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変わり果てた姿にあぜん……樹海を1カ月さまよった「フーターズ美女」が全裸で生還!

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変わり果てた姿にあぜん……樹海を1カ月さまよった「フーターズ美女」が全裸で生還!の画像1
フーターズで働いていた頃の彼女
 8月12日、米国南西部のアリゾナ州ミッドランドシティ近郊にある樹海で、7月23日から消息を絶っていた25歳の女性が、変わり果てた姿で発見された。  彼女の名はリサ・テリス。大学で放射線学を学ぶ傍ら、「フーターズ」のウエイトレスとして働いていた。Facebookに投稿された失踪前の写真を見ると、ムチムチボディで、透き通るような白い肌が印象的な美女であった。  しかし、失踪から3週間ぶりに発見された彼女はなぜか全裸で、日焼けなのか汚れのせいなのか、皮膚は褐色がかっていた。さらに足は傷だらけ。体重は22キロも減っていた。
変わり果てた姿にあぜん……樹海を1カ月さまよった「フーターズ美女」が全裸で生還!の画像2
驚きのビフォーアフター
 彼女の命に別状はなく、現在ジョークを口にするほど回復しているというが、失踪中の彼女に、いったい何があったのか?  米NBCニュースなどによれば、彼女は先月23日夜、知人の男2人と、車で樹海近くの狩猟小屋へ向かった。男2人はその狩猟小屋へ強盗に押し入り、4万ドル(約438万円)相当の現金を奪ったという(男たちはその後、逮捕)。  もともと、この強盗計画について知らなかった彼女は、犯罪に巻き込まれることを恐れ、彼らの車から靴も履かずに樹海の暗闇の中へ逃走。ところが、数千エーカーもの広さを持つ広大な樹海で迷い、3週間ひとりさまようことになってしまったのだ。  なんとか高速道路にたどり着き、通りがかった車のドライバーに発見されるまで、彼女は野いちごやきのこを食べて飢えをしのぎ、水たまりや小川の水を飲んで喉の渇きを癒やしていたという。  強盗犯との関係や、なぜ発見時に全裸だったかなど、まだまだ謎も多いこの失踪劇。警察は、彼女の体調が回復するのを待ってから、事件について詳細な話を聞くとしている。それにしても、樹海で孤独な3週間を生き抜いた彼女の生命力には驚かされるばかりだ。

見るに決まってる! 有村架純の『すごいセックス』って、どんなセックスなの!?

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「週刊現代」9月2日号(講談社)
今週の注目記事1 「75歳まで働かされるニッポン」(「週刊ポスト」9/1号) 同・2 「ビートたけし『21世紀毒談』」(「週刊ポスト」9/1号) 同・3 「人類最速男ボルト『女遊びが祟って引退レースは不発』の巻」(「フライデー」9/1号) 同・4「有村架純の『すごいセックス』をあなたは見るか?」(「週刊現代」9/2号) 同・5 「『日米がん格差』の衝撃」(「週刊現代」9/2号) 同・6 「山田太一、83歳。『私はもう原稿が書けない、ドラマを見る気力すらない』」(「週刊ポスト」9/1号) 同・7 「ジャニーズJr.を毒牙にかけた変態貴公子の卑劣手口!」(「FLASH」9/5号) 同・8 「米朝開戦」(「週刊現代」9/2号) 同・9 「日テレ24時間テレビ直前 女性スタッフが『飛び降り搬送』」(「週刊ポスト」9/1号) 同・10 「『ゴッドファーザーの孫』が経営するイタリアンの評判」(「フライデー」9/1号) 同・11 「藤田菜七子騎乗ドタキャン」(「週刊ポスト」9/1号) 同・12 「松山英樹が新妻と愛娘に届けたかったメジャー初優勝」(「フライデー」9/1号) 同・13 「今夜は『居酒屋ふじ』で飲もう」(「週刊現代」9/2号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  今週は文春と新潮が合併号でお休み。今年のお盆休みは、東京では雨が降り続けたせいか、とても長く感じられた。  梅雨の戻り、という感じであった。このまま夏がなく秋になってしまうのかと思うと、人生の初冬を迎えている私には早くも体が冷えてくるような気がする。  冷夏でもないが、さほど暑くもないのでは「夏の終わり」がない。なんだか寂しい夏であった。  寂しさは、現代やポストにもうつったのかもしれない。誌面が寂しいのだ。誌面にも一足早く秋が来たようである。  現代では、東京・目黒にある実際の「居酒屋ふじ」を舞台にしたドラマがテレ東で放映されているが、じわじわ人気が出ていると報じている。  ここは芸能人がよく来る店で、篠原涼子、大杉漣、長山洋子、前田敦子、木梨憲武などが足しげく通っているという。  ここのおやじさんが名物男で、この人に会いに、話を聞きに来ていたが、おやじさんが亡くなり、今はおかみさんが店を取り仕切っているそうだ。  テレビでは、この店と全く同じセットをつくり、芸能人たちの色紙の位置も同じにつくってあるという。  私は居酒屋が大好きだが、この店にはいったことがない。私は芸能人が来る店は好きではないし、第一、目黒という場所が居酒屋には不向きだと思うから、ほとんどそっち方面には足を向けたことがない。  先週の金曜日は居酒屋のメッカともいえる京成立石へ、飲ん兵衛仲間とはしご酒に行ってきた。  千ベロの聖地である。まずはもつ焼き日本一と絶賛される「宇ち多(うちだ・実際は多に”が付く)」へ行く。  4時過ぎだというのにすでに20人ぐらいの行列ができていた。だが20分ばかり待つと入れる。ここは「梅割り」を2、3倍、もつを2、3本食べてさっと出るのが流儀。  長居はヤボでござんす。私もさっそく「梅割り」ともつを2本。「梅割り」を2杯目とおしんこを頼んで「お勘定」。締めて1,000円也。  腹が減ったので駅前の「愛知屋」でコロッケを3ケ購入。次に「宇ち多」はす向かいの、これも名店のもつ焼き「ミツワ」で焼酎ハイボールを2杯。  少し酔ってきたところで線路を渡って向こう側へ。おでんの「丸忠」を覗いたりしているうちに空模様が怪しくなってきた。  総勢7人なので、入れる店がなく、おばさんのやっているスナックのような店にとりあえず逃げ込む。  だが、雨は豪雨になり降り込められ、そこで宴会に。ドンちゃん騒ぎとはいかなかったが、盛り上がってフラフラしてきたところでお開き。  次には北千住か蒲田あたりへ繰り込もうと約束して別れる。締めていくらかな? 忘れた。  松山英樹がメジャー優勝を目前にして涙を飲んだことは、彼ならずとも多くの日本人を落胆させたが、その直後に、学生時代の女性と入籍し、娘が生まれていることを公表した。彼の涙は、自分に対するだけではなく、2人へメジャー優勝の報告ができなかった悔し涙だったと知った。  だが、あの最強を誇ったジャンボ尾崎でさえ、メジャーにはまったく手が届かなかった。  日本人にはゴルフは向いていないのではないか。そう半ばあきらめていたところへ、彗星のように現れたのが松山英樹であった。  武骨で話もうまくない松山だが、ゴルフのうまさはもちろん、メンタルの強さは世界のアスリートの中でも屈指ではないか。  それに心安らぐ家庭があれば鬼に金棒である。松山の恩師・東北福祉大ゴルフ部監督の阿部靖彦は、奥さんは松山の1年後輩で、学生時代から付き合っていたという。  阿部監督は、「一緒になってダメになったと言われないように頑張れるならと話して、結婚を承諾した」と話している。  妻と子どもは日本で暮らし、松山はアメリカでと別々のようだが、メジャーで優勝した選手が最後のウイニングパットを決めた後、妻や子どもたちと喜びを分かち合う抱擁とキスシーンが感動を倍加させるのだから、早く2人を呼び寄せて、そうしたシーンを見たいものである。  さて、藤田菜七子(20)という女性ジョッキーがいる。女性というだけで持て囃される世界だから仕方ないが、実力はまだまだなのに、名前だけが先行し過ぎていると、私は思う。  昨日の日曜日は、新潟の7レース、コパノビジンで勝ったが、これはどう乗っても勝てる馬に乗ったからであって、決して彼女の騎乗は褒められたものではなかった。  その藤田が、先週の土、日のレースに騎乗していなかったと、ポストが報じている。同じ日には藤田の同期である木幡巧也(21)も欠場して、やはり同期の菊沢一樹(19)は騎乗停止処分を受けていたのである。それも約1カ月だというから重い処分である。  真相は、8月2日に美浦トレセン内で行われていた夏祭りに参加して、藤田ら3人は外の飲食店へ行き、そこで菊沢が泥酔してしまったそうだ。  それがJRAの知るところとなり、こうした処分になったのだが、藤田はこの日時点では未成年であったという(8月9日が誕生日)。  藤田は飲酒を否定しているという。またJRAからスポーツ紙記者には「藤田のことは書かないでくれ」と要請があったというのである。  酒を飲む暇があったら練習せんかい。俺たち競馬ファンは命から2番目に大切なカネを賭けてるのや。  そんな考えでいると、そのうち致命的な事故に遭うかもしれん。騎手というのはそれほど危うい仕事なんじゃ。  三浦皇成も有望な騎手だが、大ケガをしてようやく1年ぶりに復帰してきた。酒なんか飲んだらあかん。酒は俺たちに任せて、ルメールやデムーロの騎乗方法を盗むんじゃ。わかったか菜七子!  私はコッポラの『ゴッドファーザー』が大好きだ。シチリアン・マフィアの実態を描いた大作だが、フライデーによると、ニューヨーク5大マフィア・ファミリーの一つ、「ルチアーノ・ファミリー」の創始者で、伝説のマフィアといわれるラッキー・ルチアーノの血を色濃く受け継ぐ、マリオ・ルチアーノ(53)という人物が日本にいて、東京・茅場町でイタリアンレストランを開いているというのである。  当然コッポラ監督とも面識があり、日本のマフィア・山口組とも通じているという。  店は映画の場面に出てくるような雰囲気だそうだ。だいぶ前からあるそうだが一度行ってみよう。食べログで検索すると、夜は6,000円ぐらい。私でも行けそうだ。  ポストが、日テレの女性スタッフがビルから飛び降り、搬送されていたと報じている。何があったのか「ポスト・セブン」から引用する。 「8月8日の午後9時過ぎ。東京・汐留にある日本テレビの前で『ドスン』という鈍い音が響き、周囲から悲鳴が上がった。ほどなくして救急車と消防車、複数台のパトカーが駆けつけた。近くの飲食店スタッフが話す。 『日テレの目の前のビルから、若い女性が飛び降りたと聞きました。辺りには大量の血が飛び散っていたそうで、警察官に“モップを貸してほしい”と言われましたが、店になかったので、断わってしまいました』 女性は日テレの子会社Aで働く30歳前後の契約社員だった。Aの社員が話す。 『彼女はお笑い番組や歌番組の特番の制作スタッフでした。主にアシスタントプロデューサーを務め、仕事ができると評判も良かった。彼女が飛び降りたのは、日テレに隣接するAが入居するビルでした。数日前には、上司に仕事の悩みを打ち明けるメールを送っていたという話もあるようです』 彼女が飛び降りた直後、会社の前にパトカーや救急車が集まったことで、日テレの番組クルーがカメラを担いで飛び出したという。 『情報番組や報道番組の複数のスタッフが現場に行ったところ、日テレの幹部が慌てて“取材はしなくていい”と止めたそうです』(日テレ関係者) “身内”の出来事だから報じないということかもしれないが、この日テレ関係者は「別の事情」もあったのではないかと推測する。 『彼女は8月26日から放送の「24時間テレビ」にも関わっていたそうなんです。日テレの看板番組だけに、関係会社を挙げて様々なプロジェクトに取り組んでいますが、数か月前から準備をしているものも多く、8月に入ると追い込みのため、現場の緊張感は相当なものになります。  そんな中、“関係したスタッフが飛び降りた”となれば大きな影響が出かねない。飛び降りた理由や容態など、詳細を知る人は社内でもごく少数のようです」 Aに事実関係を問い合わせると、『その件については日本テレビが窓口になります』とのこと。日テレはこう答えた。 『ご指摘の方につきましては命に別状はないと聞いております。個人のプライバシーに関わることですので詳細について、お答えすることは控えさせていただきます』(広報部)  彼女を知る別の日テレ局員が明かす。 『彼女は「24時間テレビ」の正式なスタッフではありませんでしたが、この番組は関係会社なども巻き込む大プロジェクトですので、まったく無関係とも言えません。飛び降りた理由は定かではありませんが、もし仕事で悩みを抱えていたのであれば、もっと周囲に相談してほしかった』」  ポストは、「今年の『24時間テレビ』のメインテーマは『告白~勇気を出して伝えよう~』。女性スタッフの職場には悩みを告白できる環境がなかったのだろうか」と結んでいるが、第2の電通事件ではないのだろうか。続報が待たれる。  さて、現代が「米朝開戦」かとドでかい特集を巻頭で組んでいるが、残念ながらというべきか幸いなことに、その危機は今のところなさそうである。  トランプ米大統領も金正恩もそこまでバカではないということだ。騒いでいるのは週刊誌と、支持率を上げるためには北朝鮮危機が起こればいいと内心考えている安倍首相ぐらいではないか。  トランプの側近中の側近だったバノン大統領首席戦略官が突然、首を切られたが、彼のようなウルトラ右派でさえ、こういっているのだ。 「北朝鮮問題は余興に過ぎない。軍事的解決などあり得ない。忘れてよい」  ロシアンゲートだけではなく、人種差別問題でも非難を浴びているトランプには、北朝鮮から飛んでくるICBMなどよりも、国内から飛んでくる非難の礫のほうが怖いというのが本音であろう。  それに側近といわれた人間が次々に離れ、今や自分の身内しかいなくなってしまったトランプに、軍隊を動かせる力はない。  中国がせせら笑っているはずだ。  そういえば、月刊「Hanada」の花田編集長が、最近の文藝春秋が朝日化しているとお嘆きのようだ。(8/12(土)のYAHOO!ニュースより) 「『文藝春秋』の偏向ぶりが目に余る。  安倍叩きに狂奔、まるで朝日新聞かと見紛うばかりだ。  7月号の特集タイトルが『驕れる安倍一強への反旗』で、トップの論文は前川喜平前文科次官の手記『わが告発は役人の矜持だ』。  前川氏は、その前に週刊誌やテレビのインタビューでさんざん喋りまくっており、新しい内容は何もない。『文春』ともあろうものが、と呆れていたら、続く8月号の特集が、『安倍首相が自民党を劣化させている』として村上誠一郎議員の手記がトップ。  村上誠一郎といってもほとんどの人は知るまい。元河本敏夫氏の秘書で、当選回数こそ10回だが、小泉内閣で一度行革、構造改革特区などを担当する大臣をつとめただけ。党内で全く存在感がない。こんな人物を『文春』は“ミスター自民党”と持ち上げ、安倍叩きの手記を書かせているわけだ。  続いて、8月10日に発売になった9月号。 『安倍政権でいいのか。自民党国会議員408人緊急アンケート』  つまり、3号続けて、トップの特集で安倍叩きをやっている。  しかし、『自民党国会議員408人アンケート』と言うが、読んでみると答えているのはたった27人。つまり10パーセント以下。殆どの議員が答えていないのだ。答えを寄せているのは石破茂とか村上誠一郎とかイワク付きの連中ばかり。 『全国会議員アンケート』と謳うならせめて100人くらいの答えは確保してほしい。コネを使うなり、何度も催促するなり、かつての『文藝春秋』編集部なら、それくらいの努力はした。  408人聞いて、たった27人では恥ずかしくて、記事にできない。  要は何が何でも安倍政権を叩きたいということなのだ。そのためには恥も外聞もないということなのだ。 『安倍政権は極右の塊。一刻も早くつぶさなくては』と発言した(2016年12月13日ブログ参照)松井清人社長の『御意向』か何かしらないが、文春に育ててもらったOBのひとりとして、情けなくなる。  これでは朝日新聞と変わらないではないか。  文春ジャーナリズムは死んだ、と言いたくなる」  文春が左傾化したとは思わないが、ポストが書いているように、安倍のポチ新聞である産経新聞も読売新聞も「安倍沈没船から逃げ始めた」のだ。  いつまでも安倍に縋り付いていたっていいことはない。そう思い始めたメディアの一つが文藝春秋なのだろう。  私の昔からの知り合いの南丘喜八郎は純粋な保守派だが、彼がやっている雑誌「月刊日本」ではこのところ「安倍首相辞めろ」という特集が毎号載る。  要は、彼ら保守派から見ても、安倍はニセ保守なのだ。だから森友・籠池のよう信念のありそうな人間に出会うと、コロリとだまされるのだろう。  お次はFLASHの記事。貴族のような服装でバラエティ番組に出ていた熊谷裕樹(32)が、7月21日に児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で逮捕された。  彼は「華族の末裔」だと吹聴していたがまったくのデタラメで、高卒後に宝石販売ビジネスで生計を立てていたという。  大のジャニーズ好きで、10年ほど前からジャニーズJr.たちと接触を図るようになり、何人かの人間と一緒に写真を撮ったりしていたそうである。  そうしたものを利用して、芸能事務所を立ち上げ、ジャニーズJr.に在籍していた連中を引き抜き、そのうちの4人をグループにしてリリースしたシングルが、オリコン第1位になったこともあるそうだ。  だが、裏では暴力や脅しをして無給で働かせ、メンバーを洗脳していたという。  しょせんは、こうした美少年好きの男が仕組んだうわべだけのビジネスだったのである。  使い捨てにされた少年たちが哀れではある。  山田太一という脚本家は天才だと思う。『岸辺のアルバム』『ふぞろいの林檎たち』、中でも鶴田浩二主演の『男たちの旅路』は素晴らしいドラマだった。  その山田も83になり、今年1月、自宅を出たところで倒れ、意識不明のまま救急車で搬送されたという。  脳出血で、倒れてから3日間の記憶が全くないという。  退院したのは6月で、言語機能は回復しつつあるが、脚本を執筆する状態ではないようだ。  テレビも見る気力がわかず、ひとりで散歩に出ることもかなわないという。  次の作品を書いて、それから仕事を辞め、遊ぼうと思っていたが、「人生、なかなか思い通りにならないですね」(山田)。  山田はこう語っている。 「人生は自分の意思でどうにかなることは少ないと、つくづく思います。生も、老いも。そもそも人は、生まれたときからひとりひとり違う限界を抱えている。性別も親も容姿も、それに生まれてくる時代も選ぶことができません。  生きていくということは限界を受け入れることであり、諦めを知ることでもあると思います。でも、それはネガティブなことではありません。  諦めるということは自分が“明らかになる”ことでもあります。良いことも悪いことも引き受けて、その限界の中で、どう生きていくかが大切なのだと思います」  山田のような高名な脚本家は、つらいだろうが、書けなくなっても生活に困ることはないだろう。じっくり養生して、書きたいものがあったら口述でもできるかもしれない。  だが、ノンフィクション・ライターはそうはいかない。  松田賢弥という優れた記者がいる。小沢一郎を追いかけて、私が週刊現代編集長時代に小沢批判キャンペーンを続け、その後、週刊文春で小沢の妻からの「離縁状」をスクープした男である。  野中広務に食い込み、彼のインタビューをもとに数々のスクープをものにもした。  小沢と同じ岩手県の出身で、東北人らしく黙々と地を這うような地道な取材をする。原稿は足で書くを実践してきた今ではまれな記者である。  その彼が3月初め、2度目の脳梗塞で倒れた。虎の門病院に入院して手術をしたが、左手に後遺症が残った。  現在、リハビリを続けているが、言葉もスムーズには出てこない。時々ふっと記憶を失うことがあるという。  私が見る限り、もう一度物書きとして再起できるかというと、かなり難しいかもしれない。  残念なことに、彼には再婚した妻との間に子どもがいるが、脳梗塞になる前に離婚していた。  離婚に至る夫婦の間には、いろいろなことがあったのであろう。子どもに会いたいと彼はいうが、離婚後、一度も会ってはいないそうだ。元妻もほとんど顔を出さない。  地元には90歳を超える母親がいるが、もはや彼が身を寄せられる場所ではない。  あまり人付き合いのいいほうではなかった。親族との付き合いも疎遠であった。現代や文春の編集者たちは退院後もカンパしてくれたりと、何かと面倒を見てくれてはいるが、60をいくつか過ぎた松田の老後は、大変であろうと思わざるを得ない。  それでなくともノンフィクション・ライターの老後は生きがたい。私は、そうしたケースをいやというほど見てきている。  若い時は花形ライターとしてもてはやされ、稼ぎもかなりのものがあった。  しかし、当然ながらこの仕事には退職金もなければ、年を食ったからといって原稿料が上がるわけでもない。  有名なノンフィクション賞をとり、何冊も本を出したが、そのほとんどが絶版になっているから、印税もない。  出版社は、ノンフィクションは売れないからといって、そうしたライターたちの支えになる雑誌まで潰してしまった。  長い時間をかけて資料を漁り、読みこみ、取材してまとめても、初版はせいぜい数千部。重版されることは稀である。  本田靖春さんのことを少し書いておこう。ノンフィクション作家として一時代を築いた本田さんだったが、50代半ばから思い糖尿を患い、60になるあたりから執筆できなくなっていた。  だが、糖尿のためのインシュリンは毎週打たなければいけない。今は確か保険が適用されるが、その頃はかなりの額を払わなければならない。行き帰りにはタクシーを使うとかなりの物入りになった。  私は週刊現代の編集長で、本田さんに連載を書いてもらっていたが、中断していた。私の一存で、休載中も本田さんに毎週原稿料を払い続けた。  それは、彼のような優れたノンフィクションを書く作家が苦しんでいるのに、出版社が救わなくていいわけはない。例え、背信行為、横領だといわれようと、俺は本田さんのためにできることをやるという思いからだった。  私が編集長を辞めるまでの3年以上に渡って、本田さんに払い続けた。残念ながら、連載を再開することはなかったが。  本田さんからは、君のおかげで生き延びることができたといわれたが、編集者として当然のことをやったまでだ。  本田さんはその後、月刊現代で『我、拗ね者として生涯を閉ず』を亡くなる直前まで連載してくれた。編集者冥利に尽きるというものである。  今のままではノンフィクションなどを書く人間はいなくなってしまう。それでもいいと出版社はいうだろう。しかし、70年代初めに起きたノンフィクション勃興期を知っている世代は、今の惨状を少しでもよくするために何ができるか、出版社はもちろんのこと、現場の編集者たちにも真剣に考えてほしいと思う。  出版社は、執筆する人間がいて成り立つこと、今更いうまでもないが、忘れているアホな経営陣がいることは間違いない。  松田のような人間一人助けられなくて、出版社社員だとか編集者だとかいうな。彼を病室に送りながら、松田の背中にそう吠えたくなった。  さて、現代の「日米がん格差」という特集へいこう。国際医療経済学者のアキよしかわという人物が、アメリカのがん治療に比べて、日本のがん治療には大きな弱点があるといっている。  要は、日本は医療費が皆保険で安いから、医者のほうも難しい手術よりもやさしい手術でよかれとし、医療の質のばらつきが大きいというのである。  アメリカは、医療のばらつきがないよう、ガイドラインが徹底されている。日本は、医師によって、その人間の経験や力量で決定されてしまうなど、ばらつきが多いということのようだが、そのためにこそセカンド、サードオピニオンが重要視され、それによって、患者にとって最良に近い医者を選ぶことが盛んにいわれてきているのだろうと思う。  患者にとって納得のいく医者を選ぶことができれば、医療費の安い日本のほうがいいと、私は思うのだが、いかがだろうか。  バリウムで胃の検査をしているのは日本だけと書いているが、確かに、私のかかっている医者は、少し前から胃カメラに切り替えた。  それは自分が胃がんになり、バリウムでは見落としがあると気付いたからである。おかげで私も去年から胃カメラだが、さほど苦しくはない。  だが、カメラの性能がいいから、何でも見えてしまうようで、毎回必ず何かしら発見され、要再検査になる。いいことか悪いことか。  同じ現代にNHKの朝ドラ『ひよっこ』のヒロイン、有村架純が、すごいエロシーンのある『ナラタージュ』(10月7日公開)に出て、迫真のSEXシーンを演じているが、「あなたは見るか」と問うている。  もちろん見るに決まっているじゃないか。試写会の案内をくれれば。  いい女は脱ぐもんだ。昔からそう相場は決まっている。  ボルトの世界陸上での不甲斐なさは、見る者を少しがっかりさせたが、まあ仕方ないと思っていた。だが、フライデーによれば、8月5日に100mでガトリンに敗れた後、ロンドン市内のナイトクラブに向かったというのだ。  400mリレーがあるのに、そこで朝まで飲み明かし、そのまま複数の女と「遊んだ」と現地で報じられたというのである。  ボルトにしてみれば、これまでと同じことをしたのに、今度はうまくいかなかったという程度のものではないのか。  自分の衰えに気付かず、ということはよくあることだが、ボルトも人間だったという証拠であろう。  ビートたけしという芸人は、テレビでグダグダしゃべるより、活字のほうがなんぼもいい。  ポストの連載で、安倍首相の内閣改造は「その辺のパチンコ屋の『新装開店キャンペーン』とか、田舎の洋品店の『閉店セール』なんてのと一緒だよ。年がら年中同じことをやっていて、実態は何も変わっていないというオチでね。レベルの低いヤツだけダマされちゃう。そんなマヌケがニッポンに多いっていうのは深刻だよ」。  今井絵理子の不倫で、「一線を越えてはいない」というのも、アンタの一線は乳首の上なのか、パンツの中に引いてあるのか? 「私の一線は膣の入り口に引いてあるので、そこまでは達しておりません。素股で我慢してもらいました」 「ギリギリのところまで行きましたが、相手が触っただけで出しちゃって一線は越えられませんでした」  そう釈明しろと。  それに、この間の「泰葉フルヌード」は、「これはテロ」だな。一線を越え過ぎ、見たくないというのは同感である。  最後は、やはりポストの、安倍政権の考えていることは75歳まで働けということだと喝破している巻頭特集。  要は、年金・医療・介護を合わせた社会保障制度を「革命的」に悪くさせようというものだということである。  ポストの小見出しを見ただけで、よくわかる。 「高齢者は働いて社会保障の“支え手”になれ」「楽隠居は認めない。死ぬまで働け」「健康なうちは年金を支給しない」「自己責任で老後資金を捻出せよ」「90歳になるまで医療費は3割負担」「高齢者は介護施設から出てってくれ」「でも、子供や孫世代からも搾取します」  ポストはこう結ぶ。 「安倍首相が『成長戦略』を話し合う未来投資会議で介護や医療の論議をしていること自体、社会保障を高齢者のためでも子孫のためでもなく、金儲けの種としか考えていない証拠なのだ」  何も付け加える事はない。ポストのいうとおりである。 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  まずポストから。巻頭は「なおん 謎の異邦人 ジョン」「ビッグダディ『AVデビュー』」。後半は「デビュー20周年記念大特集 風間ゆみ伝説」「中山愛海 33歳、食べごろヌード」。風間が海に飛び込む写真がある。いかにも重そうな太った体が生々しくていい。20年間お疲れさま。  現代は、「AKB48のレジェンド 板野友美 7年ぶりの水着が話題沸騰中」「グラビアの女王 原幹恵 感動の裸身」「浅野温子 大女優が初めて挑むNUDYグラビア」「僕らのアイドル 岡田奈々」「独占撮り下ろし みなさまのNHK美女職員 富永友里 決意の顔出しヘアヌード」。NHK職員は、こんなに顔を出して大丈夫なのかね。もうNHKにはいられないと思うけどね。浅野は年輪を感じさせるが、むっちりしておいしそうだ。  というわけで、現代が質でポストを寄せ付けなかった。現代あっぱれ! (文=元木昌彦)

不倫はダメ。ゼッタイ。『きまぐれオレンジ☆ロード』に学ぶ、正しい優柔不断のススメ

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『きまぐれオレンジ☆ロード』(集英社)
 ここのところ、またワイドショーの話題は、芸能界の不倫のニュースで持ち切りになっています。それにしても、マスコミにすっぱ抜かれる時期が集中するというのは不思議です。不倫強化月間か何かでしょうか?  ところで、不倫も恋愛もこじれて大ごとになる原因は、たいていは優柔不断さからくる三角関係のもつれだったりしますよね。今回は、80年代の大ヒットラブコメ『きまぐれオレンジ☆ロード』の主人公であり、“天才的優柔不断ニスト”の春日恭介から優柔不断の極意について学んでみたいと思います。 『きまぐれオレンジ☆ロード』は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)の黄金時代(1985~1995年頃まで)の作品でありながら「友情・努力・勝利」といういわゆるジャンプ三原則ではなく、「優柔不断・ツンデレ・三角関係」という、ラブコメ三原則を盛り込んで大ヒットとなった、まさしくラブがコメっている作品です。  主人公・春日恭介は、パッと見は至って普通の中学生。しかし、実は超能力を持つ一家の長男。妹が超能力を使ったところを他人に見られたため、引っ越しを余儀なくされ、高陵学園中等部に転校してきました。  ヒロイン・鮎川まどかは、若い頃の中森明菜をイメージさせる、ちょっとツッパってるクールな美人。授業をサボったり、タバコを吸ったり、飲酒したりする不良中学生なのですが、実は成績優秀で、音楽の才能もあるというミステリアスな存在。  サブヒロイン・檜山ひかるは、まどかを姉のように慕う、かわいい妹分。まどかとは真逆の天真爛漫な明るい性格で、恭介に一目惚れしたらもう一直線。「せんぱい」「ダーリン」などと呼んでガンガンアタックし、半ば強引に恭介を周囲公認の彼氏にしてしまいます。  ラブコメで不朽の名作と呼ばれている作品には「三角関係」がつきものです。本作でも根幹をなすのは、恭介・まどか・ひかるの三角関係。そして、その三角関係を引き起こす原動力となっているのが、恭介の圧倒的な「優柔不断」さです。恭介には「決断力」はまったくありませんが、「優柔不断力」が人並み外れているのです。  とにかく、恭介は絶対に決断しません。ひかるは恭介のことを完全に彼氏だと思い込んでいますが、恭介自身はひかるのことを彼女だと肯定もしないし、否定もしない。まるで政治家の答弁のようなスキルで、結論を先延ばしにします。そのため、ただでさえポジティブなひかるの勘違いが加速していきます。  恭介自身は最初からまどかしか眼中にないのですが、ひかるに気を使って、それを悟られまいとします。さらに、まどかも実は恭介のことが好きなのですが、妹分のひかるがいる手前、恭介に対して素直になれず、持ち前のヤンキー魂を発揮し、ツンツンしてしまう……。そう、まだツンデレという言葉がない時代にすでにツンデレを標準装備していたヒロイン、それがまどかです。リアルタイムで読んでいた読者でも、まどかの持つツンデレ属性のとりこになった人は多いのではないでしょうか。  本作のストーリー進行上、あまり意味がないと言われることが多い恭介の超能力者設定も、実は役に立っていました。ひかるとのデートが入っている日に、まどかともデートすることになってしまう……。そんな状況下、テレポーテーション能力を駆使して瞬間移動を行い、不可能と思われたダブルブッキングデートを成立させてしまうのです。こういった超能力で、恭介は修羅場となりそうなピンチを幾度となく乗り越えた結果、三角関係はさらに泥沼化していきます。さすが「春日恭介」とググると「春日恭介 クズ」ってキーワードが出てくるだけのことはありますね。  そんな感じで、まどかのミステリアスでツンデレなかわいさと、ひかるのピュアで元気で一途なかわいさ、どっちにも決めることができない美少女両天秤状態、『ドラクエ5』でいうところのビアンカとフローラみたいな感じですが、そんな甘酸っぱくもぜいたくな悩みを疑似体験しつつ、恭介の当代一といわれる優柔不断さにイラッとさせられながら読むのが、このマンガの正しいたしなみ方といえます。  もちろん、三角関係に永遠はありません。いつか終わりが来るものです。本作でも、ラストシーン近くで、ついにひかるが、恭介とまどかが実は両思いだったという残酷な真実を知る時が来ます。その時のひかるの表情は、かつてない完全ブチ切れ状態で鬼の形相。そのセリフがまた、実に痛々しいのです。 「あたしはなんなの…!? たんなるピエロだったわけ…!? 3年間も…ずっとみんなにだまされてきたってわけ…!?」  はい、そうです。3年間の見事なピエロっぷり、お疲れさまでした! このシーンを見た読者全員が、そう思っていたに違いないのであります。  そして、最終巻の有名なクライマックスのシーン。アメリカ留学が決まったまどかが今まさに飛び立とうとしている空港のシーンで、すべてを知ったひかると恭介が対峙。土下座する恭介、そしてひかるの強烈なビンタ。呆然と立ち尽くすまどか……これぞ、まさに修羅場です。ちなみにこのシーンは連載時、単行本、文庫本などでそれぞれバージョンが違っており、文庫本になると描き下ろしのシーンが追加され、修羅場のシーンが長くなっています。修羅場のシーンを描き下ろしでロングバージョンにしたマンガなんて、本作だけかもしれません。  というわけで、超能力を駆使した恭介ですら三角関係の修羅場から逃げることができなかったわけで、優柔不断もほどほどにしないと、身を滅ぼしますよ。「不倫はダメ。ゼッタイ。」ということでした。芸能人のみなさんは『きまぐれオレンジ☆ロード』を読んで、そのことを学ぶべきですね。 (文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん<http://ablackleaf.com/>) 「ザオリク的マンガ読み」過去記事はこちらから

人民解放軍の「新兵器説」も……中国でUFOの目撃情報相次ぐ

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人民解放軍の「新兵器説」も……中国でUFOの目撃情報相次ぐの画像1
大連で目撃されたUFO
 中国で、未確認飛行物体が多数の人々に目撃されるという事件が2日続けて起こり、話題となっている。 「上観新聞」(8月13日付)によると、今月12日、観光地として知られる遼寧省大連市金石灘区の上空に、UFOが現れた。この物体は巨大な黒い輪のような形をしており、出現当時、多くの観光客や付近の住民が目撃。複数の写真がネット上にアップされ、さまざまな臆測を呼んでいる。  撮影された動画を見てみると、上空に現れた円形の黒い物体が巨大化しながら、徐々に形を四角形に変えたり、高速移動を行ったりと、自然現象とは思えない動きを繰り返し、最後は雲の中に消えていく様子が確認できる。ネット上では、「ついに宇宙人が中国へ偵察にやってきた!」「この動きは自然現象ではない!」など、未知との遭遇に興奮する者がいる一方で、「金石灘区には大きな遊園地施設があって、アトラクションの一環で煙が出るものがある。それに違いない」「人民解放軍が、インドとの海戦に備えて新兵器の開発をしているんじゃないか? 数年前にインドと対峙したときも、UFOの目撃情報が相次いだからね」など、冷静なコメントを寄せる者も少なくなかった。
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済南市で目撃されたUFO
人民解放軍の「新兵器説」も……中国でUFOの目撃情報相次ぐの画像3
2010年、粛山国際空港付近に現れたUFO
 実はこの前日にも、山東省済南市に、似た形のUFOが現れていた。多くの住民が、夜9時過ぎに上空に現れた、四角い形をしたUFOを目撃しており、ネット上にも複数の目撃談が寄せられている。    過去をさかのぼれば2010年7月7日、浙江省杭州市の粛山国際空港上空にUFOが出現したとして、旅客機の発着陸が一時取りやめに。地方政府がUFOの存在を暗に認めた異例の事件となった。このとき、付近の住民によって鮮明なUFO写真が撮影され、海外からも注目された。  実は中国政府は秘密裏に、地球外生命体との交流を進めているのかもしれない? (文=青山大樹)

余罪数十件! プロ当たり屋「赤帽おじさん」が、ついに御用

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実際に出血まで……プロ当たり屋「赤帽おじさん」ついに御用の画像1
逮捕された赤帽おじさん。額から絶妙な量の出血をしてみせる技は、まさにプロの芸当
 中国で「人肉撞車」という言葉が流行している。これは、いわゆる「当たり屋」を意味する新語だ。近年、当たり屋による偽装交通事故が多発しているのだ。 「南方網」(8月13日付)によると、広東省深セン市で過去数十回にわたり、当たり屋行為を繰り返していた男が逮捕された。  先月16日、市内で歩行者と乗用車による交通事故が発生したと、地元の交通警察に通報があった。警察官が現場に駆けつけると、車のドライバーと、頭から血を流した男の姿があった。そしてドライバーは「歩行者の男が突然、道路に飛び出してきた」と証言したのだった。  実は被害を主張する歩行者の男、この1カ月だけでも数回、交通事故の被害者としてドライバーに損害賠償請求をしていた当たり屋だったのだ。  その手口は、警察関係者も認める“プロ”そのもの。ほどよいスピードで走る乗用車を狙って接触し、実際にある程度の出血をしてみせるのだ。男は毎回、同じ服装で犯行を重ねていたため、地元警察には「赤帽おじさん」と呼ばれていた。  男は病院で手当てを受けた後、厳しい取り調べを受けたということだ。  今年4月には、同省広州市で、当たり屋グループ5人が逮捕された。彼らのうちひとりがターゲットの車にぶつかり、目撃者役の男が警察に通報するふりをする。そこへ警察官役の男が登場し、運転手に和解金を支払うよう説得するという劇場型当たり屋行為を、少なくとも13件起こしていた。  また、6月には福建省泉州市でも当たり屋グループ6人が逮捕されたが、彼らは車に接触する前に、あらかじめ自らの指を骨折させるという周到ぶりだったという。  こうした当たり屋行為の横行の陰で、人民の間では交通事故の際、当たり屋の芝居ではないかと勘繰るなど不信感が芽生えており、実際に車にはねられた被害者が放置されて死亡するという事件も続発する結果となっている。 (文=青山大樹)

義兄は乳を揉みしだき、養父はわいせつ撮影……共産党員家族が8歳養女に性的イタズラ

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衆人環視の下、堂々と胸をまさぐる兄。日常茶飯事なのか、女児は抵抗しない
 女児が家の中で服を着ることを禁止されたり、家族に胸を揉まれたり……まるでAVの設定のようだが、中国のある家庭では現実に行われていた。  8月12日夜、駅の待合室で若い男が女児を膝の上に座らせ、衆人環視の下、後ろから胸をまさぐっている画像がインターネット上に広まり、大きな騒ぎとなった。 「蘋果日報」(8月21日付)などによると、そのハレンチ行為が撮影された場所は江蘇省南京市の南京駅。女児(8)は、河南省滑県に住む夫婦が引き取った養女で、男は夫妻の実の息子(18)であることがわかった。つまり、2人は義理の兄妹なのだ。奇妙なことに、一緒にいた両親が息子の行為を止める様子は一切なかったという。
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養父が公開した写真の中には、女児の全裸写真が
義兄は乳を揉みしだき、養父はわいせつ撮影……共産党員家族が8歳養女に性的イタズラの画像3
女児はパンツもはかずに真っ裸だ
 通報を受け、警察が捜査を開始。息子は署に連行されて事情聴取を受けたが、特におとがめはなく、そのまま帰宅。ところがネット上では、この当局の対応に批判が集まっている。なぜなら父親が、この女児の全裸写真をSNS上に大量に公開していることが発覚したからだ。  隣人によると、女児は入浴後、いつも全裸で過ごしていたという。息子が公共の場で胸をまさぐっていたことを考えると、ただ全裸にさせておく以上のわいせつ行為が日常的に行われていたとみるのが自然だ。  父親はかつて財務事務所で働いていた公務員だという。ネットでは共産党員だという指摘もあり、“身内”ということで当局に見逃してもらえた可能性もある。  ネットでは「こんな状態で、この子をオオカミの巣に帰すっていうの?」「今後まともな教育を受けて、まともな生活を送っていけるのか?」などと非難が殺到。また、「この国の法制度は、あまりにふざけている! 我々は今後、法律をどう信じろっていうんだ?」といった書き込みも。党員家族が起こしたロリコン事件をきっかけに、政府が批判にさらされている。 (文=中山介石)

乳児が手足をかじられ、瀕死の状態に! 中国で「人喰いネズミ」による感染症が急増中

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乳児が手足をかじられ、瀕死の状態に! 中国で「人喰いネズミ」による感染症が急増中の画像1
中国で急増するネズミによる被害。狙われるのは子どもたちばかりだ
 米ニューヨークでは7月に、市長がネズミの駆除に3,200万ドル(約36億円)を投じる計画を発表した。大都市におけるネズミによる感染症予防は公衆衛生に欠かせないからだ。14世紀にはネズミが媒介したペスト菌が世界中にまん延し、ヨーロッパを中心に8,500万人以上が死亡した歴史があるため、欧米では特にネズミに対して敏感なのかもしれない。  そんな中、中国でもネズミによる感染症は深刻な社会問題になっている。「東莞時間網」(8月17日付)によると、広東省深セン市の病院に生後13日の乳児が緊急搬送された。乳児の手足は紫色に変色しており、医師は感染症を疑った。両親によると、自宅に現れたネズミが乳児の手足をかじってしまったというのだ。翌日から乳児は高熱を出し、粘膜からの出血、血尿、血便、血液凝固障害など数々の症状が現れたという。
乳児が手足をかじられ、瀕死の状態に! 中国で「人喰いネズミ」による感染症が急増中の画像2
手足をネズミにかまれた乳児の写真。血液凝固障害などで皮膚が黒くなっている
 医師たちは協議の結果、乳児の血液を輸血ですべて入れ替えるという治療法を選択。その後、投薬治療を重ねること1週間、乳児の容体はなんとか回復し、無事退院することができたという。医師によると、治療が少しでも遅れていれば手足の壊死が進み、四肢切断の可能性が高くなっていたという。今回は幸いにも一命を取り留めたが、中国では病原体を持つネズミに子どもがかまれるという事故が、今年だけでも多数報告されている。  4月には同省茂名市内の病院に、ネズミにかまれ重傷を負った姉弟が搬送された。特に1歳の弟の脚は深くかまれていたため、骨まで露出していたという。すぐに皮膚移植手術などの治療が行われ、一命を取り留めた。さらに7月15日には、浙江省寧波市でも生後14日の乳児がネズミに全身をかまれ、生死をさまよう事例が発生。乳児には狂犬病のワクチンが注射され、容体は快方に向かっているという。 「中国の都市部では今、ネズミの数が急速に増えています。経済成長で餌となる残飯などが街中にあふれるようになり、また再開発や建設ラッシュで地下に配管や空間などが広がっていることもあり、すみかが増えている。体長30センチを超える巨大ネズミも珍しくなく、野良猫もビビッて逃げ出す始末です。知人の食堂店主によれば、中国製の強力な殺鼠剤も、最近はあまり効かなくなっているようです」(広州市在住の日本人ビジネスマン)  中国で急増するネズミによる感染症被害。これも、急激な経済成長のもたらす負の影響なのかもしれない。 (文=青山大樹)

包茎手術でタケノコ剥ぎ!? アソコ丸出しの患者に追加料金を要求する悪徳医師 

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包茎手術でタケノコ剥ぎ!? アソコ丸出しの患者に追加料金を要求する悪徳医師 の画像1
テレビの取材を受ける張さん
 料金5,000円ポッキリだったはずなのに、個室に入ってズボンを脱ぐと、女の子がブラを脱いだら5,000円プラス、手コキならさらに1万円プラス、生フェラは2万円プラスなどと、さまざまな形でボッタクってくるタケノコ剥ぎ。  歓楽街の怪しげな性風俗店の中だけの話かと思っていたら、中国では病院の手術台の上で横行しているようだ。  海南省海口市に住む20代の男性・張さんは、包茎の悩みを解決しようと、今月1日、ネットで見つけた病院で手術を受けることにした。  手術費用は全部で1,150元(約1万8,400円)だと医師から説明されていたにもかかわらず、手術台の上で手術が始まると、張さんは医師からこう告げられた。「あなたの亀頭は少し敏感すぎるので、一緒に神経を除去したほうがいい。手術費用は合わせて3,000元(約4万8,000円)になる」  手術の効果がさらに増すということで張さんは了承し、手術は続行されたのだが、30分後に手術が終わると、医師が今度は別のことを言いだした。 「前立腺がひどい炎症を起こしていて、放置すると男性不妊になるかもしれない。この手術にはさらに3,000元ちょっとかかるので、もしやりたくないようだったら強制はしない。ただし、その旨を書いた書類にサインする必要がある。その場合、もし炎症が悪化しても、病院に責任を押しつけたりしないでください」  男性不妊になるかもしれない、炎症が悪化しても病院に責任を押しつけるな、などと言われて恐れをなした張さんは、さらに3,000元を支払って手術を受けることにした。
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これが問題の病院
 ところが、である。再度始まった手術の途中で、医師がまたこう言いだした。「炎症がひどすぎて手術時間を延長しなければならないが、そのためには延長費用がかかる」  延長費用は1時間で4,800元(約7万6,800円)だという。すでに下半身丸出しで陰部に管が差し込まれた状態で、ここまできたらもう必ずやらなければならないと医師は張さんに迫った。  張さんは仕方なく1時間の延長を了承したが、すでに現金を使い果たしていたため、手術台に寝そべったままカードで支払いを済ませ、さらに1時間の手術を受けた。  結局、1,150元のはずだった手術費用は最後には1万元以上(約16万円)にまで及んだが、それでも治療は7割程度しか終わっておらず、残りの3割は後日通院して治療を続ける必要があると、張さんは医師から伝えられた。  病院にボッタクられたことに気づいた張さんは、市内の別の病院で検査を受けたところ、手術の必要などまったくなく、薬を飲めば炎症は治ると言われたという。「医は仁術なり」という格言があるが、中国で医は“算術”になっているようである。  しかし、アソコの皮を剥ぐつもりが、タケノコの皮を剥ぐように追加料金を請求されたのではたまったものではない。 (文=佐久間賢三)

中年オヤジが女児の脚をペロペロ……児童ポルノを堂々販売する闇サイトを摘発

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中年オヤジが女児の脚をペロペロ……児童ポルノを堂々販売する闇サイトを摘発の画像1
「江蘇の劉先生・媲美欣」シリーズの動画の1シーン。どうやらこの男は女児の脚フェチのようで、同じような動画が多い
 このところ中国では、女児に対するワイセツ事件が連続して発生している。8月12日には南京の駅にある待合ホールで、堂々と女児の胸をまさぐる若い男(のちに義兄と判明)の写真がネット上で公開され、大問題に(参照記事)。14日には重慶の病院の待合ロビーで、中年の男(のちに叔父と判明)が女児を自分の膝の上に座らせ、後ろから女児のズボンに手を入れている写真がネット上にアップされている。  そんな中、さらに驚くべき事件が発生した。女児にワイセツ行為をしている模様を撮影した動画を販売する闇サイトが発覚。しかも、それらは「江蘇の劉先生・媲美欣」シリーズとして、小学校教師が撮影しているものだというのだ。  中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は、こう話す。 「現在、さまざまな情報が錯綜しています。当初は小学校教師が撮影したものだと報じられましたが、以降はそれについてあまり触れられなくなった。また、容疑者2名は昨年3月にすでに逮捕されており、今回販売されている動画は別の人間がそのデータを転売したものではないか、という話もあります。それ以外にも、金に困った親がわずかなギャラ目当てで自分の娘を出演させているとか、両親が共働きで家を離れている田舎の女の子たちがだまされて出ているという話もあります」  問題のサイトは「西辺的風(西方の風)」という名前で、最初に20元(約320円)を支払って会員登録するとアクセスでき、その中には「少女」「ロリ」などといったタイトルのスレッドがあり、さらに料金を支払うと、さまざまな動画が見られる仕組みになっているようだ。  内容はというと、泣き叫ぶ女児を無理やりベッドに押さえつけたりするものや、女児の脚を中年の男が舐めているもの、女児を裸にしているものなどがあるという。
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さらに過激な内容のものも数多くあるという
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 マスコミの取材に対し、サイトの管理者はワイセツ目的の動画ではないことを強調。「女児たちに自分の身を守ることを教えるための教育的なものだ」などと答えたという。  ネット民からの通報を受け、江蘇省の公安局が捜査に乗り出したが、16日夜、お隣の河南省鄭州市で主犯の男 (43)を逮捕。その後の取り調べにより、共犯の男(50)と女(49)も逮捕したという。  調べによると、このサイトには1日約20万ものアクセスがあったという。中国では古来より、処女と交わると寿命が延びるなどという言い伝えもあるが、それとはまた違った形でロリコン文化が成熟しているのかもしれない。 (文=佐久間賢三)

男性に広がる対人恐怖症の現れか? 売春婦を差し置き、豪風俗店でラブドールが人気No.1に

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ラブドールのFanny。金髪の白人で、おっぱいはやはり大きめ。アソコの部分も精巧にできている(KontakthofのHPより)
 日本では法律で禁止されている売春も、ヨーロッパでは合法の国が多くある。ドイツとオランダにある「飾り窓」は特に有名だが、オーストリアでも、営業許可証を取れば、売春宿を経営することが可能だ。さらに、外国人が現地に滞在して売春を行うことができる「売春ビザ」まであるという。  そんなオーストリアのある売春宿が、最近話題になっている。というのも、さまざまなタイプの女性が数多くそろっているのだが、試しにラブドールを1体導入したところ、これが大人気に。予約が殺到し、数日待ちの状態になっていることから、すでに2体目を購入したというのだ。
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男性に広がる対人恐怖症の現れか? 売春婦を差し置き、豪風俗店でラブドール人気No.1にの画像3
 この売春宿は、首都・ウイーンにあるKontakthof(コンタクトフ)。身長155cm、体重38kgのラブドール「Fanny」を導入し、1時間あたり80ユーロ(約1万円)で貸し出したところ、本物の女性たちよりも人気で、すぐに予約でいっぱいになったのだという。  イギリスのタブロイド紙「デイリー・メイル」によると、すでにほかの売春宿もラブドールの購入を検討しているといい、ある経営者は取材に対し「日本製のラブドールは7,000ユーロ(約91万円)もするが、これからラブドールは絶対にはやる。ほかの売春宿も後に続くはずだ」と答えている。  この傾向について、オーストリアの心理学者は「(本物の女性と違って)ラブドールにならなんでもできるからでしょう」と説明、男性の間で広がる対人恐怖症が原因ではないかと分析している。  大事な客をラブドールに奪われてしまいそうな本物のセックスワーカーたち。果たして、彼女たちからの巻き返しはあるのだろうか?

Mr.トイレットの私宅はうんこまみれ「トイレ文化展示館 解憂斎」

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Mr.トイレットの私宅はうんこまみれ「トイレ文化展示館 解憂斎」の画像1
Mr.トイレット、そしてうんこ
 地味に20回目を迎える今回は、水原(スウォン)市に位置する有名スポット「トイレ文化展示館 解憂斎(ヘウジェ)」を訪れた。市街地から外れた森の中、洋式便器の形をした2階建ての建物が、メルヘンのように登場する。
Mr.トイレットの私宅はうんこまみれ「トイレ文化展示館 解憂斎」の画像2
うんこに国境はない
 ここは、「世界トイレ協会」なるものを設立し、世界のメディアから「Mr.トイレット」と呼ばれるまでに至る沈載徳(シム・ジェドク)さんが、2007年に自宅を改築した建物だ。Mr.は09年に亡くなってしまうが、建物は彼の遺志により市に寄贈され、翌年には「トイレ文化展示館」として一般開放されることになる。
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いい表情の野グソ少年がお出迎え
 館内は、トイレやうんこにまつわる真面目なパネル展示が並ぶ。見どころは、Mr.が実際に使っていたトイレであろう。大きなフロアのど真ん中にトイレットルームが鎮座し、壁には大きなガラスがあしらわれ、外から丸見えとなっている。  このドへんた……いや、排泄というアンダーグラウンドカルチャーを世に開放する、Mr.の哲学がここにある。なお、ボタンを押せばガラスを不透明にできる仕掛けも。
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便器前の等身大パネルが、Mr.の放尿シーンを連想させる
 トイレやうんこにまつわるスポットと聞いて、B級テイストのものを期待してしまったが、実際にはキッズ向けのお勉強スポットという様子だ。家族連れが多く、和気あいあいと展示物を楽しんでいる。  お次は、展示館の横に12年に完成した「トイレ文化公園」へと向かった。パンフレットを見ると「東西トイレ史の変遷が一目でわかる」とあるが、果たしてどうだろう。  小さな庭園には、トイレやうんこのオブジェ、さまざまなスタイルで排泄を試みる人々の像が並んでいた。
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よっしゃー!
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わーい
 なんか細部が必要以上にリアルなんですけど、これ大丈夫なの?  匂ってきそうなほどリアルなうんこオブジェから、ファンシーすぎて腰が砕ける石像、うんちのゆるキャラまで、排泄物及び排泄行為のオンパレードだ。  訪れた子どもたちは楽しそうにはしゃいでいるが、よくよく考えるとちょっとまずいのではと心配になる、奇妙なこだわりのつまった展示物の数々に、正直「東西トイレ史の変遷」どころではなくなってしまった私がいた。
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子どもの肛門から、まっすぐなボルトがにょきりと
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考える人は洋式トイレで……って、あなたはなぜうんこ色なのか?
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突然現れたリス、かわいいなあとよく見たら、性器の描写がすごい
 最後に、15年に追加された展示施設「ヘウジェ文化センター」もチェック。こちらは「子ども体験館」や「糞図書館(日本語パンフ原文ママ)」もあり、キッズ向けのお勉強色をさらに強めている。
Mr.トイレットの私宅はうんこまみれ「トイレ文化展示館 解憂斎」の画像10
肛門からぼろぼろ出てきたボールを、再び口の中に押し込むという謎のプレイに熱中する少年。「触ってみよう!」と書かれた、感触をも再現したのであろうリアルなうんこ模型もあった。
 子どもたちの未知の扉を開いてしまうのではと思わせる、ストレンジな何かがつまったテーマパーク。ここが奇異に思えるのは、私たちが大人になってしまったから?  帰りのバスを待ちながら、しばらく本気でうんこのことを考えた。 (取材・文=清水2000) ●トイレ文化展示館 解憂斎 住所 水原市長安区長安路458番キル9 営業時間 10:00~18:00(11~2月は10:00~17:00) 休館日 月曜 サイト http://www.haewoojae.com/

夫の両親との関係がうまくいかず……不倫・家出の末、1歳の息子の局部を切断した鬼畜母

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夫の両親との関係がうまくいかず……不倫・家出の末、1歳の息子の局部を切断した鬼畜母の画像1
病院で手当てを受けている1歳の男児。まだ赤ちゃんなのに……
 厚生労働省が発表した最新のデータによると、全国の児童相談所が2016年度に対応した児童虐待の件数は12万2,578件で、過去最多を記録したという。日本同様、お隣の中国でも児童虐待は深刻な社会問題となっているが、最近は凄惨なものが増えてきているようだ。 「網易新聞」(8月23日付)によると、江西省南昌市の病院に1歳5カ月の男児が緊急搬送されてきたという。男児の性器は切断されており、出血が多く危険な状態で、緊急手術が行われた。幸い、一命を取りとめたが、どうやらこの事件の背景には、男児の母親Aと、舅姑との間における不和があったようだ。  Aは現在19歳で、15歳のときに同じ村に住む男性とお見合い結婚。2人の子宝に恵まれた。ところが先日、突然、子どもたちと都市部へ出稼ぎに行っている夫を捨て、家出してしまったというのだ。Aは同居する夫の両親との関係がうまくいっておらず、最近は別の男性と不倫関係にあったようだ。その男性と暮らすため家出したものの、結局、うまくいかず、一旦は捨てた家族の元に戻ることになった。  ところが、舅姑は裏切った嫁を受け入れることに大反対。そのため、Aは彼らに対して強い恨みを抱くようになり、最悪なことに自らが腹を痛めて生んだ我が子に怒りの矛先を向けたというわけだ。事件当日、Aは舅姑が留守中の家に侵入すると、寝ていた男児の性器を包丁で切断。買い出しから戻った舅姑は、陰部から大量の出血をして泣き叫ぶ孫と、その傍らに放置された性器を発見したのだった。  男児の手術を担当した医師によると「生殖機能が完全に失われたわけではないので、今後成長と共にさまざまな処置を行う」と話しているという。Aは警察の取り調べに対し、「舅姑から嫌われていてつらかった。孫を溺愛していたので、困らせてやろうと思った」と、信じられない犯行動機を口にしている。母親に捨てられた上に、性器まで切断された男児にとって、心と体に受けた傷は一生消えないことだろう。  一方でAは、15歳で結婚させられ、まだ10代ということもあり、精神的に未熟なことも確かだ。見方を変えれば、これも都市と農村の貧富・教育格差という歪みが生み出した犯罪なのかもしれない。 (文=青山大樹)

ロバを獣姦したモロッコ少年15人、“狂牛病パニック”で病院に駆け込む

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ロバを獣姦したモロッコ少年15人、狂牛病パニックで病院に駆け込むの画像1
イメージ画像(足成より)
 行きずりでおイタした相手が病気持ちであることが判明し、慌てて病院に駆け込んだという経験のある人は、男女問わずいることだろう。  それと似ているようで、まったく次元の異なる事件が、モロッコで話題となっている。  モロッコ紙「アル・アフバール」によると、8月のある日、同国の田舎町で10代の少年15人が病院に駆け込み、狂犬病の治療を受けたという。  少年たちは地元の少数民族で、下は7歳から上は15歳まで。彼らは村にいるロバを獣姦したところ、のちにそのロバが狂犬病にかかっていることがわかり、恐怖に駆られた親に連れられて、慌てて病院に駆け込んだのだという。  狂犬病はウイルスを病原体とする病気で、動物から人へも感染する。また、日本語では犬の病気のように思われており、実際に犬から感染することが多いが、哺乳類の動物ならどれでも感染する恐れがあり、例えば牛や馬、猫、コウモリなどから人に感染することもある。  狂犬病は、それにかかった動物にかまれたり、傷口や体の粘膜部をなめられたりすることで感染するが、いったん発症すると死に至るケースも多く、WHO(世界保健機関)の発表によると、世界中で毎年数万人が狂犬病で死んでいるものと思われ、そのほとんどがアフリカとアジアの国々の人たちだという。  ちなみに日本では、野犬の駆除や飼い犬へのワクチン接種の義務化などで、1957年(昭和32年)以降、狂犬病の人へ発症は確認されていない。  今のところ病院で治療を受けたのは15人とされているが、両親が村人たちからの嘲笑を恐れて、子どもをこっそりと別の村の病院へ連れていったケースも考えられ、さらに人数が多い可能性もあるという。  ちなみに狂犬病を発症したロバは、殺処分になったという。  性欲あふれる村の少年たちの若気の至りが招いた今回の事件だが、これに懲りて、これからしばらくは自分の手だけをお相手とすることだろう。

15時間笑いっぱなしで失神、半身不随に至る例も……危険ドラックよりヤバイ「笑気ガス」

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ネット上では、錠剤型の笑気ガスが普通に販売されている(新藍網より)
 手術時の緊張緩和などの目的で使用される「亜酸化窒素(笑気ガス)」の乱用が中国で広がっている件に関しては、過去に当サイトでもお伝えした (参照記事)が、最近は意識障害や体の麻痺などの症状を訴える若者が増加し、深刻な社会問題となりつつある。 「網易新聞」(8月17日付)によると、8月初旬、江蘇省蘇州市内の警察署に一件の通報が寄せられた。市内のホテルで若い男らが暴れだし、突然殴られたというのだ。警察は現場へ急行、暴れていた3人の男を確保した。  男たちが宿泊していた部屋を捜査したところ、カプセル状の錠剤のようなものが100錠以上発見された。  男たちは「笑気ガスが欧州でブームとなっていて、ハイになれるとネットで知り、興味を持った。オンラインショップで笑気ガスが詰められたカプセルを購入し、その後、ホテルの部屋で次々と吸い込んだ。すると、意識が朦朧として、手足がしびれてきた。次第に笑いが止まらなくなり、気づいたら15時間以上笑い続けていた。意識が飛んでいたので、ほかの宿泊客にぶつかったりしてしまったかもしれない」と供述しているという。
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笑気ガスの影響で、半身不随となった中国人女子大生(楼主網より)
 さらに今年5月には、米国留学していた中国人女子大生が変わり果てた姿で帰国し、世間に衝撃を与えた。彼女は留学中に笑気ガスにハマってしまい、数日間絶食した状態でひたすら笑気ガスを吸引していたところ、意識不明の状態に陥り、失禁したまま現地の病院に緊急搬送されたのだ。一命は取りとめたものの、車椅子姿で帰国することとなってしまった。  北京在住の日本人男性は、笑気ガスの流行についてこう話す。 「クラブのVIP席で、スプレー缶みたいなものから直接吸引している連中を見たことがあります。みんなやたらニヤニヤしていて、常連の友人いわく『笑気ガスだ』と。近年、薬物乱用に対しては厳しい取り締まりが行われている半面、笑気ガスを取り締まる法律はないらしく、ブームになっている」  浙江省解毒治療研究センターは、最近行われた笑気ガスの動物実験で、笑気ガスを吸わせたマウスが2分30秒で死亡したというデータを発表している。これまで医療目的にも使用されてきた笑気ガスは、人体に比較的悪影響を及ぼしにくいとされてきたが、乱用されれば生命の危険もあるようだ。  中国でひそかに広がる笑気ガス。その背景にあるのは、ガスでも吸わなければ笑えない社会ということなのだろうか? (文=青山大樹)

事務所の反対押し切り、強行突破! 武井咲「来春出産」でTAKAHIROと結婚へ!

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事務所の反対押し切り、強行突破! 武井咲「妊娠4カ月」でTAKAHIROと結婚へ!の画像1
 1日夕方に飛び込んできた、EXILEのボーカルTAKAHIROと武井咲の電撃結婚。過去にも何度か熱愛が報じられた2人ですが、その際は武井の所属事務所・オスカーが「今後は二度と会わない」と交際を強く否定しましたが、2人の関係は続いていたようで……。さらに現在、武井は妊娠中で、来春に出産予定だとか。ネット上ではTAKAHIROファンは発狂寸前の地獄絵図となっております。  芸能人のゲス不倫が相次いで報じられる中、人気者同士のデキ婚なんて、なんともおめでたい話だと思いますが……。  それでは、ランキングを見ていきましょう! 第1位 TENNさん遺族とトラブルの中で……SPEED・上原多香子の事務所がやらかした“決定的なミス” ベッキー押しのけ、新・悪女誕生 第2位 紗栄子の渡英理由は小出恵介!? 宮迫博之不倫疑惑ライターがブログで意味深発言……週末芸能ニュース雑話 なんだかんだんでみんな紗栄子大好き 第3位 柳葉敏郎が月9『コード・ブルー』に出ないのは、戸田恵梨香のせいだった? そーだったのか! 第4位 「降りようと思ってる」発言も……松本人志『ワイドナショー』年内終了!? 上原多香子騒動が決定打か 「やめるやめる詐欺」かも? 第5位 背後に地下組織の存在? 20歳のモデル女性が性奴隷としてネットオークションに 怖すぎ! ◆編集部厳選! イチオシ記事◆ 心の中でニンマリ!? TAKAHIROとの交際報道に言及した“隠れ肉食系女子”武井咲のしたたかさ 黒木メイサと赤西仁を思い出します 板野友美と破局→即、武井咲と熱愛報道のTAKHIROに「単なる女好き」の声 ともちんのほうがよかった!? 恋愛禁止令の弊害か……菊川怜夫の“婚外子報道”に、アノ後輩女優が高笑い!? スピード離婚しないといいね!

中国版ユーチューバーがまた問題動画を投稿 「乳がん」口実に、美女たちのおっぱいに……!

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6月中旬には、偽のコインマジックで女性のおっぱいを揉んでいた
 6月中旬、中国版ユーチューバーがしでかしたある行動に批判が殺到した。街中で手品師に扮し、コインマジックを披露すると称して若い女性のおっぱいをモミモミする映像を配信したことから、ネット上で大騒ぎとなったのだ(参照記事)。この男はその後、地元の公安に逮捕され、14日間の拘留処分を受けたという。  あれからたった2カ月しかたっていないのに、また男がやらかした。8月に入り、再びネット上で活動を開始。今度は「女性の乳がんに対する意識向上のための“公益”活動」と称して、若い女性たちに声をかけまくっていたのだ。 「中国青年網」によると、クリスと名乗る男は8月8日、中国版Twitter「微博」において、6月のおっぱいモミモミ事件について釈明。自分が撮影している映像は「世の男性たちに、いかに気軽に女性に近づくかを伝授しているだけ」「自分が逮捕されたのは、一般の男性ができないことをあまりにも簡単にやってのけたから」などと豪語していたという。  そして男は、それまでの「搭訕大師TV」(ナンパ・マスターTV)から「新搭訕大師TV」に番組名を変え、新たな映像をアップし始めた。  その映像で男は、ショッピングセンターや繁華街などで若い女性に声をかけていく。「この番組では、女性の乳がんに対する意識を向上させるために、女性のおっぱいに顔をうずめさせてもらうチャレンジをしている。もしそれが成功したら、一人あたり10元(165円)を中国赤十字に寄付するつもりだ」と説明し、戸惑いながらもOKした女性の胸に顔をうずめていく。
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おっぱいに顔をうずめながらも、もちろん手を添えるのは忘れない
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 その数なんと30人! そして映像の最後に、30人分の寄付金、合計300元(約4,800円)を中国赤十字に送る宅配便の封筒を映して終わっている。  当然のことながら、ネット上ではこの男に対する非難の声が上っているが、中には「男も男だが、OKする女もバカだな」という声も多い。また、登場する女性の顔にモザイクなどがかけられておらず、法律の専門家は「女性たちのプライバシーや肖像権、名誉の侵害に当たる」としている。  今回の件について、すでに地元公安が調査に動いているという報道もあり、もしまた逮捕された場合、さらなる厳罰が待っているかもしれない。 (文=佐久間賢三)

インドでまたカニバリズム事件……殺害した実母の心臓を“味付け”して食べた男が逮捕される

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犯行直後のクチャクルニ。顔には、血痕のようなものが付着している
 インドで、男が実母を殺害し、その心臓を調味料で味付けして食するという猟奇事件が発生した。  8月31日付の英紙「メトロ」(電子版)によると、同国最大の都市、ムンバイに住むスニル・クチャクルニはその日、350キロ離れた郷里に帰省していた。酒に酔ったクチャクルニは、実家の近所の民家を訪ね、食べ物を無心したものの断られた後、今度は実家に帰って65歳になる母親イェラバに食べ物を要求。その後、2人は口論になったという。そして空腹とアルコールの影響で頭に血が上ったクチャクルニは、母親にさるぐつわをかませた上、刃物でメッタ刺しにして殺害。さらに、血まみれで倒れた母親の遺体から心臓を取り出したというのだ。  凶行後、クチャクルニは手に血がべっとりとついた状態で、家の外を歩いていたというが、現場検証を行った警察により、さらに異常な犯行の一部が明らかとなった。なんと、母親の心臓は皿に盛り付けられ、香辛料や、チャツネといわれる野菜や果物をペースト状にしたインド料理によく使われる調味料で“味付け”した跡があったという。警察は、クチャクルニが心臓の一部を食したとみている。ムンバイでは、妻と3人の子どもと共に暮らしていたというクチャクルニだが、猟奇的犯行の背景には精神疾患や薬物の影響も疑われており、現在も調べが続いている。  ちなみに、今年初めには同国のウッタル・プラデーシュ州とパンジャブ州で、男児を殺害した犯人が、その遺体の一部を食べるという異常事件が続発している(参照記事)。インドでカニバリズムが広がる原因は、一体なんなのだろうか……。

豪ラジオ番組収録で、出会ったばかりの男女が即ハメ! 百戦錬磨の司会者もタジタジ……

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豪ラジオ番組収録で、出会ったばかりの男女がいきなりセックス! 百戦錬磨の司会者もタジタジ……の画像1
スタジオに登場したばかりのときは、さわやかな笑顔を振りまいていたのだが……
 オーストラリアのシドニーで放送されている朝のラジオ番組『カイル&ジャッキー・オー・ショー』の大人気のコーナー「Naked Dating」。日本語にすると「裸でデート」である。  この番組、以前にも当サイトでご紹介しているが(参照記事)、若い男女がガウン姿でスタジオに登場し、自己紹介を終えると下着姿に。司会者のインタビューに答えていくうちに、下着を脱いだり脱がしたりして、あっという間に素っ裸になっていく。  この2人、恋人同士などではなく、初対面の男女なのだが、だんだんと盛り上がってきて、体を触り始めたり、キスを始めたりするカップルも。中には、番組収録後、ベッドに直行するカップルもいるという。  ラジオ番組ではあるが、スタジオの模様は番組のホームページで動画公開されているため、いつでも見ることができるようになっている(残念ながらオーストラリア限定)。  毎回いろいろなハプニングが起こる同番組だが、8月末に放送された回では、百戦錬磨の司会者もビックリの出来事が。  スタジオに登場したのは、ストリッパーのヤスミンと、消防士のアザン。「どちらが先に脱ぐ?」と司会者が問うと、ヤスミンがすぐさま「じゃあ、私が先に」と言ってガウンを脱いだ。普通、ガウンの下にはブラとパンティを身に着けて出てくるのだが、彼女はすでに素っ裸。もうヤル気満々である。  ヤスミンに刺激されたアザンも、すぐさまガウンとパンツを脱いでしまった。
豪ラジオ番組収録で、出会ったばかりの男女がいきなりセックス! 百戦錬磨の司会者もタジタジ……の画像2
もうタマらなくなったのか、すぐさまヤスミンのおっぱいをもみ始めるアザン
豪ラジオ番組収録で、出会ったばかりの男女がいきなりセックス! 百戦錬磨の司会者もタジタジ……の画像3
舌を絡み合わせる2人。周りのことなど、まったく気にしていない様子
 裸になった2人はしばし見つめ合い、アザンがヤスミンの豊満なおっぱいを下から触り始めると、それでスイッチが入ったのが、ヤスミンがアザンのたくましい体に抱きつき、いきなりディープキスが始まった。  司会者が2人に声をかけるも、まったく耳に入っていないようで、絡めた舌と互いに体をまさぐる手を離そうともしない。「すぐに止めないと、始めちまうぞ!」と、司会者も開いた口がふさがらない。  ようやくADが止めに入り、司会者によるインタビューがスタート。「さらに先までいくつもり?」と問うと、ヤスミンがすぐさま「彼と一発ヤルわ」と答えている。  放送終了後、2人のために部屋が用意されたそうだ。  オーストラリア人たちは朝からこんなラジオ番組を聴いて、その日は仕事になるのだろうか……。

売り子の少女が男性客に抱きつき、ほっぺにチュー! 夜市で過熱する「花売り商戦」

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少女が男性客に抱きつき、ほっぺにチュー! 夜市で過熱する「花売り商戦」の画像1
花束を手に、無理やり男性客に抱きつく少女(この件を伝えるニュース映像サイト「看看新聞」より。以下同)
 9月に入り、中国の学校でも新学期が始まったが、8月の夏休み期間中、夜市では小学生の少女たちが花束を売っていた。ただ、その方法というのが尋常ではなかったため、ネットニュースで取り上げられることとなった。 「看看新聞」によると、場所は貴州省の省都・貴陽市。夜になると、繁華街では屋台が並び、多くの市民が食事や夜食を求めてやってくる。そして深夜1時すぎになると、7~8歳くらいの小学生の少女数人が現れ、いくつもの花束を抱えて、食事をしている人たちの間を練り歩いていく。  少女たちは彼らに花束を売っているのだが、そう簡単には買ってもらえない。すると、少女たちは男性客にいきなり抱きついて買ってくれるまで離れず、中には無理やりほっぺにキスをして、買ってくれるよう迫る子も。
少女が男性客に抱きつき、ほっぺにチュー! 夜市で過熱する「花売り商戦」の画像2
男性客のほっぺにキスしてくる子も
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路上の男性の脚に抱きつき、お金を払うまで離さない
 花束はひとつ20元(約320円)ほど。客が「小銭がない」と答えると、なんと、支払いはカードや支付宝(アリペイ=スマホなどで使えるオンライン決済)でもいいという。こうなったらもう、支払いを拒否する理由がなくなる。幼い少女だけに、むげに突き離すわけにもいかない。
少女が男性客に抱きつき、ほっぺにチュー! 夜市で過熱する「花売り商戦」の画像4
花束を娘に手渡す母親。常に少女の後ろから目を光らせている
 屋台の主人の話によると、この少女たちは、夏休みの期間中だけ夜市に来て、このようにしてお金を稼いでいき、中には40日近く連続で来る子もいたという。少年の姿も時に見かけるが、ほとんどが少女。そして、9月1日から学校が始まると、ぱったりと姿を現さなくなるのだという。  少女たちの近くでは、母親らしき中年女性が控えており、彼女たちが手に持っていた花束を売り尽くすと、新たな花束を少女に手渡していく。 「子どもに花束を売らせているのか?」というマスコミの取材に対して、この中年女性は「子どもを養うには、お金が必要だからね」と悪びれることなく答え、同じく少女のほうも「学費を稼いじゃいけないの?」と、はっきりと答えている。  中国の貧しい地域では、お金がなくて学校に行くことさえままならない子どもも多い。とはいえ、年端のいかない少女に対して、男性客に抱きつかせたりキスさせたりするのは、いくらなんでもやりすぎだろう。 (文=佐久間賢三)

母思いか、八つ当たりか……父の愛人を息子が路上でフルボッコ!

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母思いか、八つ当たりか……父の愛人を息子が路上でフルボッコ!の画像1
車道の真ん中で女性を引きずり倒す男
 8月28日は旧暦で7月7日。中国ではこの日を七夕として祝うが、それと同時に、織女(日本でいう織姫)と牛郎(同・彦星)が1年に一度会える日ということで、「情人節」(恋人の日)として、2月14日のバレンタインデー同様、カップルたちが甘い夜を過ごす日ともなっている。  ところが、その前日の27日の白昼、河南省禹州(うしゅう)市の路上で、若い男が一人の女性に対し、一方的に殴る蹴るの暴行を加えるという事件が起こった。  男は車道で女性を引きずり倒し、なにやら恨み節のようなことを叫びながら髪の毛をつかんで、顔をひっぱたいたり殴ったりしている。女性はなすすべもなく、やられるがままだ。男はさらに、女性を道路脇まで引きずっていき、止まっていた車の脇で再び暴力を振るい始めた。
母思いか、八つ当たりか……父の愛人を息子が路上でフルボッコ!の画像2
女性の髪の毛を持って引っ張る様子からは、かなりの怒りが感じられる
母思いか、八つ当たりか……父の愛人を息子が路上でフルボッコ!の画像3
顔面に何度も蹴りまで入れる
 周りに多くの見物人はいたものの、怒り狂う男の勢いに圧倒されたのか、はたまた他人事として面白がっているだけなのか、女性を助けようとする人は誰も出てこない。  結局、通報を受けた警察が現場に駆けつけたことでその場は収まり、2人は警察に連れていかれ、事情聴取を受けることとなった。  事情を知る人の話によると、暴力を受けていた女性は、この男の父親の愛人で、翌日の七夕に逢い引きする約束になっていたという。この愛人が原因で、母親との間で離婚問題が起こっていたことから、息子が母親に代わって女性に対して怒りの鉄拳を振るったということらしい。  この映像を見た中国のネット民たちは、殴られていた女性に対して「別の人の家庭を壊すようなことをしたんだから、これくらいの報いは当然」という声も上がっていたものの、多くは息子に対してあきれた態度を示している。 「無防備な女性を殴ることほど楽なことはないよな」 「こんな男は逮捕して刑務所に入れるべきだ」 「悪いのは自分の父親だろ? なんで父親を殴らないんだ?」  中国で頻繁に起こる“夫に浮気をされた妻vs夫の愛人”という修羅場はこれまで何度かお伝えしてきたが、息子が出しゃばってくるという事件はまれ。  息子の行動は果たして母親思いなのか、「恋人の日」を前に、恋人がいないことに対する八つ当たりだったのか――。 (文=佐久間賢三)
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