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ミニスカートで試験を受ける理由は、試験官へのアピール?
急速な拡大を続ける中国の高速鉄道に、近い将来「美女軍団」が投入されそうだ。3月8日、山東省済南市にある高速鉄道乗務員専門学校の入学試験が行われたが、その様子がさながら「ミスコンのようだ」と話題になっているのだ。
同校の90人の定員に対し、入学希望者は1500人。うち1000人以上が女性である。この数は昨年の2倍だという。しかも、彼女たちの多くは18~19歳と妙齢で、受験資格が身長165センチ以上とあって、容姿も端麗だ。加えてミニスカートに薄手のブラウス、もしくはノースリーブと、露出も多め。試験会場は、まるでミスコン会場のような華やかな雰囲気に包まれた。
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ひざまづくと、パンチラ寸前! 高速鉄道で実際にこんな姿勢をとる必要があるのだろうか……。
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試験は一次、二次に分かれ、英会話能力のテストもある
会場では、試験官たちの要求に従い、彼女たちはミニスカートから太ももが露わになるのも気にせずひざまずき、立ち、座り、歩き、といった動作を繰り返す。また、踊りや歌、楽器演奏などの審査もあり、外見や気質、技芸など多方面から審査を受けた。同校の卒業生は、高速鉄道の乗務員やフライトアテンダントの仕事に就くこととなる。
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ヨガのポーズが乗務員の資質をどう関係があるのか……
全国各地で新たな高速鉄道の路線が次々と開通している中国では、乗務員の数が不足している。また若い女性の間では、高速鉄道乗務員は「フライトアテンダントと較べても遜色なく、さらに安全」ということで、以前に比べ人気が高まっているという。
上海在住の日本人駐在員(39歳)も、彼女たちのデビューを、首を長くして待ち望む。
「中国の高速鉄道の乗務員は制服もスタイリッシュで、若い女性がほとんど。彼女たちが目の前でひざまずいてくれるんなら、これからは出張の時に飛行機に乗らずに高速鉄道に乗りますよ。中国のスッチーは無愛想なブスが多いですから」
鉄道の航空路線の競争も激化する中、両者のお色気合戦が勃発する!?
(文=佐久間賢三)