元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんが、自らカメラマンとしてかわいい声優さんたちの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載の48回目! 今回はアイドル・シンガーソングライターで元アイドルグループの運営、現在は社長(!!)という波乱の人生を送る、里咲りささんが来てくれました! ──よろしくお願いします! まさか、こんなに素朴な美少女が社長とは……ついにこの連載に社長が来てしまいましたよ。 里咲 あはは、声優さんの連載なのにすみません! ──里咲さんの経歴は、シンガーソングライター→グループアイドル→グループアイドル運営兼メンバー→アイドル兼社長なんですね。24歳とは思えない人生の密度です。まず、初めの方からうかがっていきたいんですが、シンガーソングライターからアイドル路線に移られたのはなぜだったんでしょう? 里咲 そうですね、初めはシンガーソングライターでギターを持って歌ってたんですけど、「あ、これはもう大きいレーベルから電撃メジャーデビューでもしない限り、お金は回ってこない」ってわかって、紆余曲折あって、気付いたら地下アイドルの育成番組みたいなのに出てたんです。そこで初めてライブハウスに出て、ファンの人と会う機会があったんですよ。そしたらチェキ1枚が500円とか、1,000円とかで売れて……「あれ? ここにはお金が回ってる!」って。 ──(爆笑)! すごい現実的! 路線変更は、良くある「憧れていたアイドルに影響されて~」とかじゃないんですね。 里咲 もちろんハロプロやAKBに憧れたりはしてたんですけど、地下アイドルっていうアンダーグラウンドな音楽文化には、どちらかというと「え、地下アイドル……?」っていうネガティブなイメージを持ってた方なんです。でも、すぐにそのステージに立ったんだから、人生ってわかんないですよね(笑)。 ──アイドルとシンガーソングライターの間には、見えるくらいの壁がありますよね。 里咲 ありますねぇ。シンガーソングライターをやっていたときは、私も含めて「私たちは音楽でみんなに伝えたいんです」って主張でやってる人が多かったんです。けど、人に届けるためにはお金も回していかないといけないですし……。だんだん「私、ここだとちょっとハマらないかも」と思ってきて、地下アイドルのライブに出るようになったんです。初めは「アイドルだからギター弾かない方がいいだろうな」と思って、ファーストから4曲目くらいまではザ・アイドルな曲を出してたんですけど、ある日ライブでギターを弾いてみたら「いいやん!」って反応してくれるお客さんが多くて、「あ、ギター弾いても褒めてくれるんだ! じゃあ、好きな曲書いていいんだね!」って、好きな曲を書けるようになりました。 ──なるほどー。では、グループアイドルに入っていた時期はどうでしたか? 江頭2:50さんが名前をつけた、某家電量販店のアイドルグループでしたよね。 里咲 それが、当時は交通費も自腹で、お客さんの集客もあんまりないグループだったので、ギャラもなく……。チェキを撮ったらそれも運営費になって、さらに家電量販店で働くグループなので、本当にみんな週5~6で働いてるんですよ。 ──えっ、コラボで「今日はメンバーの誰誰が一日店員です」とかじゃなくて? そんなにちゃんと就労してるの? 里咲 そうですよ。一応、時給はもらえてたんですけど、割が悪くって、大元の会社にそもそもいくら払ってるのかを聞いてみたら、明らかに……。そのときに「雇われていたらギャラももらえない。そうだ、雇われるのを辞めよう」と思って、1年で卒業したんです。 ──ブラック企業みたい! 1年で見切りをつけたのは大正解ですよ。私も昔は事務所に入ってグラビアをやってたんですけど、上の方針に従っても全然売れないまま精神を病んだので、「他人の指示で失敗して消耗するのって無駄だな」ってフリーになったんです。けど、4年もかかっちゃった。 里咲 ああ、つらいですよね……。自分でやってダメだったことは勉強になるけど、人に言われてダメだったことは納得できないですよね。自分では「私はもっとこっちが向いてるのに」ってわかるだけに、余計につらいです。 ──そのグループを辞めてからは、どうされたんですか? 里咲 辞めていた大学に戻ろうかと思ったんです。早稲田って、辞めてからも7年くらいはちゃんと申請すれば戻れるんですよ。18歳で入ってすぐに辞めたので、今年がギリギリかなぁ。 ──なんですぐに辞めちゃったんですか? 早稲田を辞めるなんでもったいない! 里咲 中学から生徒会長をやっていて、高校もものすごい進学校だったんです。みんな勉強だけするんです。朝5時に起きて、7時に学校について、夜9時まで学校で自主勉して、帰ってまた2時まで勉強して、土日も模試・模試・模試。だから、あまりに勉強しすぎて、大学に入るときに「このまま大学に入ったらバカになっちゃう!」と思ったんです。勉強的な意味じゃなく、人間的に。だから一回休学して正社員で働いたんですけど、結局は辞めましたねぇ。 ──わざわざ休学して正社員で働いたの? 普通は海外でのんびりとかじゃ……? 里咲 いや、なんか社会に出なきゃいけないと思って……。 ──里咲さんって妙に自立心が強いですよね。実家が極貧だったとか?
里咲 極貧だった時代と普通だった時代があって、「早く親に楽をさせたい」って気持ちが強いんです。長女だったから、小3くらいから「早く自立したい」と思ってました。 ──ええ!? 私もやや極貧出身の姉妹なんですけど、姉も私も一度も定職についたことないですよ! 偉すぎ!! 里咲 え、ああ……。私は中学を出たら社会人だと思ってました。でも親に「高校まではとりあえず良い学校に行きなさい」って言われて、女子校に入ったんです。それからもずっと「ひとりで生きていかなきゃいけない」と思っていて……そのせいか、人に頼るのが苦手なんですよね。 ──女子校出身だと、思春期に学んでおいた方が確実に人生に有利であろう男性への頼り方や甘え方が壊滅的になりますよね。でも、里咲さんは親父転がしが超うまいと思います。ネットTVで杉作J太郎さんと和気藹々と歓談されてるのを観たんですが、杉作さんと話が弾む若い女子なんて珍しいです。 里咲 確かに昔から年上の男の人には好かれるなぁ。愛読書が『女帝』(倉科遼)だったせいかな。「彩香はいいなぁ、一人で頑張ってて」って。 ──あはは! 家に『女帝』が揃ってる環境に親近感が湧きます。ではでは、里咲さんが運営兼メンバーだったユニット「少女閣下のインターナショナル」での話を聞かせてください! なぜそんなに若いうちに、わざわざアイドルの運営をやろうと思ったんですか? 里咲 最初は作詞作曲がしたくって、裏方をやろうと思っただけなんですよ。まさか自分が女の子を集めてグループをやるなんて思わなかったし、むしろ絶対やりたくなかったくらい。女の子の一番いい時期を預かる責任がとれないし、お金を回せるかどうかもわからなかったし……。けど、気付いたら「一緒にやろう」って言ってた人たちがオーディション募集し始めてて、あれよあれよという間に始まってました。止められなかった。やるしかなくなってやっちゃった感じ。「私も前に出たいかも」と思ってメンバーもやってたんですけど、本当に胃が痛かったですねぇ……。 ──運営兼メンバーだと、メンバー側の心情も運営側の事情もわかるから、板挟みになりそうですね。 里咲 そう、それが特にしんどかったです。メンバーの「こうして欲しい」っていうのもわかるし、運営側の「予算がこうで、そういうオファーは来てない」っていう事情もわかるので、当時は暗かったと思います……。それに、そのグループにギャラが払えなくなったら困るので、自分のソロ活動の他にも普通に営業職について働いてたんですよ。なので、仕事に行って、ライブに行って、家に帰って運営の事務作業して……っていう生活でした。とにかく負担が大きかったです。 ──え? 並行してソロ活動と就職して、その売り上げと給料でグループのメンバーにギャラ払ってたってこと? おかしい、おかしいよ、何かが。 里咲 あはは、メンバーだけじゃなく、スタッフにも、そこからちゃんとお金払ってたんですよ。 ──自転車操業……! 稼げども稼げども、全然貯まらないじゃないですか! 里咲 でもね、そうしているうちに、ソロの方が売り上げが上がってきたんです。それで会社も辞めて、ソロの売り上げのみでグループの赤字を補填できるようになって……しんどかったけど良い経験でもあるので、今思えばやってよかったですよ。 ──恐るべき前向きさ! 某家電グループで搾取されていた分、運営側になると過剰に与えてしまうんですねぇ。ホワイト企業! じゃあ、現在はそのグループも卒業して、お金はジャブジャブですね! 里咲 そうですね(笑)! 今までグループに使ってたソロの売り上げを、そのままソロに還元できるので、できることが多くなりました。ミュージックビデオの製作にもお金をかけられるようになったし、良かったなぁ! ──本当によかったなぁ! ……ちなみに、ソロの売り上げが上がった話の後にアレなんですが、『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で里咲さんの“ぼったくり物販”が話題になりましたね。いったいどんなぼったくり具合なんですか? 里咲 自分のオリジナルのタオルとかTシャツを作ろうと思ったとき、どこも50ロットから~とかなんですよ。だけど、当時の私のお客さんは5人とか10人の話だったので、確実に赤字になっちゃうんです。それで「もっと小ロット生産はないかな~」と思いながら100円ショップで買い物してたら、肌着とタオルが売っていて……「あ、コレじゃん!!」と思って10枚ずつ買って、サインして「1,000円です!」って売ったら、ファンの人が「わぁ、サインと落書きつきだ~!!」って喜んでくれて「あ、欲しいんだ!? アリなんだ、コレ!!」と思って(笑)。 ──(爆笑)! 里咲 そこから芸として進化させて、その場で10秒でサインして「1,000円です!!」みたいな(笑)。 ──1,000円なら、ぜんぜん良心価格じゃないですか! 里咲 そこで1万円とかとっちゃうと叩かれるでしょう。私はチェキも1,000円なので、1,000円が許してもらえる額かなって。 ──計算高いな! でも、私も同じことやりましたよ。アイドルの抱き枕が流行ってる時期に、発注すると大赤字だから安くて大きな布を買って縫って、自分で全身の絵を描いて「等身大抱き枕です」って同じような価格帯で売りさばきました。素人の酷い絵なんだけど、みんな喜んでくれましたよ! 里咲 うわぁ! あはは! それやりたいです! ──アレも今思えばぼったくりだったんだなぁ。でも、ライブアイドルってみんなそんなもんですよね。
里咲 そうですね。私の場合は、たまたまビートたけしさんのテレビカメラが入ってるときに、ファンの人が「わぁ~そんなペラペラのタオルが1,000円なんてぼったくりだ!」って言っていたから、私も「里咲りさの、ぼったくり物販はじめま~~~す!」って言ってたら定着してしまって……(笑)。でも、たくさん話題にしてもらえて良かったです! あ、CDとかは、たくさんの人に買ってもらいたいのでもっと良心価格ですよ! ──そういえば、そのCDも、今までは自分でCD-Rに焼いて製作していたんですよね。最近ではプレスもリリースされてますが、どっちもやってみて、どうですか? 里咲 プレスはすっごい楽ですね! だって焼かなくていいんですよ? 今まではリリース前の大事なプロモーションの時期に、ずっとCD-R焼いてたんで(笑)。でも、2016年に『売れるまで待てない』ってアルバムをプレスだけで出したときは、なんか自分的にあんまり面白くないというか、物足りなかったです。自分で思ってたよりもCD-Rが好きだったみたい(笑)。 ──私もよく物販は手作りしてたんですけど、だんだん疲れて朦朧としてくると、物販がお金に見えてくるんですよね。「これが1,000円……2,000円……3,000円……」って。 里咲 めっちゃわかります(笑)。フリーでやっているとピンハネされないから、そうなりますよね。お客さんの気持ちがそのまま私に入ってくるので、とってもクリアだと思います。 ──CDと言えば、里咲さんは作詞だけじゃなく作曲もされているんですよね。クオリティが高いし、次々に違うジャンルの曲を歌われるので、てっきりプロに発注してるんだと思ってました。 里咲 うれしいです! 5歳の時から、お父さんと作詞ゲームをしてたんですよ。スピッツの曲をかけながら「どっちが上手な歌詞を書けるか」みたいな。 ──英才教育! 里咲 作詞ノートみたいなものを初めて作ったのも、その時期でした。5、6歳だから字も汚くて、自分にしか読めないんですけどね(笑)。その頃はまだワンフレーズなんですけど、意識して本格的な作詞ノートを作り始めたのは、小学校の中学年か高学年の頃ですね。 ──スタート、早!! 里咲 で、「歌詞を作ったらメロディも作ればいいじゃん」って小6のときに「ウミガメ」って曲を作ったのを覚えています。ピアノとかも習いたかったけど、習えなかったので、ピアニカで。 ──なんとなく貧乏そうでしたもんね(失礼)。何に感銘を受けて「ウミガメ」だったんでしょう? 里咲 もうわかんないです(笑)。それで、中2くらいからギターを始めました。ギターも、最初は買ってもらえなかったので、段ボールで実寸大のギターを作ってコードの練習をしてたんです。そしたらお父さんが本物を買ってくれて。 ──なんて健気な。お父さんも不憫になったのかな……。 里咲 それで弾けるようになって、中2くらいから歌詞だけじゃなく、コードのノートも作るようになって、高校時代も勉強の合間にラジオを聴きながら曲を書いてました。そこから作詞作曲をずっとしています。 ──5歳からカウントすると、作詞歴は19年の超ベテランですね。それに、里咲さんは声質もすごく良いですよね。「カタルカストロ」のウィスパーボイスは最高でした! 里咲 アイドルグループをやっていたとき、私はすごくウィスパーの曲をやりたくて、密かに「今はあんまりこういうの歌いたくないんだよなぁ~」と思っていて(笑)。だから自分で書けばいいやって、書いた1曲目が、その「カタルカストロ」だったんです。 ──なるほど、念願のウィスパーだったんですね。アイドルって元気に声張って歌わされがちですもんねぇ。 里咲 そうですねぇ。ライブも回数を重ねるから喉にも負担がかかるし、「私はこの声で作りたい曲があるんだけどなぁ」と思っていたので、喉を壊したくなかったです。 ──グループにいると大変ですよねぇ。ちなみに、運営から社長になったのは何歳のときだったんですか? 里咲 21歳だったかなぁ。アイドルグループの運営のときに、いろんな人を外注で雇いまくっていたので、みんなが私を「社長」って呼ぶようになって。でも、税務署的には普通の個人事業主なんですよ、八百屋さんみたいな。 ──運営時代にはもう社長だったんですね! 社長としては、どんな苦労がありますか? 里咲 そうですね、いろいろと外注したり、演出で協力してもらったりはするんですけど、基本的には本当に一人でやってるんです。近年は活動の規模も大きくなってきて、テレビ局の収録に行くときも一人なんです。なので、逆にスタッフさんに心配かけちゃったりとか。他のタレントさんはマネジャーさんやレーベルの人と何人かで来るので……。 ──売れてる人って、ちょっとの出番でも「あなたの役割は何なの?」っていう人も引き連れてますもんね。 里咲 そうそう。なので、そういう世界でやっていこうと思ったときに、本当に一人だと、ちょっと楽屋の鍵を持っててもらうにも、ディレクターさんに頼んだりしなくちゃいけないんです。 ──私もよく一人で現場に入って、台本をその辺のスタッフさんに持っててもらったままなくなったりします。 里咲 そうそう! だから、やっぱり活動の規模を大きくするためと、現状で手が回らなくなってきた事務作業のために、誰かに助けて欲しいなぁって。それに、そろそろちょっと他の人の意見が欲しくなってきたんです。 ──と、言いますと? 里咲 今は手探りで始めたものを続けている状態なので、これからもっと続けていくために、相談できる人や会社が欲しいと思い始めたところなんです。なので、自分の会社もやりつつ、どこかのレーベルに委託することを今年は考えたいなぁ、と。今はそのレーベルを決めるために、いろんな会社さんと話しているところなんです。 ──そこもちゃんと見極めないといけないですよね。搾取されない、センスの有無、信頼の置ける……って考えると、だいぶなくなりますよね。 里咲 はい、だいぶなくなりますね……。怖いですね、慎重にやらないと。やっぱり世間からの見え方的にも、自分的にも、「社長をやってる」っていうのは変えたくないし、そこはもう株式会社にして……とか考えつつ。 ──しっかりしているなぁ! 里咲社長は、将来に不安とかはあるんですか?
里咲 不安と自信は半々です。もともとのんびりした性格で「なんとかなるでしょ」と思っちゃうタイプなんです。でも一人でやっていると、そんな私を律してくれる人がいないので、いざというときの対策を打てなくなっちゃう。なので、意識的に半分は不安を持つようにしています。 ──おお、なんだか実業家のセミナーを聞いているような気持ちになってきました。音楽以外で、今後チャレンジしてみたいジャンルはありますか? 里咲 うーん、やっぱり、とりあえず音楽で成功を収めたいです。私が作った曲をもっと他の人に歌ってもらいたいので、楽曲提供も増やしていけたらいいな。 ──自分の曲も作って、人の曲も作ったら忙しすぎませんか? 里咲 デモは毎日1曲ずつ作ってるんですよ。 ──1日1曲デモ作り!? 里咲 小・中学校からの習慣なんですよ。学校であったことを曲にするのは日記みたいなもので、今もフレーズを思いついたら、それで一曲書いてみたり。 ──あなたは天才なんですね……? 里咲さんについて行けば食いっぱぐれない気がしてきました、ちょっと事務所に雇ってくださいよ。私も搾取のないホワイト企業で働きたいです。私は今からでもCDーRを焼きますよ。お金だと思って焼きます(真顔)。 里咲 あはは! 会社が大きくなったらお願いします! ──では、最後に、今後の野望を教えてください! 里咲 今、1リリースで3,000枚くらいが限界なんですけど……。 ──3,000枚も売れてんのかい! 里咲 なので、3万枚いきたいんです。今はCDが売れない時代なので、3万枚とかで普通に売れてる人の枚数なんですよ。だから、お茶の間にもちゃんと届く曲を書いて売っていきたいです。 ──そのためにも、一つ大きな力を借りたい、と。 里咲 そうですね。今までは「自分一人でどこまでいけるか」っていうのが楽しかったし、開拓の余地もあったんですけど、もう、自分でやってテレビの仕事も取って、CDを3,000枚売って……けっこう来るとこまで来たんじゃないかと思って。だから、次はメジャーなところでやっていけたらいいな。今はちょうど岐路にいるんだと思います。 ──別に、今のやり方のままでも食べていけるじゃないですか。そこから変化をつけるのは、けっこう勇気がいることですよね。 里咲 現状維持でやっていけるタイプじゃないんです。常に一個上のところに挑戦していきたくて。 ──素敵! 良いレーベルが見つかって、清涼飲料水のCMとかで歌ってください! 今後も応援しています! 里咲 歌いたいですねぇ~。まずは3万枚目指して頑張ります! ありがとうございました! (取材・文=小明/撮影=宍戸留美) ●里咲りさ(さとさき・りさ) 1992年9月25日生まれ。アイドル、シンガーソングライター。愛称はしゃちょー。音楽レーベルフローエンタテイメント代表。女性アイドルグループ「少女閣下のインターナショナル」元運営兼メンバー。音楽ユニット「あ、ピンチ。」企画・プロデュース兼歌唱担当。群馬県出身。155cm。楽曲は自作曲中心で現在までに30曲以上発表し、楽曲提供も行っている。使用楽器はGivson Dove、Fender JazzMaster。 5/29 全国ツアー初日「里咲りさワンマン in 新宿ロフト!」 会場 新宿ロフト 開場19:00 開演19:45 チケット 前売り 2500円+1D (イープラスで販売中) http://www.loft-prj.co.jp/schedule/loft/63783 9/22 ZeppDiverCityTOKYOワンマンライブ 開場18:00 開演19:00 チケット4800円+1D(イープラスで販売中) ●ししど・るみ 1973年、福岡県生まれ。1990年にアイドルデビュー、18歳でフリーアイドルになり現在まで様々な分野で活動中! フランス、ドイツ等でもライブを行い音楽活動で高い評価を得ている。 【宍戸留美最新情報】 5/29(月)ワンマンライブin仙台 6/3(土)神戸イベント 6/4(日)大阪イベント 6/25(日)中野イベント 6/28(水)下北沢風知空知、ゲスト:姫乃たま 7/4(火)渋谷音楽イベント 7/16(日)藤沢ライブ 7/21(金)ワンマンライブin京都 7/22(土)ワンマンライブin大阪 7/23(日)大阪RunJunライブ 【27周年記念プロジェクト】 モーションギャラリーにてクラウドファンディング開始!石嶋由美子&福田裕彦のゴールデンコンビの楽曲を新たに再録予定!! https://motion-gallery.net/ 東京幻想曲集 発売中!

増田賢一氏と25年分の宍戸留美を撮りためた「東京幻想写真集」発売中!! 公式HP: http://rumi-shishido.com/ ブログ: http://lineblog.me/sundaliru/ Twitter: @RumiShishido ●あかり 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。『卑屈の国の格言録』(サイゾー)、『アイドル墜落日記 増量版』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/>シングル「君が笑う、それが僕のしあわせ」発売中。<http://www.cyzo.com/akr/>