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夫の出張にコンドームを持たせる!? 中国メディアの「日本人妻」イメージが時代錯誤すぎる!

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 日本では、上戸彩主演のドラマ『昼顔』(フジテレビ系)の影響で、不倫や浮気をする女性を指す“昼顔妻”という言葉が頻繁に使われるようになった。貞操観念などという言葉は、もはや死語になってしまったのかもしれない。  しかし、中国人は日本人女性に対して何か特別な思いがあるようだ。「網易新聞」(6月13日付)に、ある興味深い記事が掲載された。「日本人の妻たちの驚きの家庭観」と題された記事がそれだ。  中国の一般家庭において、夫や妻の不倫や浮気が発覚した場合、家庭は間違いなく崩壊するという。しかし、日本人の妻は夫の不貞行為に気が付いても、決して相手を責めることはないと解説している。同紙の分析によると、これは昔からの日本の家庭文化が影響しているという。 ■日本の文化では、妻は夫に対して、また女性は男性に対して全身全霊で尽くし、男性のために一切の犠牲も厭わないのが美徳とされている  戦前の日本ではこのような家庭は多かったかもしれないが、現在ではそれほどでもない気もするが……。 ■日本の男性は愛人がいる人が多いが、苦楽を共にした妻を捨てるようなことは絶対にしない。妻もそれを知っているので、一度や二度の浮気で夫を責めることはない  日本人の女性は、とにかく男性に尽くすという幻想を中国人は抱いているのかもしれないが、最近の日本では熟年離婚が増加していることや、その離婚の原因の多くが不貞行為だということは知らないようだ。 ■夫が仕事の出張などでしばらく家を空ける時は、夫のために十分なほどのコンドームを持たせる  これを書いた記者出て来い! こんな妻、世界中探してもいないよ! ■夫の愛人に子どもができた場合、夫はこの愛人を自宅に連れて帰るという。しかし、もちろん正式な家族としてではなく、使用人として自宅に置いておくのだ  恐らく、妾のことを言っているのだと思われる。現代ではあり得ない話だ。 ■金銭的に、そこまでの余裕がない男性は芸者と遊ぶ。これは妻も公認で、妻も進んで家計からの支出を許す  げ…ゲイシャですか? 日本人妻のイメージがまるで明治時代なんですが。 ***  このようは日本人妻に対するイメージは、現代とは大きくかけ離れている。しかし、中国人の中で日本人女性が男性に尽くすというイメージはことのほか強いようだ。「微博」(中国版Twitter)には、この記事に対して、さまざまなコメントが寄せられた。 「俺には日本人の友達いるけど、こんな話聞いたことないぞ! 書いた奴は、100年くらい前の日本のこと言っているんじゃないのか?」 「男が浮気しても、本当に日本の女性って許してくれるの? やっぱり日本はすごい!」 「中国ではありえないな。もし俺が浮気したら彼女に殺されちゃうよ」  中国では、たびたび日本に対する誤った情報がメディアで紹介されることがある。今回紹介された記事も、まさに明治時代の日本のイメージだ。もしかしたら、中国人男性の理想の女性こそ、明治時代の日本人女性なのかもしれない。 (文=青山大樹)

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