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豊胸手術で“可動式おっぱい”に!? 偽乳が背中にお引っ越し

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豊胸手術で可動式おっぱいに!? 偽乳が背中にお引っ越しの画像1
脇の下から背中へ移動してしまった左のおっぱい
 中国広東省中山市の病院に、一人の中年女性が診察にやってきた。豊胸手術で大きくなったおっぱいが、今年に入ってから突然移動を始め、その痛みに耐えられなくなったのだという。地元の新聞「南方都市報」が伝えた。  今年46歳になる張さんは10年前、自分のペッタンコな胸にコンプレックスを持っていた。それを克服しようと、1万5,000元(約25万円)をかけて美容外科で注射式豊胸術を受け、AカップからCカップへと変身を遂げたのだった。  それから10年たった今年初め、突然おっぱいのあたりが腫れ始め、痛みを感じるようになってきた。近くの病院で鎮痛のための点滴を受けたものの効果はなく、公立病院で検査を受けたところ、胸部に入れられていた注入物が背中にまで移動していることが判明した。
豊胸手術で可動式おっぱいに!? 偽乳が背中にお引っ越しの画像2
おっぱいは大きく腫れ、紫色に変色している部分もあったという
豊胸手術で可動式おっぱいに!? 偽乳が背中にお引っ越しの画像3
手術前に、切開する部分のマーキングを受ける張さん
 そのままでは大出血や感染症発症の恐れがあったため、病院はすぐさま手術を行い、血液の塊と1,500ccもの膿を胸部から取り除いた。さらに、胸部の組織の一部はすでに壊死していたが、病院の迅速な処置により、張さんは無事に回復していった。  張さんが受けた注射式豊胸術は、ポリアクリルアミドと呼ばれる化学物質を胸部に注射器で注入するもので、中国では1997年ごろから手軽な豊胸手術として使われるようになっていた。  しかしその後、体が拒絶反応を起こしたり、液体が漏れ出すなどの術後トラブルが各地で発生しており、中国では現在、使用が禁止されている。ちなみに、張さんにこの施術を行った美容外科はすでに閉院しており、責任の所在を追及することはできないようだ。  同じく広東省に住む日本人男性(45歳)も、かつて“可動式おっぱい”を持つ女性に巡り合ったことがあるという。 「エロサウナでお相手してもらった女の子ですが、私がおっぱいを激しくもみしだいたせいで、コトが終わった後には、左右の胸の高さがまったく違っていた。彼女は『ブラジャーでしばらく固定しておけば元に戻るから大丈夫』と、事もなげでしたが……」  中国では盛んに行われている豊胸手術だが、軽い気持ちで受けようものなら、いつ爆発するかわからない時限爆弾を胸に抱えることになるようだ。 (文=佐久間賢三)

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