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Channel: 日刊サイゾー
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裏風俗経営者が激白! 浄化作戦+円安で“中国人立ちんぼ”が街から消える!?

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中国人経営のエステやマッサージ看板。その多くは、性的サービスを提供する違法風俗店だ。
「オニィサーン、マッサージ、イカガデスカ?」  夜の歓楽街に飛び交う、たどたどしい日本語の甘い声。声の主は、いわゆる立ちんぼ、もしくは違法風俗店の客引きで、多くの場合が中国人女性だ。しかし近い将来、彼女たちは日本の夜の街から絶滅するかもしれない……。 「この商売も、そろそろオシマイかもしれないヨ」  そう話すのは、都内某所でエステ店を経営する、Y氏(40代)だ。中国黒竜江省出身の彼女は、13年前に留学生として来日した直後に日本人と偽装結婚、現在は日本国籍を有している。また、エステというのは建前であり、実際に彼女が経営しているのは、一発1万円で“本番”を提供する裏風俗店である。 「警察やニューカン(入国管理局)が本当にうるさいヨ。東京五輪に向けた浄化作戦かもしれないネ。今まで、投資経営ビザのない中国人は、他人の名義を借りて営業していたヨ。でも最近は、名義借りしている店、次々に営業許可取り消されてるネ。女の子が外で呼び込みしていたら、警察にショクシツ(職務質問)されることもあるよ。エステやマッサージで働く中国の女の子は留学生がほとんどで、風俗店でのバイトは許可外。バレたら留学生ビザ取り消されて、強制送還ヨ」(同)  風俗業界をめぐっては、警視庁が今年1月、全国21都道府県でデリヘル店を展開する「サンキューグループ」の、都内6店舗を一斉に摘発。また、吉祥寺では性的サービスを提供していたメイドカフェが風営法違反で、池袋では女子高生が折り鶴を折る作業を見学させていた店舗が、労働基準法違反で摘発されるなど、確かに取り締まりが強化されているようにも見える。  そしてもうひとつ、中国系裏風俗を壊滅に向かわせているのが、ここ3年で約60%上昇した「円安・人民元高」による人材確保難だという。
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日本で発行されている中国語新聞に掲載された、風俗業界の求人。
「昔は、学費の足しにするために風俗でバイトする女の子も多かったけど、今は中国も豊かになったし、円安のおかげもあって親も仕送りが楽になったヨ。最初から出稼ぎ目的で日本に留学して、風俗で頑張って貯金したり中国の家族に送金するという子もいたけど、今は円安のせいで人民元に両替したら、少なくなっちゃう。わざわざ日本に出稼ぎに来たい女の子もいなくなったヨ」(同)  すでに店は開店休業状態だという彼女。しかし、偽装結婚してすぐに開店したエステ店は、最盛期には毎日30人以上の客が入り、人件費や諸々の経費を差し引いても、毎月400万円程が手元に残ったというから、一生遊んで暮らせるだけの蓄えは十分にあるのだろう……。 (文=牧野源)

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