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韓国最大のアダルトサイトがついに閉鎖!? 米国を味方につけた警察の捜査から逃れられるのか

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「ソラネット」より
 100万人にも及ぶ会員数を誇る韓国最大のアダルトサイト「ソラネット」(参照記事)が、閉鎖の危機を迎えている。以前から韓国の2ちゃんねる「イルベ」とともに“ネット上で最も厄介な存在”と、国家機関から目をつけられていたソラネットだが、今日まで海外にサーバーを置いて、URLを頻繁に変更しながら生き延びてきた。しかし、今回ばかりは難しいのかもしれない。  11月23日、カン・シンミョン警察庁長は国会で、「現在、捜査に着手しており、今回は根本的な解決のために、(サーバーが置かれている)アメリカ側と協議して、サイト自体の閉鎖を検討している。アメリカ側とも原則的な合意がなされている」と明かした。これまでとは違う、本格的な捜査が入る見通しだ。  それに対して、ソラネットの運営者は真っ向から反発。「最近になって、ソラネットに対する弾圧が強化されています。21世紀の民主主義社会において、成人たちの見る権利と知る権利を奪おうとする、時代錯誤なことが起こっています」と書き出された、運営者のメール文を要約しよう。 「一部の急進的なフェミニストたちによって始まったソラネット反対運動が、ソラネット会員を人間以下の存在に追いやっています。ソラネットに関する記事を見た会員の皆様は、コメントを通じて成人たちの権利を堂々と主張してください。ソラネットは、アメリカの法律と成人物に関連する国際法を厳格に遵守して運営されています」  ソラネットと韓国警察は、これまでも激しく激突している。2004年、警察はソラネットに対する大々的な捜査を行い、運営者やバナー広告業者などを多数検挙した。しかし、当時のソラネットのサーバーは日本にあり、警察はサイトを完全閉鎖に追い込むことができなかった。サーバーはその数カ月後、アメリカへと移され、ソラネットは見事に復活。ソラネット側の勝利といえるだろう。    そんな過去の勝利を誇るかのように、ソラネット運営者はあくまで徹底抗戦を宣言したが、やはり状況は厳しいといわざるを得ない。「国際法を遵守している」と主張しているが、実際に同サイト上にはエロ動画だけでなく、盗撮したと思われる写真や性売買情報まで掲載されている。最近、ソラネットに「酒を飲んで意識を失った女がいるから早く来い」というコメントと写真がアップされたのだが、会員たちは一斉に性的なイタズラを要求するコメント書き込んでおり、“性犯罪の温床”といわれてしまうのも無理もないようだが……。  警察は今年5月、ソラネットにエロ動画を600件アップした37歳の男をはじめ、ソラネット会員8人を立件するなど、本気の姿勢を見せている。今後、運営者に捜査のメスが入ることは確実だろう。当局が過去の教訓を生かして、サーバーが置かれたアメリカとも連携するとなれば、今度こそ完全閉鎖となるかもしれない。    はたして、ソラネットは警察の捜査から逃げ切れるのだろうか? アクセス制限するしかなく、“治外法権”とされる海外サーバーに、当局がどう立ち向かうか注目したい。

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