍改造内閣』の身体検査はD判定」(「週刊新潮」8/17・24号) 同・第6位 「『東洋経済オンライン』衝撃の内部告発」(「週刊文春」8/17・24号) 同・第7位 「雨上がり宮迫博之(47)“決死の不倫”」(「週刊文春」8/17・24号) 同・第8位 「日本の未来予想図」(「ニューズウイーク日本版」8/15・22号) 同・第9位 「仲間由紀恵 裏切り夫との“恐怖の晩餐”実況中継」(「週刊文春」8/17・24号) 同・第10位 「自転車事故から1年 谷垣禎一『餃子や焼き鳥をモリモリ』」(「週刊文春」8/17・24号) 同・第11位 「斉藤由貴“恋人つなぎ階段下り”の真相」(「週刊文春」8/17・24号) 同・第12位 「金銭トラブルで露出度アップ!? 『小池栄子』が前事務所に訴えられた」(「週刊新潮」8/17・24号) 同・第13位 「イチロー『来季オリックス』復帰」(「アサヒ芸能」8/17・24号) 同・第14位 「『女が嫌いな女』2017」(「週刊文春」8/17・24号)  今週は現代とポストがお休み。だが、文春、新潮は今週も元気だ。8月に入って台風が居座り、去ったと思ったら梅雨のように雨が降り、湿度は高いから、なんだか息苦しい。  冷夏でもないが、ピーカンの日など数えるほど。こんな変な夏はこれまで経験したことがない。天変地異の前触れでないことを祈りたいが……。  まずは恒例の文春の女が嫌いな女。今年の前半は豊田真由子センセイと松居一代の大激戦とみたがどうか。  やはりぶっちぎりで松居が第1位。779票で2位の稲田朋美を200票以上引き離している。  3位が上西小百合、4位が工藤静香、5位が蓮舫で、6位が和田アキ子。ようやく7位に豊田センセイがランキング。8位にベッキー、9位に藤原紀香、10位が今井絵理子。  意外にも? 11位に小池百合子が入っている。当然か。  松居は無印の超穴馬だったが、飛び出したら2位以下を大きく離した。嫌われる女として安定した力を誇っているのは、上西、工藤静香、和田アキ子、藤原紀香あたりである。  下半期に松居が残るには、もうひと騒ぎしなければ無理かもしれない。  文春にひと言苦言を。池上彰の連載特別篇として、小池都知事と対談しているが、これがすこぶる面白くない。  池上の持ち味である鋭い突っ込みも、豊洲・築地の両方を残す小池の“決断”のおかしさも衝かず、とりとめのない話に終始。  合併号の中で一番つまらない対談であった。猛省を!  アサ芸が、イチローが来季、オリックスへ帰ってくると報じている。  寄る年波には勝てない。あれほどの天才的なバッティングも、レーザービームといわれる強肩にもはっきり衰えが見える。  だが、このままシーズンを終えて、イチローがすんなり日本球界へ帰って来るのだろうか。  私は疑問だが、アサ芸によれば、宮内オリックスオーナーはイチローとの関係が切れないように腐心してきたという。  また、元オリックスの捕手で、昨年までスカウト部の国内編成担当だったAが、今年からスカウト部の海外担当になっていたという。  このAは、イチローが入団直後から寮の同室で過ごし、イチローの教育係的な立場にあり、イチローも信頼しているという。  イチローが帰国すれば、成績はともかく、ブームが起こることは間違いない。1年現役をやって、オリックスの監督にするという青写真が進められているというのである。  名選手必ずしも名監督ならず。ましておや、孤高のバットマン・イチローに監督が務まるのか。正直、見てみたい気はする。  このところ所属事務所とタレントのトラブルが多い。元グラドルで、現在は女優としても活躍する小池栄子が、所属していた前の事務所から、未払金1,200万円を支払えと、訴状を送られたというのだ。  小池は、前の事務所を離れ、夫と個人事務所をつくったが、その際、事務所側は、それまでのCMを除く彼女の売り上げを3,876万円と試算し、その約30%を払えと主張し、夫側は、払う必要はないとしているそうだ。  それも2年前からもめているという。どちらが正しいのか判断できる立場にはないが、後でローラのところで触れるが、これほど事務所とタレントがトラブるのは、この業界に何かしら問題があるのではないか。  前近代的な商習慣が残っていて、タレントを商品のごとく考え、使い捨てることを何とも思わない世界を変えないと、こうしたトラブルはますます増えていくと思うのだが。  さて、斉藤由貴会見で、恋人つなぎしたのはなぜかと聞かれ、「きっと好意はあるから、手を出されたときに、ぱっとつなぐことはあるんだと思います」。  夫婦関係が壊れないのかと聞かれ、「それはそれでしょうがないなという気持ち」。50歳にもなってこのいい方はないだろう。  文春は、斉藤の相手の医者が、映画の帰り、階段を下りるのにふらついていたので手を貸したといっていたが、そうではないと証拠写真を載せている。  それを見ると、階段を斉藤は一人で下り、男はだいぶ後ろから下りてきている。そして映画館を出てから恋人つなぎしているのだ。まあどうでもいいけどね。  可哀想なのは夫と敬虔なモルモン教徒の父親である。8月6日、斉藤も通う横浜市内のモルモン教会の日曜礼拝で、80歳になる斉藤の父親は壇上で、 「今、教会の名前が汚された風に発表されています。本当に悔しくてたまりません。今まで私はそんなことのないように生きてきたつもりです。でも、許していただきたい。あの子には、あの子なりの苦しみがあるのかもしれません(中略)親子であったとしても、それを皆さんの前で言う資格はないのかもしれません。でも、許してください……」  泣きながら信者たちに許しを請い、その後ろにはやつれた様子の斉藤の夫の姿もあったと文春が報じている。  ところで、谷垣禎一元自民党幹事長が自転車事故を起こしてから1年が経つ。ぽつぽつ情報が出てくるようにはなったが、本当のところは依然わからない。  文春は、谷垣の側近議員が「もう病院から国会に通えるぐらい回復し、しゃべりも問題ない。箸は持てないが、大きなスプーンで餃子や焼き鳥をモリモリ食べている。年内には国会に戻る」といっていると報じているが、にわかには信じられない。  そこまで回復しているなら、近い人間でなくとも会いにいった人間がいるはずだが、そうした話は聞こえてこない。  まだリハビリ途上というところではないか。今回の組閣では谷垣グループから一人も入閣しなかった。  安倍は、谷垣のいない谷垣派を恐れることはないと考えたのであろう。  閑話休題。日本出版販売が発表した7月の店頭売上前年比調査によると、書店店頭売上は前年同月比4.9%減となったそうだ。  内訳は、雑誌9.1%減、書籍2.6%減、コミック5.3%減だった。軒並下がっているが、雑誌がきわめて大きいのは深刻である。  もっとも『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』(ケント・ギルバート著/講談社)が売れているというのだから、買う本がないというのも大きいと思う。こういう本を講談社が出しているなんて、OBとしては恥ずかしい。  ところで「創」という雑誌を知っているだろうか。部数は大したことはないが、ほかの雑誌では絶対やらないものが読める。  9月号には、相模原障害者殺傷事件の植松聖被告から編集部に届いた手紙を公開している。何カ所か紹介してみたい。 「私は意思疎通がとれない人間を安楽死させるべきだと考えております。私の考える『意思疎通がとれる』とは、正確に自己紹介(名前・年齢・住所)を示すことです」 「私の考えるおおまかな幸せとは“お金”と“時間”です。人生には全てに金が必要ですし、人間の命は時間であり命には限りがあります。重度・重複障害者を養うことは、莫大なお金と時間が奪われます」 「精神科医はゴミクズです。その証拠に日本はウツ病と自殺者であふれております」 「共生社会とは一人ひとりが自立し支え合う生活と考えられますが、今は奇生社会と呼ぶ方が適確かと思われます。延命や介護は人の弱みに吸い付くウジ虫です」  犯行当時の考え方と、1年が経っても変わっていないことにため息が出る。  尾野豪志津久井やまゆり園家族会前会長が、19人の被害者が警察によって匿名にされた問題について語っている。  津久井署は最初、被害者は実名だとして、匿名にしてくれという園長や家族会会長の願いを断っていたという。だが遺族の中からも懇願する人が出てきて、警察は本庁と協議し、「今回だけは障害者なので特例として認める」となったそうだ。  しかし尾野は、障害者だから匿名を認めるとすると、「19人の中には津久井やまゆり園で何十年も暮らしていた人もいたのに、そこにいたことにならなくなってしまう。彼とか彼女の人生は何だったのかと思うと、植松にも殺されて家族にもまた殺されてしまったという気がするんです」。  尾野は、あえてきついい方をすると、「名前を出したくないという家族の方々が、被害を受けた当人ではなくて、家族が差別されるから名前を出したくない。自分の保身で出さないんだと、僕はそう思っています」。  差別はどんなものでもなくさなくてはいけない。それは正論だが、厳としてある差別とどう取り組み、無くしていったらいいのだろうか。私などは、途方に暮れてしまう。  さて、仲間由紀恵(37)という女優がいる。いい素質を持った女優である。彼女が俳優の田中哲司(51)と結婚したときは「逆玉の輿」と騒がれた。  そのうえ、彼は女癖が悪いというから、そんな男となぜ。仲間の事務所もそれを心配していたそうである。  だが世の中とはそういうものであるし、それでなくては面白くない。世の中にいい女と不細工な男との組み合わせなどはいて捨てるほどある。  だが、そういう男は、いい女を女房にしたからといって、ほかの女に目がいかないわけではない。  田中もそうである。先日、仲間が日本を留守にしている最中に、ヘアスタイリストのところへ変装をして通っていたのをフライデーされてしまった。  その彼女とは深い付き合いだったそうだ。あわてて田中は仲間に謝り(と思う)、女は去った。  さあ、仲間はどうしたのか。仲間と田中が薬膳料理の店へ行き、2人の会話を聞いた客が文春に話している。  2人の間に会話はほとんどなかった。無言で料理を口に運ぶ田中。仲間は笑みを浮かべながら、「美味しい? 本当に美味しいと思っている?」と上目使いで尋ねていたのが印象的だったという。  本当は仲間はこういいたかったのではないか。「本当に私と結婚できてうれしいと思っている?」「いやなら別れてあげるわよ。私はすぐ再婚できるけど、あなたは無理ね」。  それがわかっているから亭主は何もいえない。チョッピリ可哀想だが。  さて、今週一番面白かった記事はニューズウイーク日本版の「日本を待ち受ける2つの未来」という特集だった。  これを読む限り日本の未来は暗いと思わざるを得ない。何しろ、「今後は、大陸中国こそが超大国で、日本は周辺に位置する中等国という千年来の力学が復活するだろう」(グレン・カール元CIA諜報員)、「今までの働き方や稼ぎ方を維持しようとすれば、日本経済はどんどん縮小。1000兆円以上の借金と社会保障の負担によって崩壊するだろう」「日本の生産性は国民全体で見ると世界27位だが、労働者に限ればスペインやイタリアよりも低く、先進国で最下位レベル」「高齢者問題に対応するため、日本は世界一生産性の高い経済大国、最先進国になる必要がある。付加価値の高いものを徹底的に追求する、とにかくイノベーションを求める。人口が減る分だけとにかく稼ぐ。それだけだ」(デービッド・アトキンソン元ゴールドマン・サックス金融調査室長)。  人口が急速に縮んでいく日本では、安くていいものなどつくらず、付加価値の多いものをどんどん作り、増え続ける高齢者を75歳まで働かせ、医療費や介護費などを使わせないようにすることだというのである。  今週の文春砲が狙いを定めた不倫はややランク落ちだが、雨上がり決死隊というお笑いコンビの宮迫博之(47)である。  この男、1996年に結婚して2001年には長男が誕生している。しかも12年に胃がんがわかり、胃の3分の1を切除した。その時は妻が献身的に介護したという。恐妻ネタが売り物だそうだ。  7月14日、そんな宮迫が六本木のバーでスレンダー美女と飲んでいた。彼女は一足先に運転手と都心の高級ホテルへ行き、運転手がフロントでチェックインしてカギを彼女に渡す。  クルマはバーに戻り、今度は宮迫を乗せてホテルへ。さっきとは違う階の駐車場に入り、車から降りてきた宮迫のスタイルはというと、後頭部が丸見えになるほど目深に被ったキャップとマスク姿。誰が見ても怪しい。  彼女が待っている部屋に入り約10時間。出てきたのは午前11時だった。そして7月25日には別の30代の女性と同じホテルで逢瀬を重ねる。マメだね宮迫は。  最初の女性は京都出身のモデル・小山ひかる(26)だそうだ。  文春に直撃された宮迫の姿がワイドショーで流れていたが、それほど悪びれた様子はない。  だが、小山とホテルに泊まったことはないなどとのらりくらり。誤解ですという宮迫に文春砲は、本当に真っ白ですかと聞くと、「えー、オフホワイトです」というと自宅へ入っていったという。  小山も全否定。美容系のライターとして活躍しているという30代の女性は、文春砲の「一線は越えている?」に、「……本当に何もなく。肉体関係は否定させてください」。  とっさのことで、逃げる男もいれば、宮迫のように一見堂々としていて、なんだかわからない答えをする男もいる。いっそのこと、一晩中、お互い裸でせっせっせをやっていたとでもいったらどうか。  東洋経済オンラインという経済雑誌の老舗・東洋経済がやっているネットメディアがある。  1カ月当たりのサイトのPVは2億超といわれる。売り上げも年間2億円を大きく超えるというから、たいしたものである。  お堅い経済のサイトがこれだけ稼ぐというのは、確かにニュースであろう。  だが、文春が東洋経済新報社の中堅社員に聞くと、うちは硬派なメディアと公言しているが、「その実はサイトを少し覗くとわかるように、下ネタ記事、貧困ネタの記事のオンパレードなのです」というではないか。  文春が入手した内部資料によると、週間TOP20ランキングには、 1.妻からも見放された34歳男性派遣社員の辛酸 2.独身女性が48歳でAV女優デビューした理由 3.「親が貧しい子」は勉強でどれだけ不利なのか  TOP20の中に経済記事といえるのは4、5本だという。文春は編集長を直撃して、PV至上主義で、本来の経済記事がおろそかになっているのではないかと指摘する。  編集長は、そうではないといいながら、東洋経済の雑誌のほうはプレミアムな雑誌を目指し、オンラインのほうは大衆的なところを引き継げばいいと話している。  私は長くそうしたことに関わってきたから、ネットがPV至上主義になるのは致し方ないと思う。  ネットでカネを稼ぐには、刺激的なタイトルと煽情的な内容にしなければならず、そうして稼いだPVがおカネになるのを見ていると、いくら御大層な寝言をいっていても転向せざるを得ないのである。  だいぶ前になるが毎日新聞が外国向けに出している英文サイトのコラム「WaiWai」で、日本からの情報として、性的なものや品性を欠く情報を載せ大きな問題になった。  結局、毎日はこれを認め、謝罪し、このサイトを閉めた。なぜこんなことを天下の毎日新聞がやったかといえば、人集めであった。  PVを増やし、話題になればなんでもいい。どうせネットなんだから。  東洋経済オンラインがそうならない、否、そうなっているのではないか。だが、結局、そうしたやり方は、次のもっとえげつないネットにとって代わられるのだ。  今は東洋経済の看板があるから、読者は、俺はこんな下品な記事を読みたくて来ているんじゃない、来たついでに読んでいるだけだと思いたいのだ。  だがやがて、そういう読者が主流になり、良質な読者は逃げていくはずだ。どうせやるなら開き直って御託はならべないことだ。  何がなんでもPVで日本一になってやる。稼ぎまくってやる。そのためには手段など選ばない。そう覚悟を決めなくては、どこかで挫折する。  ところで改造内閣で早くも波乱の目になる2人が現れた。河野太郎外相と江崎鉄磨・沖縄北方担当相である。  河野は訪問先のマニラで中国の王毅外相と会談した。王から父親の河野洋平は正直な政治家だが、お前の南シナ海発言には失望したといわれ、そっちこそ大国としての振る舞いを身につけろと返した。  安倍首相は、これを聞いて「よくいった」と思ったのか「とんでもないヤツを外相にした」とうなだれたのだろうか。  江崎は、文春によれば、田中派の大幹部だった江崎真澄元通産相(故人)の三男で、人柄はいいが酒癖がよくなく、酒で失敗するのではないかと心配されているという。だが、先月の与野党の議員の会合で「昭恵夫人は国会に呼ぶべき」と発言したという。  たびたび大事故を起こしているオスプレイの自粛を小野寺防衛相が申し入れたのに、米軍側は鼻も引っかけなかったことに、「日米地位協定は少し見直さないと」と語ったのである。  以前にも触れたが、地位協定は日本の憲法の上に置かれ、米軍が憲法を蔑ろにして日本中で我が物顔に振る舞える根拠となっているものだが、沖縄担当の大臣が「見直し」に言及し、「時間がかかってでも、沖縄県民の気持ちを政府がしっかり受け止めながら、米国には言うべきことは言いながら(見直すべきだ)、という考えを持っている」(デジタル朝日8月8日13時31分より)と発言したのは、万が一酒に酔っていたとしても、正論を堂々と吐いた勇気を買う。  国会会期中でないことが残念だ。NHKの『ニュースウオッチ9』はさらりと触れ、テレ朝の『報道ステーション』は、この発言の重大さを丁寧に伝えていた。  ポストが野田聖子や小野寺五典の身体検査をしていたが、それ以外にも茂木敏充・人づくり革命担当相は、豊田真由子のように怒りっぽく、これまで秘書が80人以上辞めていると文春が報じている。この御仁には、衆議院手帳を無償で配った「公選法違反」疑惑もあると新潮も報じている。  スタートしたばかりだが、新閣僚たちの誰から、安倍政権に打撃を与える失言や暴言、スキャンダルが出てきてもおかしくない。  私ぐらいの年になると、がんもアルツハイマーも、見つかっても仕方ないと思ってはいるが、若い人は、そう診断されたらきついだろう。  新潮は、血液一滴で13種類のがんを早期発見できる検査法が開発され、実際に使われていると報じている。 「マイクロRNA」という。これはまだ実用化一歩手前だが、広島大学が立ち上げたバイオベンチャーが開発した「ミアテスト」というのがすでにあるそうだ。  これはがんからアルツハイマーまで診断できるという。新潮の20代の男性記者が膵臓がんとアルツハイマーの検査を受けたそうだ。  結果は、すい臓がんはB判定で、アルツハイマーはC判定だという。B判定は微量ながらがんに関連するマイクロRNAが出てきているから食生活を気を付けろといわれ、安心はできないそうだ。  ではアルツはどうか。20代でC判定は珍しいそうで、C以上の判定が出たときは、画像検査をするよう勧めているそうだ。  気になるのは、こういわれた若い男性記者である。調べなければよかった、そう後悔していないか。がんばれ、まだがんやアルツになると決まったわけではない。だが可哀想に。  今月中に北朝鮮とアメリカが戦火を交える。そんな悪夢が現実になるかもしれない。  北朝鮮は新型中距離弾道ミサイル「火星12」によるグアム島周辺への包囲射撃態勢を8月中旬までに完成させ、金正恩の発射命令を待っていると朝鮮中央通信が10日伝えた。  しかし、この短期間に、北朝鮮がICBMの飛行距離を飛躍的に伸ばし、核弾頭をミサイルに着弾できるほどの小型化に成功したという北の一方的な発表と、それをアメリカ側が信ぴょう性ありとして、トランプが怒り狂うという構図は、何か胡散臭い気がする。  まったくのでっち上げとは思わないが、北朝鮮危機はロシアンゲートで追い込まれているトランプの手の中にある唯一の彼に有利な手札である。  ロシアの疑惑から国民の目をそらせるために、北朝鮮危機を煽り、金正恩も米朝戦争も辞さずと進軍ラッパを吹きならす。  だが、寸止めで終わればいいが、万が一ということもないではない。こうした中で、韓国の文大統領はあくまでも対話重視といっているが、安倍首相が何を考えているのかが聞こえてこない。  国会閉会中の暇な時こそ、トランプの別荘へ行って、腹を打ち割って北朝鮮問題を語り、軽挙妄動しないようトランプに自粛を求めるのが安倍のやるべきことだと思うのだが。  ところで、週刊誌は今週も不倫記事ばかり。外国からは、日本では不倫ばかりが横行し、『不倫口論』という雑誌まで出ている不思議な国だと思われているのではないか。  話を変える。昨年大騒ぎになった「5人不倫」の乙武洋匡のその後。彼は離婚して子どもとも別れ、一人暮らしを続けているらしいが、昨年11月にフジテレビの『ワイドナショー』に久しぶりに出演した。  だが、ここでの発言が、別れた妻の心を逆なでしたと新潮が報じている。 「私がしでかしたこと自体は、妻はずっと前から知っていたことなので、それ自体っていうのは特にふたり(夫人との)の間で揉め事になることはなかった」  口は禍の元である。別れる際、2人の間で、そうした経緯については一切口外しないという「守秘義務契約」を結んでいたそうだから、約束違反である。その上、妻も知っていたというのは「虚偽」で、自分をカッコよく見せようとして、妻や子どもたちを傷つけても構わないという乙武の態度に憤慨したという。  そこで、妻側は、契約違反の違約金と、ウソを垂れ流した不法行為による精神的賠償、それに不倫相手の一人も提訴したのである。  少し前まで「日本一いい人」と持て囃された男は離婚された上に、軽率な発言で妻の怒りを再び買ってしまったようだ。  さて、私はローラという女性が好きだ。バングラデシュ人の父親が時々世を騒がせたりしたが、彼女の美しさ、歌のうまさ、料理のうまさは瞠目に値すると思っている。  ハリウッドで『バイオハザードVI』に出演して女優デビューを果たし、アメリカでも注目されているという。  そのローラに異変が起きていると、文春がハリウッドに飛んだ。6月17日、彼女がTwitterに「最近裏切られたことがあって心から悲しくて沈んでいる」と投稿し、事務所とのトラブルで独立するのではと騒ぎになっているというのだ。  文春によると事態は深刻なようで、CMは10本以上あるのに、テレビのレギュラーはゼロになっているそうだ。  ローラが所属する事務所はモデル事務所「LIBERA」。創業者で代表取締役は羽布津康史(39)。民間調査会社の調べによると、同社の売上高は推定8億円で、そのうちローラの稼ぎが約9割というから、事務所にとっての命綱である。  独立されては大変と考えたのであろう、羽布津社長はローラの私生活を徹底的に管理し始めたという。  ついにはエスカレートして、羽布津はローラの自宅へ乗り込み、部屋で暴れた末、契約書にサインせよと迫った。震えあがったローラは契約書に何が書かれているのか理解できないまま泣きながらサインしてしまったそうだ。  この契約書がとんでもない内容だった。ローラとの契約有効期間は異例の10年。しかも契約満了を迎えても自動的に10年契約が更新される。ローラ側が契約更新しないといっても、事務所サイドの了承がなければ解除できない。たとえ契約解除できたとしても、その後2年間は芸能活動できないという不平等な「奴隷契約」だそうである。  さらに、ギャラを10分の1に下げられたというから、ひどいといわざるを得ない。  ついには心労のためだろう、5月下旬、撮影にために訪れていたロサンジェルスでローラは倒れてしまう。6月に医者に行くと「これ以上症状が進行するとうつ病になる」といわれたそうだ。  このところSMAPが解散に追い込まれたり、能年玲奈が独立するに当たって改名(のん)させられたりと、事務所とのトラブルでタレント側が泣くケースが目立つ。  こうしたことに、今年7月、公正取引員会が調査に乗り出し、大手芸能プロなどで独占禁止法に抵触する不公正な契約が結ばれていないか、調べる方針だという。  文春の記述が正しいとすると、ローラのケースはこれに当てはまるはずだ。文春から事情を聞かれたローラは沈黙を通したそうだが、最後に芸能活動を続けるのかと聞かれ、「心配してくれてありがとう。うん、私、頑張る。これからもみんなをハッピーにするから待っててね」とけなげにいったそうだ。  私も行って優しく抱きしめてやりたい。それはともかく、芸能人も一労働者(中には個人事業主になっている者もいるが)である。守ってあげてください、神津連合会長さん。  今週の第1位は新潮の記事。文春や新潮は、現代、ポストと違って、表紙に売り物企画を載せない雑誌だが、今週、新潮は「錦織圭を迷わすモデル恋人の告白」というのを一本載せている。  よほど自信のある記事なのだろう。グラビアにはワシントンで錦織(27)と恋人の観月あこ(25)が、仲良く寿司屋で食事をしている写真が掲載されている。  錦織の年収は、6月に発売されたアメリカの経済誌『フォーブス』によると、世界スポーツ選手の長者番付で日本人最高の26位で、約37億円。  だが、新潮によると、観月と付き合ってから錦織の成績は低迷し、世界ランクも5位から9位にまで落ちてしまった。  ファンから観月は「さげまん」といわれているそうだ。だがそんな評にお構いなく、2人は蜜月のようだが、多くの障害があるそうだ。  その最大のものが島根県松江市に住む父親の清志だ。彼は新潮にこう語っている。 「(結婚については)うーん……わからねぇなぁ。そんなもん全然想像したくもない。彼女(観月)が悪いっていうのはいっぱい聞くし。周りからね。まあ、悪いことしか聞かないからね」  一刀両断である。観月がもともとモデルとして芸能界で仕事をしていたことも気に入らないらしい。 「もう、嫌い。芸能人って。ウチは本当にリアルな世界だけん。芸能人だとスキャンダルなこともプラスになるけど、我々の世界はそうじゃないけん」  観月はモデルとしては鳴かず飛ばずだったが、ジャニーズ事務所の玉森裕太や、杉良太郎とのスキャンダルで名をはせてきた。  今回新潮は、観月への直撃にチョッピリ“成功”している。ネットや雑誌で悪く書かれていることについて、彼女は、見てない、興味がない。  ワシントンで開かれているシティ・オープン期間中、「夜の営みはしているか」という失礼な質問にも、「やってないですよ(笑)」と受け流す。  結婚については、「結婚はしたい(ですが)、彼に任せています」と、ボールが錦織サイドにあることを示唆したという。  グラビアで錦織の表情を見る限り、彼も観月を憎からず思っているようだし、結婚は親が決めるものではない。  もう一度世界ランクの上位に返り咲き、周囲を黙らせて結婚すればいい。いい大人同士なのだから。 (文=元木昌彦)

最年少は4歳! 際どいハイレグも着こなす「女児下着ショー」に非難殺到

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最年少は4歳! 際どいハイレグも着こなす「女児下着ショー」に非難殺到の画像1
ヴィクトリアズ・シークレットのモデル「エンジェルズ」に負けないほど、自信に満ちあふれた表情の子どもたち。
 羽根や花がデコレーションされたビキニランジェリーに身を包んだモデルたちが、さっそうとランウェイを闊歩する。自身に満ちあふれ、カメラを構える観衆に挑発的な表情をして見せる姿は、米人気下着ブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」のショーそのものだ。  ただ、本家とひとつ違うのは、下着モデルたちは、小学生以下の女児であるという点である。  8月5日、中国の四川省成都市のショッピングモールで行われたこのイベントには、「幼い女児を性的対象にするな」「こんなショーに自分の娘を出演させるなんて」などといった批判が殺到している。
最年少は4歳! 際どいハイレグも着こなす「女児下着ショー」に非難殺到の画像2
 確かに、幼児体形に鋭角のハイレグ下着は不釣り合いであり、眉をひそめる人がいるのも理解できる。  女児が出演する同様のファッションショーは、中国全土で開催されている。  先月には、陝西省西安市で行われたファッションショーに、下着やビキニ水着を着用した女児が登場。最年少のモデルは4歳だった。さらに昨年末には河北省邯鄲市で、中高生の少女がモデルを務める下着ショーが開催された。  その背景について、中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は話す。 「中国では、女性下着の市場規模は今年にも250億ドル(約2億7,000億円)に達するといわれています。これはアメリカの2倍に当たり、世界でダントツとなっている。今年3月には、ヴィクトリアズ・シークレットのアジア初の大型旗艦店が上海でオープンしたばかり。しかし一方では、市場の成長率は鈍化しつつある。そんな中、各メーカーが力を入れているのが、子ども用下着市場の開拓です。そのため、ファッションショーが盛んに催されている」  こうした客寄せイベントは、往々にして過激化するのが中国の悪い癖。くれぐれも、出演モデルの子どもたちの“黒歴史”とならないことを祈りたい。

日本の軍服を着た中国人ユーチューバー 怒れる群衆に袋叩きされた上、「公共の秩序」乱した罪で逮捕

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日本の軍服を着た中国人ユーチューバー 怒れる群衆に袋叩きされた上、逮捕の画像1
「パカヤロー」と叫びながら刀を振りかざす男性。中国では、ちょびヒゲは当時の日本人の軍人のイメージがあるらしい
 日本の終戦記念日に当たる8月15日は、中国にとっては抗戦勝利記念日。毎年この日が近づくと、中国の反日感情はにわかに高まる。  そんな中、第二次世界大戦中の日本の軍服らしき服装を身につけた2人の中国人男性が、群衆から袋叩きにされるという事件が起こった。  8月13日、広西チワン族自治区の田舎町で、軍服姿の2人の若い男が高速鉄道駅に現れ、動画撮影を始めた。  1人の男が刀を引き抜いて頭上に掲げると同時に「バカヤロー」と叫び、得意そうにポーズを決め、もう1人がその様子を撮影する。さらに2人は、バイクに乗って通りを走りながら撮影を続けた。彼らは動画サイトで配信することを目的に、このパフォーマンスを行っていたようだ。
日本の軍服を着た中国人ユーチューバー 怒れる群衆に袋叩きされた上、逮捕の画像2
怒った群衆にメチャクチャに壊されたバイク
 通報を受けた地元の警察が、尋問のために2人を派出所に連れていこうとしたところ、現場には事態を知って激高した群衆300人ほどが集まっており、2人に殴る蹴るの暴行を加え始め、さらには彼らが乗っていたバイクを破壊するという大騒ぎになった。  その場の混乱はなんとか警察が抑え、派出所で事情を聞いたところ「ネットで注目を集めたかった」と供述。公共の場所で秩序を乱した罪で、10日間の拘留となった。  ちなみにこの数日前には、日本の軍服を着た中国人男性4人が、上海にある抗日戦争の遺跡で撮った写真をネットにアップしたことから、ネット民たちが憤慨するという事件が起こっている。    さらに今月6日には、ドイツの首都ベルリンにある連邦議会議事堂の前で、中国人観光客の男性2人が、ドイツでは法律で禁止されているナチス式敬礼のポーズをして記念写真を撮ったことで、警察に拘束された。  戦後72年が経過する中、日本でも戦争に対する理解の浅すぎる若者たちが増えているというが、中国でも同様のようである。 (文=佐久間賢三)

フジの月9『コード・ブルー』視聴率好調も、キャストや脚本に不満の声

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 女優・斉藤由貴に、雨上がり決死隊の宮迫博之、SPEEDの今井絵理子に続き上原多香子と、8月に入り、芸能人の不倫疑惑が続々と報じられ、世間を騒がせました。     そんな中、「日刊サイゾー」では、フジテレビの“月9”ドラマ『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』についての話題が上位にランクイン。初回以降、視聴率は緩やかに右肩下がりとなっていたものの、今期ドラマの全話平均視聴率では、1位をマークしている本作。このまま視聴率独走なるか、5話の放送を終え、折り返し地点に入った物語も合わせて注目です。  それでは、ランキングを見ていきましょう! 第1位 柳葉敏郎が月9『コード・ブルー』に出ないのは、戸田恵梨香のせいだった? 黒田先生、人気あったけど……残念 第2位 “下半身”が泣きどころ!? ブレーク中の女優・吉岡里帆、事務所の「悩みの種」とは? 人気女優でも悩みはあるんですね 第3位 病気説も……『相棒』降板で仕事がない! 寺脇康文が「起用しにくい」理由とは? 確かに最近あまりテレビで見ない 第4位 もう呼ばれない!? 池上彰、陣内智則への激怒は完全ガチ! 一方でお気に入りは…… 今後二人の共演はないかも 第5位 山下智久『コード・ブルー』脚本家チェンジに賛否! 一番気になる“アレ”に触れずモヤモヤ…… このまま視聴率独走なるか!? ◆編集部厳選! イチオシ記事◆ 相方に触発され……“ピン芸人”又吉直樹の新たなる挑戦! 文章とお笑いを融合させた「朗読会」とは? 多才すぎ “元アウトローのカリスマ”瓜田純士が、髪の毛を銀に染めて『銀魂』を見に行った結果…… 銀髪にするとか意識高い…… 紗栄子の渡英理由は小出恵介!? 宮迫博之不倫疑惑ライターがブログで意味深発言……週末芸能ニュース雑話 不倫やら破局やらの話題絶えず

自ら望んで性奴隷に? 人身売買組織から保護されたばかりの16歳美少女が再び失踪

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自ら望んで性奴隷に? 人身売買組織から保護されたばかりの16歳美少女が再び失踪の画像1
マリアさんのFacebookの写真。16歳には見えないほど大人びていることも、捜査を難航させている一因なのかもしれない
 先日、イタリアで20歳の女性モデルが人身売買を目的に誘拐された事件が世界を震撼させたばかりだが(参照記事)、アメリカでは人身売買組織から保護された少女が、その直後に再び失踪するという事件が発生した。    行方不明になっているのは、オレゴン州ポートランドに住むマリア・ジェネ・カーボーさん(16歳)。彼女は今年7月、ラスベガスで行われていた捜査当局によるおとり捜査で、人身売買組織から保護されたばかりだった。この時、カリフォルニア州やネバダ州で彼女に売春させていたとして、25歳の男が逮捕されたが、すでに保釈されている。また当局は、マリアさんがポートランド発ラスベガス行きの航空券を購入したことを確認しており、この男の元に再び戻っている可能性が高いと見ている。
自ら望んで性奴隷に? 人身売買組織から保護されたばかりの16歳美少女が再び失踪の画像2
捜査当局が公開したマリアさんの写真
 現在、ポートランド市警やロス市警に加え、FBIが合同で捜査をしているが、彼女の居場所に関する有力な手がかりは得られていないようだ。  性奴隷の身から解放されて間もなく人身売買組織の元に舞い戻った少女の行動の裏に、何があるのかはわかっていない。そもそも、未成年に売春させていた男を、いとも簡単に保釈してしまうアメリカの司法制度にも疑問が残るが……。  米国国務省は、世界の人身売買に関する報告書を作成し、状況の深刻度別に各国を4つのグループに分類した。その中で、中国やロシアは「最悪グループ」として名指しされたことから、両国はアメリカに猛反発している。一方で、自国については「最善グループ」に分類しているアメリカだが、こんな事件が明るみになっては、その面目も丸つぶれといったところだろう。

爆乳も作り物? ポロリしそうでしない、3Dプリンター製「三角ビキニ」がすごい!

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深セン市出身のナオミ・ウーさんは、米国在住だという
 技術の進歩により、3Dプリンターを使って、フィギュアから自動車、臓器までさまざまなものが製作されるようになったが、広東省深セン市の女性が製作したあるモノが話題になっている。 「中時電子報」(8月10日付)によると、ナオミ・ウーさんは、3Dプリンターでビキニを製作。その様子をYouTubeに投稿したことで話題となった(https://youtu.be/KoKCs0LaLZ8)。動画を見ると、ウーさんはまず、胸の膨らみがよくわかるチューブトップの上からバストを測る。胸の膨らみに沿って曲げていき、その形状を紙に転写。それをCADデータに起こし、三角ビキニをデザインする。それを3Dプリンターが読み込むと、樹脂の塊が削られ、カップ部分が整えられていく。  そうして完成したビキニだが、それだけで終わらない。別の動画でウーさんはビキニを身に着け、プールサイドに繰り出しているのだ(https://youtu.be/i7_zwFGz1aU)。ウーさんはかなりの爆乳で、乳房がはみ出さんばかり……。ビキニに合わせたパンツもはいているが、その面積は小さく、設計ミスではないかと思われるほど。ただし、ヘアーのお手入れは万全のようだ。水中での耐久実験も行っているが、残念ながら、ヒモが切れることはなかった。
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後ろはTバックだが、胸と比べてお尻は小ぶりだ
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パンツの面積は極めて小さいが、三角地帯はしっかり処理されている
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水の中にも入ったが、耐久性には問題ないようだ
「このプロジェクトは科学への貢献のため」と強調するウーさん。彼女の思いが通じたのか、再生回数は83万回を超えている(17日現在)。  コメント欄には「ありがとう」「アメイジング!」「ナイスバディ!」などと称賛の声が殺到したが、「みんな気をつけろ。彼女は“メイド・イン・チャイナ”だ」と冷静さを呼びかける者も。また、中国人からは「ニセ乳だろ」というツッコミも多数見受けられた。確かに、胸の膨らみ方は少し不自然である。この爆乳の中にも、3Dプリンターで作ったシリコンが入っているのかも!?

物流会社の運転手が、こっそり副業!? 中国版「Uber」で配車依頼したら救急車が登場!

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「上海救急」と書かれた救急車
 米アップルやソフトバンクグループも出資する、中国版Uberの配車アプリ最大手「滴滴出行」は、利用した女性がドライバーに殺害されるなどトラブルも少なくないが、先日は、浙江省杭州市で珍事が起きた。 「澎湃新聞」(8月8日付)によると7日、男性が杭州東駅から上海市へ向かうため、「滴滴順風車」でクルマを手配した。アプリ上で確認したところ、車種は起亜自動車のものだった。ところが、実際にやってきたクルマを見て、男性は驚いた。なんとそれは救急車だったのだ。車体には「上海救急」「120」といった文字が書かれている。いいぶかしみつつ男性が救急車に乗り込むと、車内には担架はあるものの、医療機器はなく、広々としていた。
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これなら目的地に早く着ける!?
 男性は、すぐさまこの珍事を中国版Twitter「微博」に投稿。すると、「あの担架の上では、毎月たくさんの人が死んでいるはず」「次は霊柩車が来るんじゃないの?」といった反応のほか、「サイレンを鳴らしてくれたら、渋滞でも無敵!」など3,500件以上のコメントが寄せられた。  騒動を受け、上海市医療救急センターが声明を発表。この救急車は納車前の車両で、現時点では、改装を手がけた業者が所有しており、同センターは無関係であると釈明している。ナンバープレートもまだ正式には交付されておらず、物流会社が申請した臨時のものを付けていたという。つまり、物流会社のドライバーが納品で上海に向かう途中に客を乗せ、副収入を得ていたということのようだが、真相は定かでない。  一方、ネット上の声には、「普通に救急車を呼んだら500元(約8,000円)は下らないから、急病の際にも、このアプリで呼んだほうが安い」と指摘するものもある。以前、本サイトでは、救急車を呼んだ重篤患者に対し、看護師が賄賂を要求するという事件をお伝えしたが(参照記事)、救急車利用時のトラブルはタクシー同様に頻発している。近く中国では、安心安全に利用できる、救急車専用の配車アプリが開発されるかもしれない!? (文=中山介石)

正妻と愛人がタッグを組み、浮気男に怒りの鉄槌! パンツが引き裂かれ、下半身が丸出しに……

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女性2人がツープラトンの攻撃で男を攻める
 これまで当サイトでは、中国で頻発する、正妻と愛人との間で繰り広げられるバトルの模様を何度かお伝えしてきた。そのほとんどは、夫の浮気に怒った妻が、仲間を引き連れて街中で愛人をボコボコにしたり、服を引き裂いて晒し者にするといったものだった。  しかし今回ばかりは、いつもと様相が違ったようだ。  8月初め、とある団地の敷地内で、上半身裸でパンツ一丁姿の中年の男が、2人の女性に追い掛け回されていた。ひとりの女性は木製のイスを手に持ち、それを振り回して男の体に打ちつける。もうひとりの女性は、その場を逃れようとする男を逃すまいと、男の手をつかんで離さない。
正妻と愛人がタッグを組み、浮気男に怒りの鉄槌! パンツが引き裂かれ、下半身が丸出しに……の画像2
どうやら黒い服の女性が妻で、もうひとりが愛人のようだ
 周りには野次馬が大勢集まっているのだが、彼らはケンカを止めるどころか、面白がって見物している始末。  そのうちに男のパンツが引き裂かれ、下半身が丸出しに。すると、それまでは防戦一方だった男が激高し始め、女性たちに反撃を始めた。  現地の報道によると、2人の女性は妻と愛人で、男の浮気に怒った妻と愛人が手を組み、制裁を加えたのだという。そこから想像するに、愛人のほうも、男に妻がいるとは知らされずに付き合っていたのではないかと思われる。  この様子を捉えた映像が中国版Twitter「微博」にアップされると注目を集め、瞬く間に数百万回を超える再生回数となり、中国だけではなく、イギリスのタブロイド紙「ザ・サン」までが報じることとなった。  犬も喰わないという夫婦ゲンカだが、これからは中国発エンタテインメントとして、世界で面白がられるようになるかも? (文=佐久間賢三)
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