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Channel: 日刊サイゾー
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チビッ子はトラウマ必至!? 中国「偽ポケモンGO」の古典妖怪がキモすぎる!!

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中国で「偽ポケモンGO」として最も人気のある「城市精霊GO」。世界中のメディアに報じられて有名になり、本家からの訴訟を恐れたためか、「城市精霊」と名前を変えた
 連日「ポケモンGO」報道に沸く日本だが、まだ配信されていない中国では早速「偽ポケモンGO」が複数登場し、話題となっている。 「捜狐網」(7月23日付)によると、中国では米国で「ポケモンGO」がリリースされた約1週間後に偽物と思われるアプリ「城市精霊GO(都会でモンスターGO)」が公開され、多くの中国の  若者がダウンロードしてプレイしているという。実際にプレイしたユーザーからは「モンスターの絵のタッチは日本のポケモンに似ているが、モンスター自体はオリジナリティーがあり、『ポケモンGO』と同じようにGPS機能を駆使してゲットできるので面白い」と評価の声が寄せられている。
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中国で話題となっている「山海経GO」。
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「山海経GO」の蛇女出現の様子。チビッ子はトラウマになりそうだ
 ここまでならよくあるパチモンアプリなのだが、中国ではそのクオリティーの低さから逆に話題となっている「偽ポケモンGO」も存在する。中国国内でのみダウンロードが可能なアプリ「山海経GO」だ。同アプリは「ポケモンGO」同様、GPS機能を使い、歩いてターゲットをゲットしていくのだが、オリジナルとの大きな違いは、捕まえる対象が妖怪だということだ。妖怪といっても、『妖怪ウォッチ』のようなアニメ画ではない。中国の古代書物に描かれた妖怪の絵が元になっている。モンスターボールの代わりに描かれているのは、孫悟空が頭にはめている金の輪「緊箍児(きんこじ)」だ……。
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やはりゲームになじんでいない中国の妖怪……
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思わず手で払いのけてしまいそうだ
 パチモンアプリの氾濫に関して、中国版Twitter「微博」には中国人ネットユーザーからさまざまな意見は寄せられたが、特に「山海経GO」に関しては、みんなあきれ返っているようだ。 「絵が気持ち悪い! こんな気持ち悪いモンスターいらない!」 「逆にここまでオリジナルからかけ離れていれば、任天堂も訴える気をなくすよ」 「俺は蛇女と首なし巨人をゲットしたぜ。蛇女は、あまりの気持ち悪さにスマホを落としそうになった」 「伝説のポケモンのようなレア妖怪もいるのかな。いずれにしても、こんなダサいアプリが世界に出回らなくてよかった」 「山海経」とはもともと中国古代の地理書で、中国各地に伝わる神話や妖怪の物語が記されている。数千年の時を超え、アプリゲームとして現代によみがえった山海経の妖怪たちだが、ここまで現代の中国人にけなされるとは思ってもみなかっただろう……。 (文=青山大樹)

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